新型コロナが流行り始めた頃、GWの旅行にアフリカへ行こうと計画していた。行ってない国は山ほどあるが、東南部で英語が共通語となっている国を候補に幾つかプランを組み、その中にルワンダもあった。
多くの日本人の御多分に漏れず、ルワンダと言えば大虐殺、「ホテル・ルワンダ」しか知らない(あの映画は大評判だったのに、その後ミソを付けちゃったようだ)。ところが図書館蔵書を検索すると、ユニークな行動をしている日本人女性がいらっしゃるではないか。こういう大胆なことって、たいてい女性がするよね。一般的に女性の方が、思い切りが良いのだと思う。と言うことで、借りてみた。大人気図書で1年くらい待ったかな。
内容はタイトルの通り。高スペックらしい著者が、モーレツ社員(リクルート社)に疲れ退職、バツイチになり、そして思い立ったのが、会社時代の先輩夫婦が居るルワンダでのレストラン経営。バイト経験はあっても飲食店経営の経験はない。他の接客業の経験もない。それで始められるって度胸が凄い。普通は「そんなの無謀だよ、できっこない」って言っちゃう思っちゃう。
なので、店員として採用したルワンダ人(何族かは不明)の気質とか、そのほかの商売人の態度とか、電気水道と言ったインフラ整備状況とか、全くルワンダと関係ないことはないけれど、彼女に縁があってルワンダで店を開くことになっただけで、元々ルワンダ愛があったわけではない(商売を始め5年以上すぎた今ではあるかもしれない)。
ただ、ルワンダに連れて来られた子供のことを考えると、親の行動として良かったのかは疑問に思う。全く環境で暮らし、様々な人種の同級生と過ごす経験は貴重ではあるが、未就学時期からの成長期の過ごし方として適当なのだろうか。正解はないのだけど、この点は親のエゴに付き合わされて気の毒に思ってしまった。
ルワンダへ行く日が来たら、ぜひキガリにある著者の店「ASIAN KITCHEN」を訪れてみたい。
2022年4月13日 自宅にて読了
多くの日本人の御多分に漏れず、ルワンダと言えば大虐殺、「ホテル・ルワンダ」しか知らない(あの映画は大評判だったのに、その後ミソを付けちゃったようだ)。ところが図書館蔵書を検索すると、ユニークな行動をしている日本人女性がいらっしゃるではないか。こういう大胆なことって、たいてい女性がするよね。一般的に女性の方が、思い切りが良いのだと思う。と言うことで、借りてみた。大人気図書で1年くらい待ったかな。
内容はタイトルの通り。高スペックらしい著者が、モーレツ社員(リクルート社)に疲れ退職、バツイチになり、そして思い立ったのが、会社時代の先輩夫婦が居るルワンダでのレストラン経営。バイト経験はあっても飲食店経営の経験はない。他の接客業の経験もない。それで始められるって度胸が凄い。普通は「そんなの無謀だよ、できっこない」って言っちゃう思っちゃう。
なので、店員として採用したルワンダ人(何族かは不明)の気質とか、そのほかの商売人の態度とか、電気水道と言ったインフラ整備状況とか、全くルワンダと関係ないことはないけれど、彼女に縁があってルワンダで店を開くことになっただけで、元々ルワンダ愛があったわけではない(商売を始め5年以上すぎた今ではあるかもしれない)。
ただ、ルワンダに連れて来られた子供のことを考えると、親の行動として良かったのかは疑問に思う。全く環境で暮らし、様々な人種の同級生と過ごす経験は貴重ではあるが、未就学時期からの成長期の過ごし方として適当なのだろうか。正解はないのだけど、この点は親のエゴに付き合わされて気の毒に思ってしまった。
ルワンダへ行く日が来たら、ぜひキガリにある著者の店「ASIAN KITCHEN」を訪れてみたい。
2022年4月13日 自宅にて読了