日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2016年9月30日 【バイク】「親ガメ号」(CB1300SF/SC54)がやってきた

2016-10-11 20:04:00 | バイク・自転車
 この夏、YBR125(FI)を売却して、バイク屋を何軒も回って逡巡した挙句CB750(RC42)を購入したわけです。そしたら、こともあろうに「CB好きですよね?友人がお友達価格で譲ってくれるって!欲しいでしょ?(^o^)」とのオファーを戴き、買ったばかりなのにウッカリ現車を見に神戸まで行ってしまい、後付け装備の充実ぶりと走行距離の少なさ、そして全体のコンディションの良さにフラフラと…早く言ってよもう!しかし125からいきなり排気量10倍はムリだったでしょう。

 …と言うことでやってきました、CB1300SF(SC54)、SF=Super Fourです。運送業者と調整して出勤前の早い時間に配達して貰いました。車庫前の路上に降ろして貰い受取チェックのためエンジン始動、マフラーが変えてあるのでド迫力。押して歩くと重い…CB750(RC42)が235kgだったかな?それより40kgくらいは重いので燃料満タンにすると300kgを超えるはず。そりゃ白バイ隊員から苦情が出るわけです。

 実質ワンオーナーな本車、2006年式、約20,000km (当時のプレスリリース)
・ABS
・ビキニカウル
・グリップヒーター
・ハンドルカバー(写真外)
・若干アップハンドル化?
・アマチュア無線機(八重洲FTM-10S)+ナンバープレート基台+アンテナ
・ナビ(SONY)+シガープラグ取り出し
・サイドカバー交換?(純正2008年式以降)
・バックステップ
・マフラー(モリワキ、特注チューニング)
・ショートサイレンサー(写真外)
・輸出仕様フルパワー化
・フェンダーレスキット(カーボン?フェンダー)
・チェーンカバー(カーボン?)
・トップケース
・リムラインテープ

…と、好みはあれどまぁフル装備なわけで、手を入れる必要はない。山道をグイグイ乗りこなせるとも思えないし、ロングツーリングバイクとして来年はフェリーに積み込んで走ろうと思います。逆にCB750は日帰りツーリング中心にするでしょうね。乗り分ける時間を作らなくっちゃ。

 ちなみに本車、愛称は「親ガメ号」に決定。今月はじめに譲って頂いたSDH125(e-Storm)とそっくりのカラーリングなんで「親ガメ・子ガメ」と言うわけです。話の順序からすると本車の入手が決まり、SDH125と並べて写真を撮りたいなとオーナーに話をしたら譲っていただけることになったのが真相。いずれ「親子ツーショット」を披露できるでしょう。

 何はともあれ、本車の入手に際し取次ぎやアドバイスいただいた諸氏に厚く御礼申し上げます。おかげで泥沼だぜ、どーしてくれるんだ!(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【映画】聲(こえ)の形

2016-10-11 06:01:53 | 本・映画・展覧会
 よく立ち読みする漫画誌に連載されていながら、テーマの重さに読み飛ばしがちだったのが本作。シビアな内容を綺麗なアニメーションでどう表現するのか確かめたくて足を運んだ。

 小学校時代、転向してきた耳の聞こえない少女をからかっていた少年と周囲の友達。もちろん「からかい」ではなく「いじめ」と知られるところになり、男の子自身が爪弾きに遇い、以降「ぼっち」な日々を送ることになる。月日は流れ高校になった男の子は、偶然その少女と再会する。あんなことがあったからか手話を覚えていた少年は謝罪するのか、少女はどう対するのか。そして衝撃的な事件が起こり、2人の人生はさらに変わってゆく…

 予想通り、アニメーションだとリアルで見てるのツラい部分が多かった。いたたまれない。でもきっと、これって現実にある話。今どきのイジメってこんなモンじゃ済まないのかもしれない。おぞましい。誰もが持ってるちょっとした悪戯心や僅かな悪意がとんでもなく増殖して誰かを傷つけそして自分に返ってくる(かも知れない)。主人公はじめ登場する女の子たちに可愛い容貌が多い分、行為とのギャップが刺さってくる。耳が聞こえないというのはたまたまのきっかけであって、本作のテーマはいじめと友情なのだろう。

 主人公にヒーローもヒロインもいない。皆ひとつは良い点がある反面、心に醜い部分がある。メインキャストの男女ふたりだってそう。そう書くと「いじめられる側にも責任はある」なんて加害者擁護に聞えてしまいそうだけど。アニメではよく登場人物人気投票なんてやるけど、本作に関しては「どいつもこいつもなぁ」と言う印象。それでもヒロインの少女が一番なんだろうけど(個人的にはツンデレな女の子が、性格悪そうで実は一番素直でマシじゃないかと思う)。

 監督・山田尚子、脚本・吉田玲子という「けいおん!」から続く黄金コンビ、従来の京アニ(京都アニメーション)シリーズとはキャラクターデザインだが安定した作画陣によるしっかりとした絵で、季節の移ろう中での出来事や人物の成長が感じられた。あからさまなハッピーエンドではないが、将来の展望が開ける終わり方で良かった。日本語字幕版を見たのも新鮮だった。あぁこういう風に現されるのかって。

 2016年9月29日 川崎・チネチッタにて
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする