若い人々の作品展を観る時は、画面や作品タイトルから撮る側の若々しさが伝わってくるかを気にしている。もちろん若くして卓越した撮影技術を持っていれば素晴らしいが、それよりも素直な感性、空回りするほどの情熱、気負ったタイトル付けなどあっても良いのではないかと思う。本展の作品群からは、概ねそれらが感じられた。後年、彼ら自身が自己の作品を迎えした時どう感じるだろうか。
2024年2月24日 新宿・Nikon The Galleryにて
若い人々の作品展を観る時は、画面や作品タイトルから撮る側の若々しさが伝わってくるかを気にしている。もちろん若くして卓越した撮影技術を持っていれば素晴らしいが、それよりも素直な感性、空回りするほどの情熱、気負ったタイトル付けなどあっても良いのではないかと思う。本展の作品群からは、概ねそれらが感じられた。後年、彼ら自身が自己の作品を迎えした時どう感じるだろうか。
2024年2月24日 新宿・Nikon The Galleryにて
関西出身で沖縄在住の作者が本島南部の海で撮った、特定の個体の作品展。色鮮やかな写真にキャプションがつけられ、写真日記のような感覚で見られ楽しい。在廊していた作者に声を掛けられ、案内いただいたことも良かった。
撮影ポイントはウミガメが成体になる前の亜成体の時期だけ回遊するエリアだそうで、数年もすれば「花子」も大海原へ旅立ってしまうはず。別れは寂しいだろうな。
2024年2月24日 新宿・ニコンサロンにて