日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2022年5月14日 父、語る

2022-05-26 20:00:00 | ノンジャンル
 実家には戻ったものの病院へ見舞えるわけでもなく、連絡が来ないので入院する物の準備などもできない。要するに、することがない。と言うわけで、ぼんやりと過ごす。こういう時間の使い方は、非常に苦痛でストレスが溜まる。

 とは言え、親父とボソボソ話していると、色々と考えていることが知れた。まずは母親が逝ってしまった場合のこと。ウチは一家そろって、そういう事態を想定することはタブーでなく、むしろ思考放棄は悪と言う考えなので、既にその手のムック本を買い(しかも数年前)、何となく備えていることが判った。

 一方で驚いたのが、仮に一人になった場合の身の施し方。そのまま実家で一人暮らしするか、或いは仕事辞めたら来いと言われるかと思ったら違った。もっとも本心は別にあって、言い出せないでいるのかもしれない。そこを推し量るべきか、もう少し判断材料を集めなければ。

 基本的に酒は飲まなくなった父だが別に禁酒や断酒しているわけではなく、二人でワイン1本を開けた。今後も会うたびに飲んで話を聞いて、これからの人生について相談しあってゆくのだろう。
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【映画】バブル

2022-05-26 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 超常現象により水没した東京。本来は立入禁止区域である都心部(特に秋葉原辺り)で、ビル伝いに「ゴール」までいかに早く辿り着けるかをチームで競い合う若者たちがいた。その中に一人いたのが、ずば抜けた技量ながらあまり他人と交わろうとしない主人公。そこへ現れた不思議な美少女は不思議な力を持ち、「人魚姫」の幻想を抱き…。

 水没した東京は「天気の子」を連想させるし、アウトローに生きる若者たちは「AKIRA」を思い出させる。そこにファンタジー要素を加えて仕上げた印象。本作は予告編を見て、そのビジュアルに惹かれて観たが期待通り、すばらしく繊細で繊細な画像を、超スピード感で贅沢にもふんだんに使う。その移り変わりについてゆくのに視覚と意識が疲れるほど。

 スッキリでもスカッとでもなく、良い刺激を受けた。

 2022年5月13日 川崎・チネチッタにて
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