前作が面白かったので続けて読んだが、本作はタイトル負けと言うかピンぼけの印象。タイトルから読者は本書に何を期待するだろう?シニアならではの島旅の楽しさ、そのための情報収集、旅のヒントなどなのではないか。本書がその期待に応えているとは言い難く、企画倒れの感がある。
・時間に余裕のあるシニアならではの、島に滞在する楽しさや島での過ごし方
→地元の人と話したい人、一人の旅時間を過ごしたい人と色々あり、一括りにはできない
・フトコロに余裕のあるシニアならではの、ちょっとリッチな島旅
→バックパッカーあがりの著者には書けない
・時間は掛かるが節約できる旅のヒント
→LCCばかり書かないで夜行バスや企画きっぷも取り上げるべき
・島旅の持ち物
→「お任せの旅」に慣れ切ったシニアトラベラーへの注意
・島旅のプランニング
→少し触れられているが、港へのアクセス、船便、ダイヤの調べ方、情報源など
・予約のノウハウ
→予約できるとこ、できないとこ、注意する季節や時期(祭り等)
著者が初めて島旅をしたのは'70年代前半、多少の想い出語りは許されても、それは添え物でなければならない。経験の豊富さが慣れとなり習い性となっているであろう著者は、エキスパート過ぎて「素人向け」の本は書けないのかもしれない。
2022年4月10日 NH388便(米子→羽田)機内にて読了
・時間に余裕のあるシニアならではの、島に滞在する楽しさや島での過ごし方
→地元の人と話したい人、一人の旅時間を過ごしたい人と色々あり、一括りにはできない
・フトコロに余裕のあるシニアならではの、ちょっとリッチな島旅
→バックパッカーあがりの著者には書けない
・時間は掛かるが節約できる旅のヒント
→LCCばかり書かないで夜行バスや企画きっぷも取り上げるべき
・島旅の持ち物
→「お任せの旅」に慣れ切ったシニアトラベラーへの注意
・島旅のプランニング
→少し触れられているが、港へのアクセス、船便、ダイヤの調べ方、情報源など
・予約のノウハウ
→予約できるとこ、できないとこ、注意する季節や時期(祭り等)
著者が初めて島旅をしたのは'70年代前半、多少の想い出語りは許されても、それは添え物でなければならない。経験の豊富さが慣れとなり習い性となっているであろう著者は、エキスパート過ぎて「素人向け」の本は書けないのかもしれない。
2022年4月10日 NH388便(米子→羽田)機内にて読了