2022年4月28～5月7日 【バイク】GWは四国八十八か所めぐりpart2（６） 第65番～第69番、伊吹島

　5月4日、幸い今夜の宿も確保できたので遍路を再開した。友人一家には本当にお世話になりました。伊予(愛媛)最後の一寺を訪ね、いよいよ最後の一国、讃岐(香川)に入る。

（６５）三角寺
（６６）雲辺寺
（６７）大興寺
（６８）神恵院
（６９）観音寺

（離島―９）伊吹島
　今後の日程を考え今日は観音寺泊まりとしたので、夕方の時間を利用して「いりこ(煮干し)」で有名な伊吹島へ渡った。連絡船にバイクを積めるのに気付かず乗船したのは大失敗、島に着くと大半の乗客が港に泊めてあるカブやスクーターで猛然と旧坂を駆け上ってゆく。集落は港から登る斜面ほかあちこちに点在している。旧坂を喘ぎながら登り、伊吹島資料館を見学。古い漁具を中心に民俗資料や写真、文書が保存されていたが、もう少し保存＆展示方法を考えた方が良さそうだった。
　島の反対側へ旧坂を降り(写真)、海岸線に沿って旅客船の船着場まで戻ったが、道路沿いは延々といりこの加工場が並ぶ。今日は休みで閑散としていたが、操業日は活気に溢れていそうだ。家で伊吹島産いりこを常用しているため、余計にそう思うのかもしれない。寂れて高齢化にあえぐ離島とは異なり、この島にはまだまだ活気が残っているようだった。それでも学校生徒だけで1,000人おり、一時は日本一の人口密度と言われた往時からは比べるべくもないようではあるが。

　パークホテル観音寺 泊


　本日の参拝札所：5
　今回の通算参拝札所：12
　前回からの通算参拝札所：69
　本日の走行距離：154.7km
　今回の通算走行距離：617.4km
　前回からの通算走行距離：1,982.5km

2022年4月28～5月7日 【バイク】GWは四国八十八か所めぐりpart2（５） 大島(新居浜)、煙突山

　5月3日、今日は友人一家と新居浜沖の(ここにもある)大島を訪問。先日の滞在時にこの島へ行くことを話したところ、友人一家は行ったことがないと言うので一緒に行くことにしたのだ。

（離島ー８）大島(新居浜)
　我々の乗ったファーゴが新居浜市黒島港に近付くと、大島ゆきフェリーが入港した。ヤバい、間に合うか？港の駐車場に車を停めて急ぐ。家族連れは支度や移動に時間が掛かり、ギリギリの到着、乗船となってしまった。乗船時間は20分ほど、市営渡船のためか一人片道60円！(写真)
　到着すると無人の小屋からレンタサイクルを借り、5人で島内一周サイクリング。小学校低学年の子供は自分の自転車を持ってきたが、正解だった。地図はレンタサイクル屋にあった。ここの島周辺も水がとんでもなく綺麗で、護岸近くを泳いでいるチヌ(クロダイ)やクサフグの群れが良く見えた。
　一周10㎞ほどのコースは結構アップダウン激しく、パワーアシストなしのため押して登ることもしばしば。ソロではあり得ない、ファミリーならではのノンビリわいわいサイクリングも決して悪くはない。レンタサイクルはあったが島に飲食店はなく、昼休み明けの出航を待って新居浜に戻った。休日だけでも、港付近で売店営業する事業者を募ったらどうかな。

（観光）煙突山
　新居浜は、住友別子銅山の創業と共に発展してきたとして過言ではない。マイントピア別子以外にも産業遺産は数多く残されており、そのうちの一つが大煙突。周辺の道路からハイキングコースで上れるため、登ってみた。近くで見ると煉瓦造りの煙突は素晴らしい。当然ながら、市街地の展望も素晴らしい。近年では、夜にライトアップされている。ハイキングコースを降りた附近にある別子銅山記念館にも寄ったが、到着した4月29日同様、休館日だった。連休期間は開館して欲しかった。

　ここで問題が。大島観光の後は遍路を再開しようと思っていたのだが、今日から連休後半戦のためか、行く方向のホテルが全く取れない！今回はかなり離島訪問の時間を取っているため、そこを削れば結願は問題ないが、少しばかり焦るのも事実。「宿がないなら泊まってけ」と言う友人の言葉にまたまた甘え、お世話になってしまった。バイクは完全停滞日の一日だった。

　友人宅泊