アラスカを愛し、アラスカに逝った写真家・星野道夫氏はまた、優れたエッセイストでもあったと思う。と言いつつロクに読んでこなかったので、過去に読んだはずだが改めて借りてみた。
内容はアラスカ暮らしの日々のあれこれ、現地人だけでなくさまざまな知り合いとの交流も描かれており興味深いが、短編ごとのタイトルにエスキモーの言語にある、さまざまな状態の雪を表す言葉に感心させられた。言葉自体は著者のものではないが、短編の中身に相応しい単語を選ぶのは著者の力量であり、どれほどエスキモーの世界に通じていたかを示しているように思えた。
まだ数作、読みたい作品がある。
2022年4月24日 のぞみ242号車中にて読了
内容はアラスカ暮らしの日々のあれこれ、現地人だけでなくさまざまな知り合いとの交流も描かれており興味深いが、短編ごとのタイトルにエスキモーの言語にある、さまざまな状態の雪を表す言葉に感心させられた。言葉自体は著者のものではないが、短編の中身に相応しい単語を選ぶのは著者の力量であり、どれほどエスキモーの世界に通じていたかを示しているように思えた。
まだ数作、読みたい作品がある。
2022年4月24日 のぞみ242号車中にて読了