日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2016年2月6日 【バイク】神奈川県道ツーリング(17)県央部つぶし

2016-02-22 06:22:19 | バイク・自転車
 1月に一度も乗らなかったので前回から1ヵ月半開いてしまったが、今年の初乗りはいきなり県道ツーリングとなった。スタートが昨年2月7日だったのでちょうど1年を経過したことになる。うーむ、やはり1年以内にはムリだったな。暖冬とは言えやはり寒いので、寒さに耐えられなくなったら途中で逃げ帰ってくるぞと「無理せず安全第一」を唱えながら8時に出発。県北部の山道は凍結が怖いので、なるべく海に近い方をターゲットエリアとした。

(133) 県道403号菖蒲沢戸塚線
 R1原宿交差点で県道18号に入り、少し走った「深谷」交差点を左折してスタート。横浜ドリームランド跡のハイツを見上げながら畑と住宅が混じった道を往く。R467と重複し別れた後は一転、ゴチャっとした内陸工業地帯。いすゞ藤沢工場の南側を通り何度か折れ曲がったのち最後は「宮の腰」交差点で県道22号に突き当たって終了。

(134) 県道404号遠藤茅ヶ崎線
 県道403号を引き返し「遠藤東」交差点近くからスタート、途中県道47号と重複する以外は南下する一本道で昔からの往還という雰囲気。茅ヶ崎駅近くR1の交差点で終了。

(135) 県道308号辻堂停車場辻堂線
 いったん海まで出てR134を鎌倉方面へ戻り、「交番前」を左折してスタート。海から辻堂駅に向かうルートで海岸近くはサーフショップや飲食店が多く駅近くは古くからの住宅や小店が目立つ。

(136) 県道307号辻堂停車場羽鳥線
 県道308号とJR東海道線を挟むような位置からスタート、駅に通じる道のため交通量は多め。県道44号と重なり羽鳥交差点で終る。

(137) 県道43号藤沢厚木線
 いったんR467号との交点「白旗」交差点まで行ってUターンして走行開始。先刻通った羽鳥から北上するルートをとり、さすが2ケタ県道らしく滔々と進んでゆく。この道も歴史ありそうで、住宅あり工業団地ありで表情はがくるくる変わり特定づけられない。途中で別の県道を走るため離脱し戻りを数度、最後は厚木市のR246に当たる、県央部縦貫の46号に対して斜めに走る主要道と言った風情の道だった。

(138) 県道407号杉久保座間線
 県道43号の途中、海老名市杉久保から北上して行くがかなり細く標識も少ないため何度か迷った。県道40号と交差した先は県道406号と重複もあり更には立体交差で進めない!?など、ここ数回の中で最も苦労。相鉄線を越えてからは真っ直ぐに県道42号に突き当たって終了。ちなみに折り返すときもまた迷った…

(139) 県道509号相武台下停車場線
 前にこのエリアを走った時は走破もさほど進んでおらず割と適当に走っていてその結果この県道を走り漏らした。県道42号~46号とトランスポートし「駅入口」から相武台下駅までほんの一吹かしの距離。これで500番台の県道の走破が完了した。

(140) 県道406号吉岡海老名線
 相武台下からずーっと戻って来、県道407号と分岐する形で国分寺台の丘上に進む。新しくはないがいかにも分譲地という中を進んでゆく。この道が綾瀬市と海老名市の境界線になっている。

(141) 県道408号社家停車場線
 県道406号から43号に戻り走行を再開、海老名市上河内で離脱すると真っ直ぐに進んで社家駅にぶつかる。綺麗に開発中の駅周辺だが逆を言えばまだ殆ど家がない。これで、自転車道を除く400番台も県道も走破完了した。

 県道43号を走り終わってR246で帰宅。大和の辺でアタマおかしいR34スカイラインセダン(リヤナンバー曲げ、バンバン空ぶかし、左路側帯から追い抜き)に当てられそうになったが平常心を保つよう努めて無事に帰宅した。タンクバッグを付けずデイパックにタブレットを入れていたので度々停まって確認するにに手間がかかり、何度も迷ったこともあり走行距離の割に時間を喰ってしまった。

 今日の服装は下が登山用厚手ソックス+厚手タイツに耐風Gパン+レインウェア、上がスキー用厚手長袖下着+ワークシャツ+厚手セーター+スノボジャケット+ネックウォーマー、グラブも薄いインナー+冬用で、顔だけが寒かったが他は問題なかった。後で気付いたがプロテクターを着けるのを忘れていた。

 これで100/200/400/500番台は走破、300番台もあと1本。残るは600/700番台。県央~県西部で行くのに時間もかかるので、慎重にコースを検討し効率よく走りきりたい。3月末までに達成できるだろうか?

 本日の走行距離:約190km

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2016年2月5日 【食べ物】新宿・俺の麺 春道

2016-02-19 20:48:13 | 食べ物・飲み物
 新宿西口へ来たので久々にラーメン屋を探して見つかった店に入ってみた。小さな店で店名から「ここから俺のサクセスストーリーを始めるぜ」って感じ。

 久々に味わう濃厚ドロドロ系、最近わかれば避けてるんだけどなぁ…仕方ないと啜ると見た目ほどしつこくなくウマイ。油断するとドロドロを啜りこんでしまうのでガマン我慢。麺は太め、でないとスープに負けちゃうよね。これで白ネギでなく九条ネギだったら見た目もっと良くなるのにと思うがそれでは「天下一品」そっくりになっちゃうか。ペラペラに見えたチャーシューは噛んでみると良いお味。

 たまにはこういうのも良いなと思えた一杯でした。
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【写真展】第15回フォトシティさがみはら2015 プロの部入賞作品展

2016-02-19 06:31:23 | 本・映画・展覧会
 通常は別々に展覧会の開かれている2つの小部屋をぶち抜いて大部屋にしての展覧会、すごいパワーだ相模原

 写真は色々な人が様々な題材を撮っており、個別の好き嫌良し悪し判断はあっても全般的にと言われると困ってしまう。それで書けるとすればコンクールの趣旨とか条件とかになるのだが、1つ提案したいのは、もっと相模原色を強めてはと言うこと。だってそうしないと、どこの町のコンテストか判らないでしょ。

 「アマチュアの部」は、被写体を相模原市内に求めること。もしくは、応募者は相模原市在住在勤の方のみとすること。
 「プロの部」は、被写体を相模原市内に求めること。

 もっとも、何処で何を撮ろうが「写真家育成」のためと言うのであれば、かような縛りは必要ないわけで、結局「フォトシティ」とは何よ?ってそもそも論の確認からやり直した方が良いのではと言う提言になってしまうのだな。

 2016年2月5日 新宿ニコンサロン&ニコンサロンbis新宿にて
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(Live) Nishi Nishiyama(西山隆行)

2016-02-18 20:27:13 | 音楽、ギター、カラオケ
 今年2回目のライブ、聴くのはにっしーこと西山隆行さん。前回はフュージョンで今回はアコギ。うーんナイスなバランス♪横浜の会場に、にっしー繋がりの通称ギターガール・R子さんと着いた。マスターのMIYA♪さん久しぶり~!

 今夜は少し前に(ようやく)出したアルバム「Hybrid Pickin'」収録ナンバーを中心おとしたステージ構成。にっしーはいつも休憩無しのワンステージだっけな?

・Double Rainbow
・Surfer's Spirit
・Blue Wave
・Seven for Eight
・Windy and Warm (Chet Atkins)
・I go to Nashville
・Close to you (Carpenters/Chet Atkins Arrangement)
・Halfway home (Tommy Emmanuel)
・Angelina (Tommy Emmanuel)
・Chet Atkins Medley
・Snowdrop
・Sincerely
・24 Colors
・Sunday Bulldog
・Cat Dance
・Waltzing Matilda (Australian song)
・Gift
(Encore)
・Moment

 丁寧な曲紹介に加え本日はギタープレイヤーばかりの観客むけに弾き方解説も交え、2時間以上を一気に駆け抜けた。今日は少し後ろの高い位置から観たので、手のポジショニングをじっくり観察することができた。なかなか真似はできないのだけど参考になるなぁ。

毎月24日は「にっしーの日」として全国各地でライブを行っているが2月4日は「スペシャルにっしーの日」、この日の観客には漏れなくプレゼントあり♪今年はピックセット、ボールペン等のオリジナルグッズを頂いた。ありがとう!久しぶりにギター仲間とも会え楽しい夜でした。重ねてありがとう!

 [予告]本年6月18日(土)の晩、アコギに限らず色々な弦楽器(鉄弦、ナイロン、エレキ、バンジョー等)を集めたイベントを都内で開催するらしいです。詳細後報。とりあえず時間だけあけておきましょう。

 2016年2月4日 横浜元町・アースリーパラダイスにて
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2016年2月3日 【仕事】遅かりし由良之助

2016-02-18 07:06:23 | 仕事
 久々にチョンボしちゃいました。回線敷設手配絡みで、自部署の担当者の安易なリスケを見逃しちゃった。

 気付いたのが1時間遅かった。1時間の遅れはリスケを容認することとなり、年度末の繁忙期で業者さんの稼動が取れないと1ヶ月近い遅れとなってしまうのです。担当者はこの分野の経験が浅く、そうなることを予期できなかった。ならばリスケ決めちゃう前に聞いてよと思いもするんですが、最近は「聞かない方が悪い」でなく「聞こうとする雰囲気を作らない方が悪い」と評価されます。実は私が過去に4ケタ本数の回線を扱っておりそこそこ詳しいこと、知らない人も増えてるんですね。

 明日以降、通信会社その他へ働きかけてどれくらいリカバリーできるかなぁ。
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2016年2月2日 【仕事】ショルダーバッグのベルト金具が

2016-02-17 20:04:21 | 仕事
 今日はまた終日、三島へ出張でした。アイドルタイムもあったのだけど会議では現状報告と今後の予定の確認、宿題事項をきちんと明確化できたかな。今年も基本的には月イチで訪問になるんだろうか。

 終わっての帰り道、座席から立ち上がったら何かヘン。あれっと思ってショルダーバッグを見ると、ストラップが片側しか架かっていない。何で外れたんだと思いながら付け直そうと思ってビックリ!金具の一部がなくなってる。

 ショルダーベルトの吊り金具は、金属製のフック本体とカバーのプラスチックで構成されている。プラスチック部分にはバネが内蔵されており、ベルトのバッグへの付け外しの時に可動する。このプラスチックが割れてバネが飛び、フックがバッグから外れた…と想定される。下車時のことで飛び散ったであろう部品を回収する間がなかったのだ。運転手さん車内に破片を撒き散らしてすみません。

 先日ショルダーパッドを交換したばかりなのにベルト本体が逝ってしまうとは…これなら高いけどベルトごと買い替えれば良かったかな。イヤ待てよ、家に何かベルトがあったはず…そうだ、去年買ったトートバッグの附属品、あれ使ってない!あれも黒色だったし、フックが入れば流用しよう…ところが探しても見つからないのであった(涙)。
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2016年2月1日 【仕事】一見さんお断り

2016-02-17 07:03:13 | 仕事
 また一件、引き合いを辞退した。新規取引で本来なら開拓すべきところ、
新しいお客様だと手間がかかることが多いため「どこか他を当って下さい」
と申し出た次第。

 それじゃ既存顧客だけでやってけるのかって言えば、やってけないから
背伸びして案件を獲得して、その結果今日の事態を招いているわけで。

 どう転んでもジリ貧ってこと?
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【映画】さらば あぶない刑事

2016-02-16 20:36:15 | 本・映画・展覧会
 「あぶデカ」シリーズ、最終作です。これっきりこれっきりもう、これっきりですか~?でも何と初作から30年だって!そうだよね、まだ始まった頃は今みたく整備される前、放置に近い状態だった赤レンガ倉庫街でドンパチやってた気がするし、みなとみらいなんてあったかな?

 そんな時の流れを感じながら観るべきなのか、どうなのか。ちょっと感傷的な気分は始まって吹き飛んだ。ヘリからの横浜の夜景空撮で始まる。あぁ、やっぱり素敵な街だね…ほんの一角だけど。

 ストーリーはあちこちで紹介されているので省きますが、今どきの作品にしては珍しくドンパチが派手。血まみれシーンもあるしバンバン死人が出る。そしてお約束の車両横転。最近の映画しか観てない人には荒唐無稽に映るだろうが「西部警察」ファンには何てことない(笑)。大いに楽しめるのは、まだまだアクションできる主役・タカとユージの「若さ」によるところも大きい。不思議なもので、この映画だとすっかり大人になった仲村トオルがお坊ちゃんに見えちゃう。劇中では亡き中条静夫さん=近藤課長もしっかりフォローだ。そのほか歴代のレギュラー出演者も勢ぞろい。老けてるのは当たり前、そこに自分の人生を重ねてみようよ。

 今回の出演者では吉川晃司良かったです。髪のセットのせいもあって、ちょっと故菅原文太さんに似てた。外国語のセリフよく覚えました。練習で怪我してまでバイクシーンよくこなしました。同年代なんだけど、やっぱりスリムな男はカッコいい。菜々緒は割愛、夕輝壽太(ゆうきじゅった)のキレっぷりが印象的。本編は最後まで「あぶデカ」のノリだった。コミカルに、お洒落に。ただしエンドロールは30年間を凝縮。見れば懐かしいシーンばかり。BGMはもちろん舘サンの「冷たい太陽」ただし今回はボッサ・ノヴァ調。ここだけじっと見てるとちょっとジーンと来てしまう。

 音楽と言えばそのエンドロールを観ていて音楽スタッフにびっくり!野呂一生(Casiopea 3rd)、増崎孝司(DIMENSION)、櫻井哲夫、神保彰、安部潤などフュージョン系のビッグネームがずらり。そしてその中にドラマーの川口千里ちゃんも!春にライブ行くので、サントラ盤を買ってサイン貰おうかなぁ。カッコいい曲ばかりでインストファンにはお勧めのアルバムかもしれないです。

 公式サイトは[こちら]

 2016年2月8日 川崎・チネチッタにて(写真は劇場前のショーウィンドウ、歴代作品のポスターパネルがずらり)
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2016年1月31日 【旅行】ニセコまで行って何するの(2)

2016-02-16 06:59:38 | 旅行・ハイク&ウォーク
 ほぼ20年前、自家用パイロットの訓練にアメリカへ通っていたとき、同じように分割渡米訓練をしていて知り合ったOさんとは年賀状の交換と、数年に一度会っています。サラリーマンの傍らスノボのインストラクターのアルバイトもしている彼に今度ニセコ行くんだ~とメールしたら何と、同じ日にニセコ行くって言うじゃありませんか!そこでニセコ通いを続けて長い彼のお勧めの店でランチをご一緒する約束をしました。そこはニセコアンヌプリ。

 倶知安からアンヌプリへは、一本では行けない。滑る時間を確保することを第一に、列車でニセコ駅まで行ってタクシーでゲレンデへ。3,000円近くかかったけど止むを得ない。不案内なイギリス人を連れて行ってあげました。用具をレンタルして9時に滑走開始。

 さて、ゲレンデは何年ぶりでしょう?手近なリフトで1本、2本。次にペアリフト、そしてゴンドラ…と用心しいしい高度を上げてゆく。幸い殆ど一枚バーンのところばかりでコケることはない。ちょっと新雪に突っ込んで板を回し損ねてヒヤリとしたけど。調子に乗って飛ばすと絶対に転ぶので、基礎スキーのつもりで重心位置や膝の確度、ターンの時の姿勢などに注意しつつ滑るけど、やはり脚力の衰えで踏ん張れない。余計な力をかけず板のサイドカーブでターンしてゆき、横ズレさせない「切れるターン」で滑らないと足が続かないことがよく判りました。

 10時過ぎから再び降り出した雪がどんどん激しくなって来て、2時間ノンストップで滑ってきた11時過ぎにレストハウスに逃げ込み、ココア一杯飲んで20分後に再スタート。12時過ぎまでひたすら怪我に注意して滑りましたが後半は顔や指先が痛かった~。しかし随分とブランクある割には何となく滑れちゃうもんだな。たぶんスノボやって板の挙動の感覚を考えることができるようになったからだな。歳をとると力任せから技巧派に転じるものです(笑)。

 昼過ぎにスキーは終了、Oさんと無事に落ち合いランチブッフェをゆっくり愉しみながら近況報告からスキー情報まで。1時間半ほどお喋りして解散、急いで着替えて返却して新千歳空港行きのバスに乗り込み、JL524便(JA8978:777-200)の無料Fクラスで帰京しました。先々週の福岡から3回連続同じ機体…。

 失敗だったのは、国内線Fクラスの機内食は時間帯によってメニューは変わるものの方向によっては変わらないと知らなかったこと。なので往復同じ物でした。それなら行きは土曜日の朝イチ便にしてもニセコ行きのバスには間に合った。千歳のホテルに泊まる必要はなかった。さらにそのホテルも「ルートインつぶし」の原則を忘れ(直ぐ近くにあったのに!)他のビジホにしてしまった…要は行程と宿のどちらも、計画をミスったってことでした。でもゲレンデは楽しかったな。今シーズン、また行こう。
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【本】ロバート・ハリス著 「エグザイルズ」(講談社+α文庫)

2016-02-15 20:34:12 | 本・映画・展覧会
 何かの雑誌で紹介されていて本書の存在を知り、図書館にはなかったので古本を購入した。もちろん読後は図書館へ寄贈だ。

 著者ロバート・ハリスと言えばFM局でJ-WAVEで聞いたことがある。経歴は全く知らなかったが日英のクオーターなんだね。日本名まで持っていたとは。

 本書は、著者の幼少期からの人生を辿った自伝。日本では横浜が中心なので雰囲気も想像しやすかった。クォーターならではの立ち位置や葛藤、ナイーブすぎるのではと思う人生の彷徨が赤裸々に書かれている。女の子達と遊びGIと喧嘩し時にはドラッグ。今ならとんでもない無法者だが決して悪ぶってる感じはなく、ちょっとイカした(そしてイカれた)青春のアイテムという感じに読めてしまう。

 息が詰まりそうで日本を脱出した著者は世界を旅する。バックパッカーと言わずヒッピーと呼ばれる時代だ。日本に戻る。そしてバリ島に1年間住む。オーストラリアのシドニーで本屋と言うかギャラリーと呼ぶか、センスある連中の集うサロンと言うか、そういう店を開く。そのために本屋で働いて修行もした。まったく流転の人生だが敗走につぐ敗走ではなく、その時々で自分の感じたもの、やりたいことに忠実に生きている様は立派。そのスタイルに好き嫌いはあっても批判する権利は誰も持っていないだろう。

 人生でやりたいことを書き留めた「100のリスト」のアイディア、前に「最高の人生の見つけ方(The Bucket List)」と言う映画を観たがそれに通じる。何でも良い、やりたい事を見つけ実現に向け生きるのが人生の愉しみだと。

 2016年1月30日 ニセコひらふスキー場レストランにて読了
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