4作シリーズの第2作。今回の登場(搭乗)機はF-4FJファントムではなく、架空の機体「FSX-90」となる。もちろんコードネームは日本のFS-X計画を意識し、文中で表現される機体はF-2に似ていると言って差し支えないだろう。主人公「ジーク(ZEEK)」こと那須野治郎は開発途中のこの機体を駆り単機、北朝鮮の核工場精密爆撃を遂行するが、そこには二重三重の罠があった…
読めばワクワクすること間違いないが、飛行機とりわけ軍用機に関する知識があれば物語はよりリアルに迫ってくる。機動もだが、ミサイルに関する記述が細かく唸らされる。戦闘機パイロットって大変なのね…それにしても国家間の謀略のおぞましさよ、フィクションを超えた現実がありそうだ。原作は1980年代末頃なので、その頃の防衛計画とか世界情勢を思い出しながら読むことが必要。
2017年8月17日 通勤電車車中にて読了
読めばワクワクすること間違いないが、飛行機とりわけ軍用機に関する知識があれば物語はよりリアルに迫ってくる。機動もだが、ミサイルに関する記述が細かく唸らされる。戦闘機パイロットって大変なのね…それにしても国家間の謀略のおぞましさよ、フィクションを超えた現実がありそうだ。原作は1980年代末頃なので、その頃の防衛計画とか世界情勢を思い出しながら読むことが必要。
2017年8月17日 通勤電車車中にて読了