日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

(Live)井上 鑑

2017-09-28 19:54:49 | 音楽、ギター、カラオケ
井上 鑑(Pf/Key/Vo)
今剛(G)
山木秀夫(Dr)
金子飛鳥(Vln)
David Rhodes(G)
John Giblin(B)
☆(Vo)やまがたすみこ
☆(Per)三沢またろう

☆:Special Guest

 いわゆるスターではないが、その筋のファンにとっては著名なアーティストって居ますよね。音楽に限らず。今夜のプレイヤーはそんな人たち。メインの井上鑑(あきら)さんは一度聴いてみたいと思っていたヒト。ドラムの山木さん、ギターの「仙人」今さんは井上陽水のコンサートで何度も聴いたっけな。そんな大御所と言うかレジェンドと言うかによるステージ、豪華列車ツアーで行った長野から戻ったその足で会場入り。数年ぶりに会う、パン職人の友人を誘って参戦です。土日の前売りが好評で、本日は後から設定された追加公演。

 いかにこの人を識らないかをさらけ出して恥ずかしいのだけど、井上さんって「鍵盤のヒト」ってイメージが強くて、歌うシーンは想像できません。だけど2セットのステージはほぼ全曲が歌モノ、そこに渋い演奏が加って。スタジオミュージシャンのセッションバンドの想像は全く間違いでした。歌声は温かみがあってシブ過ぎずって感じ。今日は先日のLUCAより更にポジションが良く、最前列しかも今さんのド真ん前、僅か2m先でレジェンドがマンドリンを、お馴染みミントグリーンのギターを弾いてます。PA通さなくても弦の音、地声が聞こえるほど♪金子さんのバイオリンとはツインギターのように絡むけど、今日は超人的ソロはありませんでした。さりげなく良い音なんですよね、ううん。

 これがSONARの音なのか、いや、山木さんだからでしょうか。登場1曲目から深みのあるドーンと言う音、特にバスやフロアの音がイイです。あ、ちょっとこの叩き方は「氷の世界」のアレンジで聴いた雰囲気に似てるとか思ったり。遠かったのでスティックワークなどは見えず、ひたすらPAからの音を追いかけていました。速く細かくと、ゆったり深くとのコントラストが素晴らしい。SONARは反応が鈍めで細かな音出しには向かないなんて読んだことがありますが、そんな気配は微塵も感じさせないのは当たり前か。

 井上さんは日本を英国とを往復する「二重生活」らしいのだけど、向こうでの頼れるミュージシャン2名が参加、シンプルだけどイイ感じで音を出し、これ見よがしでないところが良いなぁと思って聴いてたんですが、終演後に友人は「やっぱイギリス人は感性が違うな、合わないワ」と。どうしてそう感じられるの!?やっぱお前スゲーわ。

 せっかくのメンバーなんでインストナンバーを聴いてみたかったんですが、そこは会場で彼等のセッションアルバム「井山大今」を買って帰宅して聴き直すことにして(井上さんと山木さんに盤面サイン貰った♪今さんは楽屋から出てこず貰い損ねた)、ひとしきり友人と近況報告などして解散しました。

 2017年9月11日 目黒・Blues Alley Japanにて
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2017年9月10日 【旅行】ハイグレード列車「和(なごみ)」で行く長野ツアー(1)

2017-09-28 06:21:11 | 旅行・ハイク&ウォーク
 うーん、きのう勝沼へ行ったのに今日も中央本線に乗るとは。だが仕方ない、滅多に走らない車両に乗れるツアーを見つけてしまったのだ。今日のお目当ては「和(なごみ)」と名付けられたE655系グレードアップ列車。時には中間にお召し専用車両を挟み込んで運転される「お召し用電車」でもある。故に運転頻度は極めて低く年に数回。今回は「信州デスティネーションキャンペーン」の一環でツアー列車が仕立てられた次第。ツアーは好きじゃないが、なかなか乗る機会がないため仕方ない。

 新宿駅に集合、さっそく乗り込む。床はカーペット敷きのため静か。座席は1+2配列の全車グリーン車、1両だけ革張り車両があり、そちらにも座る幸運を得た。各シートには10インチモニタが装備され、NHKテレビのほか前方後方のカメラで車窓も見られる。10時4分発車、運転頻度の低い列車のため沿線のカメラマンの数がすごい。ツアーは大阪・名古屋・東京発で、関西からの年配の参加者が大声でひっきりなしにまくしたて、静かなグリーン車の空気を乱す。添乗員に文句を言ったら車両を替えてくれた。他の参加者とのコミュニケーションはツアーの楽しみかもしれないが、場所と頻度をわきまえて頂きたい。添乗員氏も車内の様子に目配りして頂きたいものだ。

 車内で配られた弁当はちょっと豪華な幕の内、乗車証明書と共に日付まで入った特製のものでよい記念になる(写真)。こんなの「サロンカー紀伊」以来かな。何と車内販売まで乗って営業している。E655系グッズに期待したが、絵葉書セットしか欲しい物はなかった。快晴の山々を眺めたり弁当をパクついたり車販の生ビール(!)を飲んだりしているうちに時間は過ぎ、13時ちょうどに松本着。良い経験をした。

 松本での自由時間はアルピコ交通の萌えキャラ電車で新島々まで行き、さらにバスに乗って少しの竜島温泉に入った。昨日に続いて温泉、気持ち良し。折り返しての帰り電車を新村で下車、元東急5000系を眺める。色褪せているが実車を残してくれているだけで有難いと思わなければならないか。

 松本から普通電車で長野へ向かうが姨捨で下車、夜景見物とスイッチバック体験。丁度しなの鉄道の観光列車「ろくもん」が来ており、夜に浮かび上がるウッディな車内が羨ましかった。遅い夕食は宿泊先の宴会場で。

 ホテルJALシティ長野 泊
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