これまで読んできた著者の他書とは異なり、幾つかのジャンルにおける高名な方々との対談集。もちろん、対談のテーマは格差社会がメイン。対談の相手は、門倉貴史、本田由紀、香山リカ、森永卓郎、阿部真大、大久保幸夫、篠田信幸、 雨宮処凛、米山公啓、小倉千加子、橘木俊詔。各対談ごとに、少々のデータが掲載されるところは著者らしい。
当たり前化もしれないが、著者の考えを真っ向から否定する対談相手などいない。「そもそも今の日本に格差など存在しないのです」なんて言い切る人とバトったら面白いんだが。対談は追認や補足を得るための場で、出来レースと言ったら失礼か。もちろん、日本の社会が良くない状況を加速化させているという著者の基本認識に異論はない。
2022年4月7日 自宅にて読了
当たり前化もしれないが、著者の考えを真っ向から否定する対談相手などいない。「そもそも今の日本に格差など存在しないのです」なんて言い切る人とバトったら面白いんだが。対談は追認や補足を得るための場で、出来レースと言ったら失礼か。もちろん、日本の社会が良くない状況を加速化させているという著者の基本認識に異論はない。
2022年4月7日 自宅にて読了