本書の内容はタイトルより幅広く、山で起こる事故・トラブルの事例紹介となっている。怖いから山には近寄るなと言うことではなく、リスク管理をきちんとして山に登りましょうと言いたいのだそうで。
滑落とか道迷いとか、そうした遭難はイメージしやすい。本書でユニークなのはタイトル外の部分で、エクストリームスキー中の事故とかキャンプ場でテントが熊に襲われたとか、行動から戻ったらテント一式を盗まれていたとか、そうしたトラブル事例も紹介している点。高山のキャンプ地でテントが無くなってたら、凍死事故につながる可能性あるもんね。
すべてのケースで「本人が注意すれば事故は防げた」とは言い切れそうにないが、事故やトラブルの多くは「もう少し注意深くやっていれば」「無理せず行動していれば」と言うものであることも事実。本書に紹介されるような高山に登る機会はなさそうだが、平地低山でも行動の際は慎重さを失わずにいたい。
2023年4月17日 実家へ向かう電車にて読了
滑落とか道迷いとか、そうした遭難はイメージしやすい。本書でユニークなのはタイトル外の部分で、エクストリームスキー中の事故とかキャンプ場でテントが熊に襲われたとか、行動から戻ったらテント一式を盗まれていたとか、そうしたトラブル事例も紹介している点。高山のキャンプ地でテントが無くなってたら、凍死事故につながる可能性あるもんね。
すべてのケースで「本人が注意すれば事故は防げた」とは言い切れそうにないが、事故やトラブルの多くは「もう少し注意深くやっていれば」「無理せず行動していれば」と言うものであることも事実。本書に紹介されるような高山に登る機会はなさそうだが、平地低山でも行動の際は慎重さを失わずにいたい。
2023年4月17日 実家へ向かう電車にて読了