日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】豊田有恒著 「世界史の中の石見銀山」(祥伝社新書)

2022-04-13 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 次の週末は石見銀山へ行くことに決め、慌てて関連する本を借りてみた。

 石見銀山史より、大航海時代における西欧とくにポルトガルとスペインの動向についての記述が詳しく、それはそれで理解に必要なのだろうが、何となく肩透かしを喰った感じ。

 とは言え、大久保長安と言う石見銀山発展の立役者が実は裏で相当にピンハネして私財を溜め込んだワルだったとか、その一族が忽然と没落し消えたとか、ちょっと興味深い話もあり、やはり行く前に読んで良かったと思えた。もう一冊くらい、別の視点からの本も読むべきだったが、戻ってから「振り返り」で読むのも面白いかもしれない。

 2022年4月6日 自宅にて読了
コメント
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