日々のつれづれ(5代目)

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2024年5月7~12日 【旅行】ソウル・漢陽都城一周ハイキング(6)ソウル→熊本→東京、南阿蘇鉄道寄り道

2024-05-24 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 5月12日、6日目最終日。幸い雨は上がっていた。LCCのチェックインに時間が掛かるリスクを考え、始発電車で仁川空港へ。この時間の空港行きの乗客は殆どがスーツケースを引っ張っている。セルフチェックインが本来のようだったが長い行列に並び、朝日と反対側の窓側席をリクエストし厚紙の搭乗券を出して貰う。1タミだがシャトルに乗ったサテライト、プライオリティパスで入れるSKYHUBラウンジはcovid-19後の営業再開してたっけと思いながら行ったら7時開始、15分ほど待った。チャチャッと朝食を頂いてゲートへ、サテライトの一番端っこで遠かったのはLCCの宿命か。

 TW275便(HL8326:737-800)は満席、ずっと雲の上を熊本まで1時間3分。昨夕のソウル並の本降り。空港で夕方の便にスーツケースを預けて身軽になり、コーヒーを飲んで時間調整。無料バスで肥後大津駅に出、特急「かわせみ・やませみ」に一区間だけ乗車して立野。乗り継ぎの関係上、乗らざるを得なかった。以前は肥薩線を走っていた観光列車だが、災害不通を受けて現在は豊肥本線を走っている。

 立野では直ぐの接続で、トロッコ列車「ゆうすげ3号」に乗る。前後に小さなDB型ディーゼル機関車を連結した二軸トロッコ3両編成(写真左上下)。生憎の大雨で、後付けのガラス窓が大いに役立つ。熊本地震で壊滅的な打撃を受けつつも全線再開通させた南阿蘇鉄道への応援を兼ね、このトロッコ列車に乗りたかった。案内係を兼ねる車掌さんの軽妙なガイドに笑いながら、列車はゴトゴトと進む。第一白川橋梁の眺めは圧巻、良く良く見れば被災した他の橋の残骸が谷間に見えているのも印象を強くした(写真右)。高森駅では長逗留せず、次の普通列車で熊本空港まで折り返した。

 熊本空港は新ターミナルになって初めての訪問、木材を多用し天井が高く広々とした柔らかな空間が心地よい。売店の配置も直線的でないながら解りにくくないのが素晴らしい。熊本ラーメン「味千x桂花」のコラボ店があったが、単に両店のメニューを一カ所で出すと言うだけでコラボとは言い難い気がした。両店のミニラーメンを載せたコラボセットでも出して欲しいところ。カード会社ラウンジASOはJAL/ANA上級会員でも利用できるため、出発時間まで長居。JL634便(JA655J:767-300)で羽田まで1時間35分、夕方の混雑で到着遅れ。

 いろいろ目論んだ計画は全てこなせたばかりか、韓国鉄道の乗りつぶしは予定以上に進捗した。思いがけず宿の兄ちゃんと親しくなり、色々と話をできたことも良かった。今回の行動内容から、宿の選択はベストチョイスだったと思う。一方で物価上昇は食事で強く感じた。もはや1万ウォンでチゲは食べられなくなった気がする。

 最後に今回の装備。
・スーツケース:超軽量SSサイズ(18インチ)ソフト+ビニール製レインカバー
 ※韓国LCC各社は機内持込手荷物10kgまでOK
・ショルダーバッグ:A5書類が入るサイズ
・普通の恰好に加え、トレッキングシューズ+厚手ソックス
・下着、ソックスは速乾性を3枚、毎晩夜に宿で手洗い
・そのほか洗面具関連、タオル(1枚)、寝間着などで計7kgほど。
・スマホのeSIMは7日間/1GB、515円を探して利用、問題なく接続できたが5日目午前で1GBを使い切ってしまい、以降は低速接続に。

 長めの滞在だったこともあり、今回は日常生活的にソウルで過ごせた。また来てこんな感じで、ソウル近郊のハイキングとかしてみたい。その行き帰り、日本の地方空港で短時間で乗り継ぐのでなくサイドトリップする面白さも、またやってみたい。(おわり)

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2024年5月7~12日 【旅行】ソウル・漢陽都城一周ハイキング(5)鉄道乗りつぶし(その2)

2024-05-24 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 5月11日、5日目。ハイキング予備日の今日も、残る韓国の鉄道線乗りつぶしに費やす。午後から雨の予報だが、夕方まで乗りっ放しなので不都合はホテルへのアクセス時くらいで済むとみた。

 今日のメインはソウルメトロでなく、KORAIL(JRの韓国版)中部内陸線への乗車。その先の開業が見えているため一気に乗車をと乗らずにいたのだが、延伸開業が遅れに遅れているため一旦乗ってしまうことにした。この区間、1日4往復しかない。その「KTXイウム」に間に合うべく早めに宿をチェックアウト。乗車後に気付いたが、KTX始発の板橋駅までゆく新盆唐線も未乗区間なのだった。危ない危ない。

 水色の車体が美しいKTXはガラ空き、他に列車もいないのだしもっと高速で飛ばせば良さそうな高架直線を、割とノンビリ進んでゆく。終点の忠州からソウルへは高速バスで戻ろうと15分スーツケースを引っ張って歩いて高速バスターミナルへ行ったところ、3時間後まで満席。駅まで戻り、折返しのKTXに乗車。今度はほぼ満席の大盛況だった。

 ソウルまで戻らず途中のBubalで下車、京江線にも乗車。折り返してソウルメトロ7号線、この移動が長くてトータル2時間以上。ソウルメトロは文字通り地下区間が殆どであり、乗っていて車窓は楽しめない。読書か居眠りか、ちなみに韓国でも車内で居眠りしている人は多数いる。

 ソウルを東西縦断して7号線に乗り終わったら仁川市へ、ここの地下鉄2号線で1区間だけの延伸があり面倒だが、今晩の泊りが仁川空港近くなのでソウル市内へ戻る必要はない。Google Mapでホテルへの最短ルートを検索したところ、仁川大橋を通る路線バスが表示されたのでこれは面白いとチョイス、地上に出たら大雨だった。20分近く待ってやきもきし始めた所にバス到着、普通の路線バス。仁川大橋は大雨で車窓の眺めを楽しむどころではなく、スリップ事故でも起こさないかと心配なほどだった。ホテルの割と近くにバス停があり助かった。雲西駅周辺にはホテルも飯屋も多い。滞在最後の夜は焼肉にしようと思っていたが。大雨で吐く息が白く見えるほど気温が下がったので今夜もチゲにしてしまった。


[Euljiro 3(sam)-ga]330 0622
(3号線)
337[Sinsa]D04 0636/0642
(★新盆唐線) Sinsa-Gangnamが未乗(写真なし)
D11[Pangyo] 0701/0829
(★KTXイウム731) Pangyo-Bubal-Chungjuが未乗
[Chunju] 0934/1044
(KTXイウム734)
[Bubal] 1117/1139
(★京江線) Bubal-Yeojuが未乗
[Yeoju]K420 1150着
(京江線)
K409[Pangyo]D11
(新盆唐線)
D05[Nonhyeon]732
(★7号線) Bupyeong-gu Office-Seongnamが未乗
761[Seongnam]I213
(仁川2号線)
I221[Incheon City Hall]I124
(★仁川1号線) Int'l Business District-Songdo Moonlight Festival Parkが未乗
I139[Songdo Moonlight Festival Park]
(仁川1号線)
I134[Technopark]
(バス#320)
Medical Center
 [Incheon Aiport Airrelax hotel 泊]

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