2010年7月20日 【物欲】続・タイヤバースト！？

　帰宅して部屋で荷物の片付けを終えてキャスターバッグをしまおうと思ったら異変に気付いた「！？」

　車輪が１つ、壊れてた…たぶん道中ではなく、駅からウチまで引っ張ってくる途中だ。なんか急にちょっとおかしい感じがしたもんな。

　このバッグのキャスターは贅沢なことに、片側２輪ずつのキャスターが付いている。プラ製のホイールにゴムのタイヤが付いている構造だが、そのゴムが劣化して縦に２分割しちゃった。あれ？ちょっと前にもこんな話があった気が…あれ何だっけ？スーツケース？あった、これだ！１年ほど前のお話しでした。
　http://blog.goo.ne.jp/superflyer/e/96d950249a98b6c33c721b53fff11885

　うーむ、スーツケースはその後うやむやで買い替えもしていない…そして今度はキャスターバッグか…来月は夏休み旅行、さてどうしたものか。スーツケースもだけどこのバッグ、手ごろなサイズで使い慣れているのでキャスター回りを総とっかえ(ホムセンでボルトと車輪買ってきて)で再生できないかなぁ。まぁでも、最近はアジア放浪するわけでもないのでリュックみたいなベルトはもう無くても構わないなぁ…これでウチにある旅行用ケース４つのうち３つは「退役品」となってしまった。何れもキャスター以外は使えるので、モノを入れて埃除けで保管しておくのには使えるんだよね。


追伸
　後日、ホムセン事情とこの辺の工作に詳しい妖精師にも見ていただいたのだがよくよく見れば各部劣化が進んでおり(プラスチック経年白化、プラスチック足摩滅、バッグの底の方の生地が擦り切れてきていた、等)「延命工事」は見送りすることに。それじゃ夏までに買わないと！と思ってふと思い出した…某航空会社に補償して貰ったソフトケースがあるじゃん！めでたしめでたし。いやしかし、このキャスターバッグも良く使ったな。頂き物だったんだけど、元の持主には大感謝です。

2010年7月20日 【旅行？】シーズン・イン・ザ・青春１８きっぷ

　本日からこの夏の青春18きっぷ利用期間はじまり。この夏は旅行とは言えない用途で利用すると思い、連休の旅行前に購入しておいた。試しに駅の多機能券売機で試したらちゃんとメニューに出てきた。どんどん、窓口を利用する機会が減ってゆくなぁ。そのうち「窓口発券手数料」なんて取られる時代が来るのかもしれない。

　で、朝8時に5分遅れでデンパサールから成田到着。1時間ほど前にシンガポールから到着していた櫃間氏(仮名)が待っていて下さったので、9時過ぎの快速もちろんＧ(グリーン)車！にお付き合い頂き一緒に都心へ。行きにデンパサールの空港でお世話になったＩ氏も同じ便同じ列車でバッタリ再会、車中たのしいお喋り。

　品川で櫃間氏下車、自分はそのまま乗車して戸塚で下車、シウマイ弁当を買って東海道線に乗り換え、もぐもぐ、熱海へ。さらに乗り換え三島へ、最後はバスで病院へキャスターバッグごろごろ引っ張り。ここまで成田からたっぷり５時間…父親の見舞い。もう普通に歩いたり話せたりするので或る意味これからが大変だ。帰りも普通電車で、帰宅ラッシュにかかることもありＧ車利用。今日はE217系・E231系・E233系と３系列のＧ車を体験しちゃった(笑)。

　本日の総乗車距離は300kmを超え、往復それぞれの正規運賃を足すと5,000円以上、18きっぷで浮いた分で往復のＧ車と飲食物が賄えた勘定。ちょっとハードだったけどおトク感たっぷりで満足。残り４回分ぜんぶ使えるか、最後はオークションで処分か？できれば「旅行」にも使いたいな。

【本】伊勢崎賢治著 「東チモール県知事日記」(藤原書店)

　独立しても治安が安定せず、未だに国連による治安維持活動がつづく東チモール。この国の１つの「県」…それも最も治安の悪いインドネシアとの国境部分に位置する…の統治を任された日本人がいた。それが著者である。

　経歴がすごい。インドへの大学院留学中にボンベイ(ムンバイ)のスラムにて市民運動に参加、その後イギリスのNGOに参加してアフリカはシェラレオネ、そして東チモール。そして再びシェラレオネ。心身ともにタフでないと勤まらない環境に身を置いてずっとやってきた人のようだ。「紛争屋」と著者は言い、そうした人間が少なからず居ることを示唆している。(プロの傭兵と同じく)高い危険手当に惹かれた人間たちと偽悪的に書いているが、もちろんそれだけが理由ではあるまい。

　日記ベースの内容はストレートだ。奇麗ごとばかりではない。憤慨し怒りが綴られることも多い。進みかけた平和への道が壊れた、深く物事を考えない現地の人々、自国の文化を押し付けるかのように振舞う外国NGO、現場を見ずに指示をしてくる国連組織「本部」、等々。あっちを調整、こっちを調整、その果てしない繰り返し。そうやって少しずつ相互理解が進み、ゆっくりゆっくり、本当にゆっくり、戦闘が収まり暴力がなくなり平和が築かれてゆく。

　物語の終わりは唐突。著者は再びシェラレオネに戻るのだが、あまり詳しく書いていない。とても中途半端、悪く言えば「あっちの方がやりたいから移るわ、じゃ」的に見える。このてん著者はそもそも任地に余計な愛情を持つことなく、むしろ現地の人から追い出されるように出てゆくので良いと書く。これは新鮮な意見に映った。普通は「現地の歴史を知り、人々に溶け込み」だろうから。そうした著者だから最後もアッサリと未練なく、なのだろうか。今はもう、仮に東チモールと言うニュースを見ても何の感慨も湧かないのだろうか。そんなことはないと思うのだが。

　東チモールと言う地名は単なる舞台に過ぎず、平和貢献のあり方、活動への関り方について考えさせてくれる書であった。(写真は7月に現地で撮影)

　2010年6月20日　自宅にて読了

2010年7月19日 【旅行】苦く危険な香り～東ティモール（４）

　午前中は過去２日で通ってない市内のエリアへ、コルメラ地区は一大(?)ショッピングエリア、バイク関連の怪しいお土産をゲット。他にもネタとして買いたいものはあったがモノを増やすまじと自制。リコンファームもしてないし何があるか分からないので早めにタクシーで空港へ、問題なくチェックイン。することなーい。ディリの町だけ見れば特にヤバい印象は受けなかったが、それも2分に1台は見かけるUNマーク入りのクルマのおかげなのか？10年くらい経ったら再訪してみたい。言葉の通じる順序はテトゥン語、インドネシア語、ポルトガル語そして英語かな？２，３位は微妙。相手の階層によりそう。

　往路と同じ機体でデンパサールへ、もうイミグレで待つのはイヤなので夜まで制限区域内に留まり昼寝だのマッサージだのしようと思っていたのだが不可・入国必須と係員。今度は45分並んで入国。自分のすぐ後からCIに744とCXのA330が着き、あっという間にアライバルホールは先日と同じような状況に…このシステムを改善しない限りインドネシアへの観光客は増えないのではないかな。

　荷物預かりもないのでそこら辺の代理店で「空港に近く、プールとレストランがあって、なおかつ安い」ホテルのデイユースを申込み。インドネシアへの出入りとホテル代とで、８時間ほどの滞在で100ドルも使ってしまった。今回、インドネシアへの印象はすこぶる悪い。

　ともかくプールで涼み、昼寝して、レストランでなかなか旨い魚のグリルを食べて空港へ。出国審査で短期間に繰り返し入出国を繰り返しているのを怪しまれる。オレはトランジットで済ませたかったのにアンタらが入国しろって言ったんだろっ！(怒)。仮に東ティモールを訪問するとしても次回は(少々高いが)シンガポール経由にしようと心に誓うのであった。

　DPSのプレミアムラウンジはけっこう広く、しかも展望デッキつき。ここで飛行機見ながらビールを…あれ？アルコールは白ワインが一本、他には何もなかったような…さすがイスラム教国ですかな。帰りの搭乗機もお初、ワンワールド塗装の604J。行きと同様で隣はブロックされていたのか誰も来ず快適なフライト。ワインには手を出さず、シャンパンお代わりして寝よう…明日は到着後ハードスケジュールが待っている。東チモール、行って良かった。（おわり）

2010年7月18日 【旅行】苦く危険な香り～東ティモール（３）

　ホテルはツイン、エアコン、衛星TV、コンチネンタルブレックファストつきでホットシャワー＆トイレは共用というタイプ、これで39.50USD。高いね～。でも狭く質素ながら清潔で、蟻なども這ってないし(ちゃんとドアに侵入防止のスカートが付いてて立派)、個人的に暴動より危険視していた蚊(マラリアを媒介することがある)もいない。２泊したがバスタオルはちゃんと交換してくれたし。

　昨年訪れたラバウル(パプアニューギニア)では、現地でガイドとクルマを手配して見物して回ったのだがここではそんな観光業はない。昨日の運ちゃんを呼んで走り回って貰おうかとも考えたのだが、いま一つ気が乗らない。出発前に私生活がバタバタしてたので、今日はのんびり過ごしたい気分(それならバリに居た方が…笑)。

　朝食後、タクシーで10分ほど走って島の東端へ。この岬の上にキリスト像があり、足元が展望台になっている。砂浜と岩場が交錯した海岸線の向こうにディリの街並み、周辺の島なども見えて絶景。帰りはぶらぶら歩く。4,5kmかな。ディリの町まで戻ってきたら昼近く、町に入る手前、海沿いのレストランでビール飲みながらのんびり昼食。ホテルに戻って昼寝。

　夕方、ホテル周囲を歩いてみる。車通りは多いが店は少ない…と思ったら別の通りにはぱらぱらと点在していた。中心部を突っ切り反対側まで海沿いの道を歩いてみる。大使館通り。我が日本国大使館もあるのである。中・日・韓と三国の大使館が並んでいるのはちょっと笑えた。狭い浜がずっと続き、道路に煙が立ち込めているステキな雰囲気に近寄ってみると案の定、屋台が出ていた。魚や肉、レバーなど串刺しで、ドラムカンを割った中に薪がくべられ、その上で焼かれている。しばし夕日見物ののちそのうちの一軒で夕食。早い旨い安い。

　帰りは暗くなったのでタクシーで戻り、ESPNでMotoGPやディスカバリーチャネルを愉しむ。久々にオートバイのレースを見たが、以前より挙動やライン取りがよく見える気がしたのはなぜだろう…ぜんぜんバイクには乗ってないのに(笑)。

2010年7月17日 【旅行】苦く危険な香り～東ティモール（２）

　ホテルは大きくないものの、一応プールなどもあり悪くはない。でも部屋は殺風景でのんびりステイには不向きかな。朝食はインドネシア＆中華風あり、イイネ！でも残念ながら長居は出来ず、タクシーで再び空港へ。空港へ!?

　そう、デンパサールには中継地に過ぎないのです今回。真の目的地はディリです。出入り!?

　ディリは、東ティモール民主共和国の首都。16世紀にはポルトガルの植民地、その後オランダ～日本～インドネシアなど幾多の被支配の歴史を持つ国。21世紀に入り独立した国。でも未だ旧支配層の抵抗勢力が散発的に暴動やゲリラ戦を行う国。そして良質のコーヒー豆を産出する国。

　デンパサールからメルパチ航空の737-300(元海南航空)で２時間ほどで到着。空港には国連軍のビーチ1900Dやヘリ多数。民間機は他になし。そして何故か分からないが軍服姿がいっぱい。小隊総出で出迎えか？

　日本で航空券は買えたが、ホテルは予約できなかった…まぁ２軒しか調べなかったが。到着ロビーでシティガイドを入手しようと思っていたが棚は空だった…来る前に調べたJICAや個人のサイトのコピーが役に立つ。英語の比較的巧い運転手のタクシーに乗り、街中で安いホテルに連れてけと言う。良さそうな所に空室あり、少し回って貰ったのでチップ代わりに少し多めに渡し、携帯の番号を聞く。あした周辺を回ろうという気になれば彼を呼ぼう。アイドリングでストップするクルマが気にはなるけれど…

　昼寝して、周辺をブラブラ歩いて、中華レストランでティモール料理食べて、ディスカバリーチャネル観て、寝る。「UN」の文字を掲げたクルマ(殆どが先代プラド)がそこらじゅうを走り回っている。「今は国連の植民地」と揶揄されるの良く分かった。そのせいか、危険な感じは全くしない。

　ホテルディリ泊

2010年7月16日 【旅行】苦く危険な香り～東ティモール（１）

　午後、会社をバックれ成田へ直行。明日なら「スカイアクセス」が開業するのに１日違いで残念。でもまぁ、１回は乗ってみるだろうけど品川乗換えが便利なJRから京成にシフトすることはないんじゃないかな自分は…

　今日の目的地は秋の路線休止が確定したデンパサール(バリ島)。マイレージ処分のため特典航空券で往復。かつてはダッシュ400も飛んでいた路線だのに今は767である。まぁ良いや、初搭乗機(JA610J)に当たった(笑)。ちなみにデンパサールは２回目だが、前回の搭乗機材はMD-11だったのだ…HKG-NRT-DPS往復の特典Ｃだったんだよなぁ。今回はそういう小細工をする余裕なし。

　でもなんか「散漫」なフライト。眠くならない、でも映画を観る気にもならない、酒はもういい…特に居心地が悪いわけじゃないんだけど、なんか「フライトタイムを有意義に過ごすぞ！」という気持ちの盛り上がりに欠けつつデンパサール着。

　少し前に行ったビンタン島でもそうだったが、インドネシアの入国審査システムはお粗末。ここは一般的にアライバルビザで入るのだけれど、支払い窓口にも入国審査にも要するにアライバルホール中に人が溢れて阿鼻叫喚。まぁ列を作って待ってるだけマシか…でも夜の10時ですぜ？(写真)

　列で隣り合わせた方(Ｉ氏としよう)はマスコミ業界の方、以前訪ねて来た時に空港警察の署長だかと知り合いになったと言い、電話を掛けたら繋がった！「彼が迎えに来てくれます。よければご一緒に。」と言うお言葉に甘えついて行くと、スイスイと入国ゲートを通り抜けちゃって…「ここで待ってろ」(署長)。10分ほど後、ビザとスタンプを押されたパスポートが手許に。まともに並べば1～2時間。エクスプレス手続き料USD15(笑)、この国はまだまだ発展途上国である。

　出迎えのスタッフとホテルに向かうＩ氏のタクシーに格安で同乗させて頂きホテルへ。なかなか刺激的なスタートだ、悪くない。

ホテル　アストン・トゥバン泊

2010年7月15日 変わりゆく？横浜中華街

　今日は恵比寿の写真美術館へ行く予定だったのだが宴会幹事をする上司に誘われ(頼まれ？)下見の付き合いで横浜中華街へ。ここんとこ御無沙汰だし、たまには良いか。

　…人がいない。幾ら平日とは言え少なすぎじゃないコレ？

　それにだいぶん雰囲気が悪くなった。あちこちの店頭に呼び込みが立ち、(風俗とかって意味ではなく)品のない看板が増えた。テント地に大きく「△△名人の店」「TVで紹介○○饅頭」などと書く様では。やはり看板は店名一本で「勝負」して貰いたいものだ。そもそも店の看板でなくテントって時点でダメじゃね？

　で、下見の付き合いと言うからお目当ての店で食事かと思ったのだが結局そこで開催は決定で打合せのみ、別の店で食べた。一人2,000円ほどのコースにしたのだがこれがどうして、味も悪くないし品数も６品くらいはあって超満腹、以前なら3,000円は下らなかったんじゃないかな。素材の質を落とすとか色々と調整はしているのだろうが。

　食べ終わって歩いてみると他にも1,980円コースなど謳う店も多く、不景気の影響がここにもとしみじみ思った次第。でも今日の店、差額を払っても良いからコースの「五目炒飯」を「楊州炒飯」に替えてくれと頼んでみたがダメ…「きっとコース単位で料理が冷凍されてるからだぜ」と陰口を叩いてたのはヒミツ。まぁ全体の印象をぶち壊すほどのことではなかったけれど。

　せっかく中華街まで来たので近所に住む知人が居るか声を掛けようと思っていたのだが、あまりの満腹ぶりにもう一軒飲みに行く気にもならず、おとなしく帰宅したのであった。

2010年7月14日 【仕事】なぜ他部署の人間のケアをしているんだろう…

　今日は久々に五反田の沖縄料理屋へ。このところ満席だったり貸切だったり体調不良だったりでご無沙汰でした～。

　で、毎度おなじみの部下Ｌと、以前は同じ部署だった縁で今も時々こっそり作業を依頼しちゃってるＤで行った。宮古島ベースでダイビングやるD君、過去の水中映像のDVDを持参。幸い(?)全くお客が来なかったので店の設備で「放映」してスタッフともども見て楽しむ。

　部署が別れて以来、Ｄの顔つきがだんだん険悪になっていくのが少々気にはなっていたのだが案の定、相当不満がある様子。綺麗な画面はそっちのけ、次第に暗くなる話題…部下Ｌともども、日頃の鬱憤を聞いてあげたよ。うーん、大変そうだなぁ。メンタル一歩手前かも…今の職場では誰もそんな話はしないし当然ケアなどないんだって。とりあえず今日すこし胸のつかえが取れてくれれば嬉しいんだけど。でも「今の職場から脱出する為に勉強して資格とります！」って前向きな発言が聞けたから良かったな。動機は不純かもしれないが行為は前向きだ。

　ところで今日は大発見！バイトのＲ子がディープな沖縄マニアかつ空ヲタの香り(良い香りだクンクン)であることが分かった。フツー「この間グアム行ってきたんです～」「へぇイイネ！どこの航空会社で？」「ＪＯ」ジェイオーって何だよ(笑)。「えー、本当はJAZって言いそうになったんですけど」おいおい身内に居るのか～？いや、実は本人が「中の人」！？まぁこれで一つ、この店に通う楽しみが増えた(爆)。店長「それ、日本語ですか？」

　「瑞泉」赤ラベル四合瓶に貰ったんだけど１回で飲み干してしまった。また次を入れなければ…

【旅行】ホームページ更新しました

前回の更新から１ヶ月が過ぎてしまいました。まだ１ヶ月とも言うが…(笑)

年越しヨーロッパ編に着手しています。昨夏のヨーロッパ編と同様、けっこうなボリュームになってしまうためほぼ前半部分が出来た時点で仮公開することにしました。お時間ありましたらご覧下さい。

http://www2.gol.com/users/kawasaki/index.htm