日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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(Live) 漂流ワゴン

2023-05-16 20:00:00 | 音楽、ギター、カラオケ
 堀尾和孝さんやL.M.T.(Love Music Together)のライブサポートで何度も聴いている、SaxプレイヤーのHamber。彼がリーダーのインストルメンタルグループ「漂流ワゴン」の演奏を、ようやく聴く機会に恵まれた。数少ないライブがたいてい日曜夜で、都合が合わないことが多かったのだ。

 メンバーはサックス、ギター、ベース、キーボード、ドラムの5人。今日は加えてゲストに、同じくサックスの加地直子さん。

 メンバーの個性が活かされているのだろう、色々なテイストのナンバーで飽きない。リズム隊がしっかりしているため、安心して気持ち良く聴くことができる。サポート時と異なり、がっつり吹くHamberのサックスも素晴らしい。

 加地さんほか新しい知り合いもでき、楽しい夜になった。今度、彼らがレギュラー出演している横浜か銀座のKENTO'Sにも行ってみよう。

 2023年4月16日 四谷三丁目・ソケースロックにて
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【映画】生きる-LIVING (字幕)

2023-05-16 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 黒澤明監督の同名の作品のリメイクで、舞台はオリジナル公開(1952)当時のイギリス。ちょうど公開70年の節目に制作されたのは偶然なのか。脚本が日本生まれのノーベル賞作家、カズオ・イシグロと言うのも偶然ではあるまい。

 ストーリーはオリジナルにほぼ忠実、いち公務員として日々淡々と勤め、子供との仲はしっくり来ず、医師から癌の宣告を受けた一人の男が、人生の最期に生き方を変え、周りを巻き込み変えながら一つの事を成し遂げ息を引き取る。

 本作およびオリジナルの評価は、人生を充実して過ごすこと、世間がどうでなく自分のやるべきことをやること、抑制された人間像といった点に集まったのだと思う。そして、その通りだとも思う。

 皮肉な見方をすれば、最期に一つ頑張って仕事したくらいで人生の勝者であるように称えられたのではなあと。それまで何十年、サボってたんでしょうと。だが他人をそう糾弾できる人間がどれほどいようか。最後の一つでも、仕事に打ち込んだ人は素晴らしい。会社勤めを終えた今、そう思う。

 2023年4月16日 川崎・チネチッタにて
コメント (2)
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