日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【本】吉村 昭著 「赤い人」(講談社文庫)

2020-03-17 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 少し前に読んだ「間宮林蔵」から、昔の北海道に関連で本書に辿り着いた。最近の読書は大抵、テーマつながりもしくは著者つながりです。全く新しいジャンルの、全く知らない著者の本に手を出すのは勇気が要ります。

 北海道の交通インフラは囚人による過酷な労役の産物であると知ってはいたが、これほどとは。そして、これほど多くの囚人がその過程で亡くなっていたとは。吉村昭の作品の多くは事実を徹底的に調べ上げた上でのフィクションだから、本書の内容も概ねその通りだったのではないか。フィクションなのは人々の動く様子や会話であり、示された数字は史実だと思う。

 当時の囚人労役がいかに過酷だったか、国が囚人を使い捨ての労力としてしか見ていなかったことが良く解る。そして北海道がどれほど未開の地であり、アイヌたちとの意思疎通もままならぬことがあったかも。

 次に北海道に行って道路を走ることがあれば、少しは開削された頃に思いを馳せてみようと思う。

 2020年3月4日 自宅にて読了
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2020年3月3日 【ギター】ちょっとしたボディリペア

2020-03-17 06:00:00 | 音楽、ギター、カラオケ
 ギターを弾くのに欠かせないアクセサリがストラップ。私も使ってます。

 ストラップとは、ギターを吊るベルト。2点支持で、片方はボディの底あたり。もう一方は2パターンあって、ボディが重く激しい動きの多いエレキはボディの反対の端あたり、アコースティックギター(鉄弦)はボディから伸びた棒(ネック)の先端部(ヘッド)あたりに支点を取ることが多い。なのだけど、私は吊った感じや見てくれを追求した結果、エレキ同様の吊り方をしている。

 アコギでこの吊り方をしようとすると、ストラップを付ける金具が付いていないため後付けしなければならない。金具は簡単に手に入り、木ネジ一本でボディに留める。このネジ孔が拡がり、木ネジが効かなくなってしまった。3mmくらいの細いネジ1本では無理なのかもしれない。

 今回、ここの補修を木工は本職の友人にお願いした。具体的には、拡がった孔に「ダボ」(木棒)を打ち込んで一旦埋め、そこへ改めてねじ込む。直径数mm、長さ10mm程度の木辺だが、やはりプロにやって貰いたい。綺麗に仕上がり、またストラップで吊って弾けるようになった。作業ありがとうございました。
コメント (2)
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