日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2022年5月12日 母、倒れる

2022-05-25 20:00:00 | ノンジャンル
 夜に出かけるつもりだったのをキャンセルしたのは虫の知らせか、父から電話があって「いま母さんが呼吸困難になって救急車を呼んでいる」と。状況が判るまで待機していてくれと言われ、落ち着いて再度の連絡が来たのは日付が変わるころ。

 心不全で、状況は予断を許さないとのことだった。会社を休んで明朝行くと言ったが、現在は新型コロナ関連で面会もできないため、来てもすることはないので仕事しておれと。もう1日経って、週末に行くことにした。

 そうか、もしこのまま亡くなったら、顔も見られずに火葬されちゃうんだな。新聞で読んではいたことが自分にも起こり得ると気付かされた。「息が苦しい…救急車きた」が母(86歳)の最期の言葉になるのは勘弁して欲しい。ただ、数年前から心臓に不具合があることは検査で判明しており、「とうとう来たか」と比較的冷静な自分がいた。
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【本】西垣 通著 「集合知とは何か-ネット時代の「知」のゆくえ-」(中公新書)

2022-05-25 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 一人の専門家の判断より、大勢の意見の方が正しいことがあるー集合知について、そう解釈していた。本書を読んで、その認識は概ね正しいと思えた。が、内容はけっこう難しかった。全文に目を通したが、第六章「人間=機械複合系のつくる知」が本書のサマリーであり、ここだけ読めば自分の知りたかった、確認したかったレベルは満たされるように思えた。

・クオリア(琴線)
・生命体は、システム論的には自律システム⇔コンピュータは他律システム
・社会的組織は閉鎖システム⇔ITエージェントは開放システム
・サイバネティック
・SEHS(System-Environment HybridS:システム環境ハイブリッド)

 本書で特に「知」の前提として強調されていると感じられるのが「クオリア」、琴線と訳すがエモーション(情動)とは違うのか。この理解が不十分(腑に落ちない)であったため、本書は読み切ったと思えずモヤモヤが残る。

 2022年5月11日 自宅にて読了
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