日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2024年2月22日 【物欲】スタンドライトの電球交換

2024-03-05 20:00:00 | 各種物欲

 本来は机に置くスタンドライトをベッドのヘッドボードに置いて、読書灯がわりに使っている。親しい友人のご家族が亡くなった時、形見分けに頂いたものだ。

 頻繁に使うものではないが、冬季はベッドに入って本を読むことが多いため、点灯時間が長くなる。ふと見たら、蛍光管の根本が黒ずんでいた。もう交換時期だ。頂いたのはいつだったのか、とうに忘れてしまったので友人に確認したら2002(平成14)年だと言う。買われたのは当然それ以前なので、製造から25年くらいは経っているのか。ここまで良くぞ無交換で使えたものだ。使える品を廃棄するのは主義に反するし、思い出の品なのでなるべく使いたい。調べたところ、使われている「FML27W」という規格の電球は、今でも入手できることが判ったので交換を検討した。せっかくならLEDが良いかな?

 照明用蛍光管の種類は、長さやワット数の他に、色味がある。通常売られているのは「電球色」「昼白色」「昼光色」で、昼光色が最も色温度が高く、白く明るく見える。そして加齢により、若者より60%程度も光量が必要なのだとか。であれば昼光色一択だろうと思ったら、寝る前の読書には柔らかな色合いの電球色の方が脳への刺激が少なく向いているのだとか。

 これまでの白色で読書のあと寝付かれなかった記憶はないが、このさい電球色に変えておくか。これまでの使用実績を考えると、LEDにせずとも安価な従来の蛍光管で十分な気がする(差額を電気代で回収できるとは思えない)。偶然にもパッケージ破損品を新品の半額以下で入手できた。到着してみると外箱はボロボロだが、中身は新品。

 交換しようとして思い立ち、シェードの部分に手持ちのアルミテープを貼った。気休めかもしれないが、少しでも明るくなれば。外した蛍光管は、裏側が埃で真っ黒だった。そうか、これもたまには外して掃除しないといけないんだな。

 蛍光管を交換して、本を読んでみる。やはりちょっと物足りない気がするが、慣れるだろうか。

(写真上)交換前の蛍光管
(写真中)アルミテープを4枚貼付(中央の反射板は元から)
(写真下)交換後の電球色蛍光管

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【映画】レディ加賀

2024-03-05 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 もちろんレディ・ガガに引っ掛けたであろう作品は、製作時点ではまさかあんな災害が起こるなんて予期していなかったろう。元々は北陸新幹線の敦賀延伸のタイミングで、停車駅ともなる加賀温泉のプロモーションに作ったはずだが。

 ストーリーは定番、挫折続きの女の子・町の活性化・周囲を巻き込み・トラブルを乗り越え・感動のラストシーン。映画「フラガール」を思い出す。あの映画で松雪泰子や蒼井優のダンスシーンは圧巻だった。同様に今回パフォーマンスを披露するヒロインは小芝風花、タップダンス。すみません小芝風花を知りませんでした。結末の判っているお決まりのストーリーとは言え、見ればそれなりに感動する。ハラハラする。

 最後に圧巻のタップダンスシーンでスパッと終劇、フラガールと同じ作り。なので
・ヒロインは諦めかけた夢を再び目指して東京に戻るのか、母の跡を継ぐべく実家で女将修行に励むのか
・市役所勤めのイケメンな元カレとはヨリを戻すのか
・そのカレは彼女を発奮させるべく放った「土下座してやる」を実行するのか
・周囲の仲間はそれぞれ抱えてる問題を解決できるのか
・「悪役」観光プロデューサーの断罪はどうなるのか
・そもそも一過性でしかないプロデュース終了後、加賀温泉の未来は(マジで)
など伏線とも言えないエピソードは散らかし放題、モヤモヤが残る。これが良いのか悪いのか。本質だけ残す作り方が良くて、有象無象の話は観客の想像にお任せしますってことなのだな。

 加賀温泉と言えば「西東京バスとアルピコ交通、渋谷・八王子~金沢・加賀温泉線を3月31日に運行終了」なんてニュースもあり、新幹線開通を手放しでは喜べない状況。もちろんそれ以前に、元日の震災による直接・間接の被害もあろう。今後どうなるのか、気に掛けたい。ちなみに当館では、入場者1名当り100円を能登半島地震災害義援金として石川県に寄付するとのこと。大賛同だ。

 2024年2月21日 川崎・チネチッタにて

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