日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】アホウドリの糞でできた国

2017-09-08 19:55:24 | 本・映画・展覧会
 太平洋の島々、どこへ行こうかと検討した中にはナウル共和国の名前もあった。が、戦跡第一にしたのでマリアナとかマーシャルの優先度が高かった次第。そのナウルについて書かれた本は多くない。本書は絵本ちっくにナウルの紹介をした本。巻末に最新(と言っても2013年だったかな?)情報とナウルに行った旅人たちの座談会の内容が収められており、ちょっとしたガイドブックとしても使える。

 要するにナウルってのは鳥の糞でできた燐鉱石で金持ちになったは良いが国民は堕落し、資源の枯渇に真剣に取り組まなかった挙句いまでは破綻寸前の国家ってことだ…ひでぇ。ただ、この国は燐鉱石での儲けを一部特権階級が独占したわけでなく、割と国民に等しく還元したんだそうで。それじゃ国民は働かなくなりますわね。いま島で働いているのは周辺の島国から来た人とか台湾系の人々らしい。国家が破綻しようが人々は生活態度を改めない、南の島はそれでも生きてゆけてしまうのだろう。

 夏の旅行の帰りの飛行機がポンペイに寄ったとき、ナウル航空の機体をみた。ナウルからマジュロ、ポンペイ、グアムと飛ぶ空路を開設中だがポンペイ~グアム間が未認可なのだと。就航すればグアム経由でナウルってルートもできる。いやー、オーストラリアに吸収合併される(マジで可能性があるんだとか)前に行っておきたいッス。

 2017年8月25日 通勤電車車中にて読了
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2017年8月26日 【旅行】岐阜のお食事列車を訪ねて(その4・長良川鉄道「ながら」編)

2017-09-08 06:56:14 | 旅行・ハイク&ウォーク
 養老鉄道「薬膳列車」、樽見鉄道「薬草列車」、明知鉄道「寒天列車」と岐阜の3私鉄で個性あるお食事列車に乗ってきましたが、そこに加わったニューフェイス・長良川鉄道「ながら」に乗る機会がようやくやってきました。なかなか週末にチケットが取れなかったのです。

 格安企画券「ぷらっと」利用のため始発の「こだま631号」グリーン車で名古屋へ。在来線特急「ひだ」に乗り換え美濃太田へ。そう言えばこの列車のキハ85系もそろそろ30年選手で結構なお年。いよいよ置き換え車両の製作が始まるようです。岐阜で大阪からの編成と併結しましたが、まだ関が原を越える昼行特急が残っていたんですね…なくなったのは「しなの」だけでしたか。

 美濃太田で長良川鉄道に乗り換え、いよいよ「ながら」に乗車します。個人的にはあちこちで乗った「水戸岡デザイン」ですが、ローカル線の駅にぽつんと停まっていると存在感があります。内装も然り、普通の乗客なら思わず「わぁっ」っと歓声を上げてしまうでしょう。良く観ると「ななつ星」では木だったところがプリントになっていたり、雰囲気を壊さずコストダウンした苦労が垣間見えます。仕方のないことです。2両編成のうち1両は食事なし、ボックスシート主体でこちらなら気軽に乗れるでしょう。

 ですが、この列車で食事をとらないのは勿体無い!乗った後なので言えます。「ななつ星」は別格として、これまで各地で走る「お食事列車」には色々と乗って来ましたが、「ながら」の料理レベルは屈指を誇ると褒めて差し支えないでしょう。しょせんは車外調整の弁当積み込み、なのですが彩り、味、量とも十分なものと感じました。ただし日本酒用のガラス猪口は重くて据わりは良いが量が入らず、けっこう揺れる車内で何度も注ぐのは面倒くさかったので改善して欲しいところです。

 郡上八幡に到着、お食事車両はここで切り離し、座席のみ車両はそのまま北上してゆきます。車両を移動して全線乗車を目論むか、郡上八幡の町歩きを楽しむか。今回は後者を選択しました。車内で配られた引き換えクーポンつきマップを片手に町並みを眺めながら散策、地ビールや飛騨牛コロッケ、和菓子に地酒。十分です。旧八幡役場と資料館を見学しました。

 帰りはちょっとしたハプニングがありましたが何とか挽回、三重県松阪まで行って泊まりました。

 ホテルAU松阪
コメント (2)
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