日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2023年4月30日 母の遺骨の粉末加工

2023-05-29 20:00:00 | ノンジャンル
 過去にも書いた通り、今年は亡くなった母との約束で、思い出の地を回り散骨…まではしないが、それに近いことをする計画でいる。そのためには、火葬場で焼いて骨壺に収めてある遺骨を、撒けるレベルに細かくしなければならない。いわばパウダー加工、これを粉骨と言うのだそうだ。

 母の命日(7月)に向けて業者への加工手配をするつもりだったのが、父の要望で今月中旬には仕上げて欲しいと言うことになり、急きょ実家へ戻り業者への遺骨発送を行った。少し前からネットで業者を調べてアタリをつけておいたのが幸いした。業者から送られてきた発送キットは段ボールの箱、緩衝材、ポリ袋、発送伝票。骨壺ごと送り、希望すれば遺骨取り出し後の骨壺も処分して貰える。骨壺は関東圏なので大きく、7寸(直径約21cm)と言うサイズだった。

 加工後の粉骨の取り分け方だが、一部を別途オーダーする小さなサイズの骨壺に入れ、散骨(便宜上そう言うことにする)用に小分けもして貰う。世界各地でパっと取り出して撒けるよう、小さじ一杯程度の量で20袋。この辺は業者と電話で打ち合わせるレベルになった。ちなみに粉骨を海外に持ち出すと申告すると、国内用より粗めに挽いて貰える(写真)。白っぽい細かい粉は税関で面倒なことになりそうだからね。英文表記もしてくれるのだそうだ。

 大きな骨壺を部屋の隅っこに放置するよりも、身近に置いたり供養できるための処遇と思うのだが、亡くなった母は納得してくれるだろうか。
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【本】筆子著 「買わない暮らし。」(大和出版)

2023-05-29 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 断捨離、片付けに関するノウハウ本は山ほどあるというのは、それだけ悩んでいる人が多いからだろう。本書はそこから一歩進め、そもそもモノを持たない考え、やり方を説く。

 著者はミニマリストらしいが、本書の内容はそこまでストイックではない。単純に「買わずに済ませましょう」でなく、なぜ買おうと思ってしまうのか、消費者心理や企業ノウハウについて書かれているところが良い。著者自身、以前はストレスからか使いもしないモノを買っては溜め込んだりする生活だったと告白しており、これからライフスタイルを変えたいと思う人には「自分も変われるかもしれない」と心強かろう。

 書かれていること一つ一つ、「それもうやってるよ」「そんなこと既に気を付けてるよ」と思っては、自分自身に変化(進化)は起こせない。「やってるつもりだけど、できてたっけ」と謙虚に顧みながら読んだ。まだまだ、家のモノは減らせるはずだ。

 2023年4月30日 実家へ向かう電車にて読了
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