日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】飯田泰之/木下斉/川崎一泰/入山章栄/林直樹/熊谷俊人著  「地域再生の失敗学」(光文社新書)

2023-05-01 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 読書録を書き忘れていたので、時間が経ってるけどアゲておきます。

著者:飯田泰之氏と下記各氏との対談集。
木下斉:経営学的観点から
川崎一泰:官民連携について
入山章栄:地域格差はフラット化しない
林直樹:過疎地域
熊谷俊人:現場から(当時千葉市長)

 読んでいる間は「そうだよなあ」と思えるのだが、結局どういう結論なのか、一つのストーリーには纏まっていないように感じたのは当たり前か。「地域格差はフラット化しない」という説には大賛成。いたずらに都会の真似をして似たようなショップばかりになってもねえと思う。それでも住んでいる人には「東京と同じモノが買える」と人気なんだろうか。

 でもね、旅行していて思うのは地域ならではの特産品って少量生産なせいか付加価値を表現したいのか、どれも値段が高いのね。なので、良さを享受できる層は限られてしまう。それがマスでなくオンリーワオンを目指すと言うことなのかもしれないが、お金に余裕のない自分にとっては行くだけで精一杯、現地企業にお金を落として経済協力までは手が回らないってことになっちゃうのだ。そういうレベルの客は招かざる客と見られるかと思うと、ちょっと悲しい。

 2023年3月19日 自宅にて読了
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2023年4月5日 【ハイク】湘南モノレール沿線ウォーク(1)

2023-05-01 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 JR大船駅から江ノ島への近道であり、日本随一と思えるダイナミック(スリリング)な車窓の湘南モノレール。同社ウェブサイトにて沿線を歩くハイキングコースが数多く設定されており、その中で全線ウォーク的なものを歩いてみた。コースは4区間に分けられている。カッコ内は同社案内による。

(1)「栗船ウォーク」大船駅~富士見町駅(5㎞、3時間)
(2)「天神様ウォーク」富士見町駅~湘南深沢駅(5㎞、3時間)
(3)「鎌倉ウォーク」湘南深沢駅~西鎌倉駅(5.5km、2.5時間)
(4)「里山と古社寺ウォーク」西鎌倉駅~湘南江の島駅(7km、2.45時間)

 全部で22.5㎞、約10時間となるが、のんびりお散歩感覚で歩いての時間だろう。コースを歩くだけであれば、6時間程度か。「関東ふれあいの道」を歩いていた感覚であれば1日コースだが、最近あまり歩いていないため、2コースずつ2回に分けて歩くことにした。

 今日は午後からのウォーク。JR線を大船駅で降り駅前の店で昼食を食べ、(1)(2)の2コースを歩くことを目標にスタート。町中なので小さなショルダーバッグに水500mlのみ、非常食もなしの軽装。
 
(1)栗船ウォーク(大船駅→富士見町駅)
 人通りが多く活気あふれる商店街を経由し、松竹大船撮影所跡地~砂押川沿い~大長寺~西念寺~熊野神社/多門院~常楽寺~離山地蔵尊~厳島神社~成福寺~水堰(せいしく)橋と回り、富士見町駅まで。沿線は住宅街が殆どだが、すぐ裏手に崖が迫るところが鎌倉らしかった。

(2)天神様ウォーク(富士見町駅→湘南深沢駅)
 富士見町駅から北野神社(天神山)~江の島道道標~鎌倉中央公園~富士塚~湘南町屋駅~泉光院~上町屋天満宮~泣塔をめぐり、湘南深沢駅まで。鎌倉中央公園は気持ち良い森林公園、住宅街の奥の富士塚は往時さぞや見晴らしが良かったと思わせられた(写真)。泣塔付近は広大な空き地脇を歩き、旧国鉄大船工場跡地と気付いた。

 特に前半は寺社が多く、その度に軽く拝んでいったため意外と時間がかかり、(1)(2)合わせて3.5時間を要しゴール。モノレールで大船まで戻り、JRで帰宅した。見どころは(1)の方が多かったが、緑の多い(2)の方が歩いていて楽しく感じられた。

 本日の歩行距離:約10㎞
 通算の歩行距離:約10㎞
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