自家用パイロットから送られてきた読み物もこれが最後。自衛隊モノって多いんだねぇ…
多国籍軍の一員としてソマリアに派遣された陸自隊員たちが部族衝突に巻き込まれ、「交戦」を余儀なくさせられる。むろん無傷ではすまず、隊員も次々と命を落としてゆく。僅か数名とは言え自衛隊始まって以来の交戦の展開は、そして結末と事後処理は?
専守防衛とか人道的支援とか、美しい言葉で現実は処理しきれない。どれほど真剣に訓練を重ねても、一回の戦闘で自信は打ち砕かれる。各地のPKOから帰任した隊員にPTSD発症者が少なくないことは周知の通り。発砲しない活動でもそうなのに、もし本格的な交戦を経験したらどうなるのか。
改憲の是非もさりながら、自衛隊とは何かを感情論でなくきちんと議論すべきだと思うのだが、日本人ってそれができないんだよね。
2017年8月31日 浜松からの東海道線車中にて読了
多国籍軍の一員としてソマリアに派遣された陸自隊員たちが部族衝突に巻き込まれ、「交戦」を余儀なくさせられる。むろん無傷ではすまず、隊員も次々と命を落としてゆく。僅か数名とは言え自衛隊始まって以来の交戦の展開は、そして結末と事後処理は?
専守防衛とか人道的支援とか、美しい言葉で現実は処理しきれない。どれほど真剣に訓練を重ねても、一回の戦闘で自信は打ち砕かれる。各地のPKOから帰任した隊員にPTSD発症者が少なくないことは周知の通り。発砲しない活動でもそうなのに、もし本格的な交戦を経験したらどうなるのか。
改憲の是非もさりながら、自衛隊とは何かを感情論でなくきちんと議論すべきだと思うのだが、日本人ってそれができないんだよね。
2017年8月31日 浜松からの東海道線車中にて読了