太平洋の島々、どこへ行こうかと検討した中にはナウル共和国の名前もあった。が、戦跡第一にしたのでマリアナとかマーシャルの優先度が高かった次第。そのナウルについて書かれた本は多くない。本書は絵本ちっくにナウルの紹介をした本。巻末に最新(と言っても2013年だったかな?)情報とナウルに行った旅人たちの座談会の内容が収められており、ちょっとしたガイドブックとしても使える。
要するにナウルってのは鳥の糞でできた燐鉱石で金持ちになったは良いが国民は堕落し、資源の枯渇に真剣に取り組まなかった挙句いまでは破綻寸前の国家ってことだ…ひでぇ。ただ、この国は燐鉱石での儲けを一部特権階級が独占したわけでなく、割と国民に等しく還元したんだそうで。それじゃ国民は働かなくなりますわね。いま島で働いているのは周辺の島国から来た人とか台湾系の人々らしい。国家が破綻しようが人々は生活態度を改めない、南の島はそれでも生きてゆけてしまうのだろう。
夏の旅行の帰りの飛行機がポンペイに寄ったとき、ナウル航空の機体をみた。ナウルからマジュロ、ポンペイ、グアムと飛ぶ空路を開設中だがポンペイ~グアム間が未認可なのだと。就航すればグアム経由でナウルってルートもできる。いやー、オーストラリアに吸収合併される(マジで可能性があるんだとか)前に行っておきたいッス。
2017年8月25日 通勤電車車中にて読了
要するにナウルってのは鳥の糞でできた燐鉱石で金持ちになったは良いが国民は堕落し、資源の枯渇に真剣に取り組まなかった挙句いまでは破綻寸前の国家ってことだ…ひでぇ。ただ、この国は燐鉱石での儲けを一部特権階級が独占したわけでなく、割と国民に等しく還元したんだそうで。それじゃ国民は働かなくなりますわね。いま島で働いているのは周辺の島国から来た人とか台湾系の人々らしい。国家が破綻しようが人々は生活態度を改めない、南の島はそれでも生きてゆけてしまうのだろう。
夏の旅行の帰りの飛行機がポンペイに寄ったとき、ナウル航空の機体をみた。ナウルからマジュロ、ポンペイ、グアムと飛ぶ空路を開設中だがポンペイ~グアム間が未認可なのだと。就航すればグアム経由でナウルってルートもできる。いやー、オーストラリアに吸収合併される(マジで可能性があるんだとか)前に行っておきたいッス。
2017年8月25日 通勤電車車中にて読了