日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】税所篤快著 「前へ ! 前へ ! 前へ ! ― 足立区の落ちこぼれが、バングラデシュでおこした奇跡。」(木楽舎)

2017-09-13 20:50:23 | 本・映画・展覧会
 タイトルに偽りあり!とは言い過ぎか。著者は進学校での落ちこぼれかもしれないが、決して区内での落ちこぼれではない。でなければ一念発起して塾に通ったくらいで早稲田大学に合格できるもんかね。そもそも進学校に合格できるもんかね。そして学業では落ちこぼれたかもしれないが、類い稀な行動力で仲間を、先達を、重鎮を巻き込んで事業を成し遂げた。少なくとも本書を書いた時点で著者は決して人生の落ちこぼれではない。なのでヤンキーや引き篭りが大逆転!と言うストーリーを期待すると大外れとなる。

 サブタイトルはさておき、本書は大学在学中にとあるきっかけでグラミン銀行の活動とユヌス博士を知った著者が、自分も何かやってみたいと友人と共同でバングラデシュに向かい、貧しい農村の高校生に向けたDVDによる遠隔授業プロジェクトを実現させるまでの物語。気になる点は多々あるものの、若さ+バカさ故の行動力には感心以外ない。遠回りしたり、間違えて人に迷惑をかけたり、病気で倒れたり、色々あるけど見事に実績(受講した高校生の過半数が首都ダッカの有名大学に合格)をあげたのだから、結果オーライでは流しきれないとしても多少のトラブルは許されるのかなと思う。

 著者の試みがその後どれほど拡大し根付いたか、著者の手を離れて現地のスタッフに委ねられたかで、著者の行動の成果が一過性のものだったのか「改革」の口火だったのかが判るはずだが、どうだろうか。有能な人材が育つことは国益にも適うはずだから、国の事業となれば万々歳な気がするが、そうはゆかない事情でもあるのか。「後日談」を読んでみたい。

 2017年8月29日 自宅にて読了
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2017年8月29日 【仕事】夏の終わりの屋形船

2017-09-13 06:48:43 | 仕事
 会社関係の方から屋形船の招待券が当ったからとお誘いを受け(注:接待ではないです)、久しぶりに乗ってきた。桜木町駅近くの船着場(写真)を出航、平日のためかピークを過ぎたのか乗客は多くなく、10人ほどのグループ、4人連れ、そして我々の3組。そこそこの混み具合で丁度よい。ガラガラでも淋しいですからね。

 動き始めてすぐに停船、お食事開始。枝豆、鶏唐揚、刺盛、金目煮付、船内揚げの天麩羅、冷やしうどん、西瓜、以上だっけな?同行者があまり食べず殆ど自分が食べたので超満腹…勿体無くて残せない性格も考えものだ。そのぶん、飲み放題だがアルコールは控え目に。

 1時間近く停船して食事が済む頃エンジンが掛かって発進、みなとみらい地区から海上保安庁桟橋を回りこんで山下公園、大桟橋まで回遊。水面近くから見上げる「ロイヤルウイング」と「氷川丸」は何れも大きく感じられ、特に「ロイヤル」はベテラン船のため早めに乗ってみようと改めて思ったのだった。港内遊覧の「マリーンルージュ」「マリーンシャトル」等を含めどの船も綺麗に電飾が施され港内の景色は華やか。夜の遊覧もまた楽し。

 きっかり2時間の遊覧を終えて下船、お礼に野毛あたりで一杯奢らせて頂こうと思っていたが猛烈に眠くなり、申し訳ないが「食い逃げ」とさせて頂いた。

 本日の屋形船:すずよし
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