日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【写真展】小林恵展 「潮路の譜」

2017-04-14 23:59:26 | 本・映画・展覧会
 沖縄から鹿児島そして長崎へ。黒潮の流れに沿って北上するルート途中の島々(総てではない)で切り取った風景、風俗。どちらかと言えば風俗が多いか。素朴な、しかし伝統ある小さな祭り、島で生きてきた人々の飾らぬ表情など、沖縄県では撮影した島のいずれにも行ったことある身としては非常に既視感あり親しみの持てる作品が多かった。ただ展覧会タイトルの「潮路」は、キャプションの撮影地を見てそれを頭の中の地図にプロットしなければイメージできない。数ある離島のなかから何故それらの島々を選んだのか(偶然か必然か)、それらを結び付けているものがあるのかないのかは作品からは伝わってこない。伝わってくるのは、南の方の島であろうと言う開放感(空の広さや屈託ない子供たちの表情)である。もちろんそれらは好ましいものなのだが。

 2017年3月30日 銀座ニコンサロンにて
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2017年3月19日~20日 【旅行】リフレッシュ休暇で南米へ・ニューヨークつき(10)

2017-04-14 20:55:51 | 旅行・ハイク&ウォーク
 3月19日、終日移動。朝マイアミに到着、3時間29分のフライトだった。1時間ちょっとのインターバルでAA335(N383AN:767-300)でダラスへ2時間40分。そして2時間半のインターバルでJL11便(JA836J:787-8)に搭乗。帰りもアップグレードを希望したがキャンセル待ちの結果はNG、腹に据えかね(笑)機内でも確認したが、ビジネスもプレミアムエコノミーも満席。機材小型化でマイレージ特典航空券のハードルは確実に上がったよなぁ。国内線に関してはUAマイレージでANAに乗り回る技が使えるので、しばらく闇雲にJALのマイルを貯めるのは止めようと思った。高い航空券を買ってアップされなかった恨みは大きいんだゾ。

 12時間35分で成田に到着、こんなに長いフライトなのに気分が乗らず1本の映画も1曲の音楽も楽しまず。何だかボーっとして過ごした。そしてさすがに今回このあと「国内もう一往復」は止めた。安物スーツケースは今回も壊された(角2ヶ所凹み、うち1ヶ所穴開き)ので破損申告をしたのち、最近少しお付き合いのある縁から手配いただいたリムジンカーで帰宅する贅沢で、リフレッシュ休暇の最後を締めくくった。写真はアメリカのどこか、これ空港なんだろうなぁ…

 コロンビアは懸念した治安不安は大丈夫で、エクアドルは南米諸国の中でも経済的に成長しているためか気持ちよく過ごせた。相変わらず喋れないながらもスペイン語圏の旅はさほどの不安も不便もなく、来年また残りの中南米諸国に向かいたいと思うのだった。(おわり)
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【写真展】千田貴子展 「草のゆりかご」

2017-04-14 06:04:55 | 本・映画・展覧会
 ライブに行く日はその前に写真展に行くのがパターンになってきた。今日もそう。

 テーマは草と言うことだが、草と言ってもいろいろですね。シーンもいろいろ。脈絡ない。統一感がない。

 …と考えていて反省した。自分の思う情景やテーマに不一致なものが混ざっていると「解らない」とか言って否定しているよなぁと。少なくとも見ていて自分として満足感は得られないが、否定はしちゃイカンのだろうと。否定しないで居たら世の中なんだってアリ、その一部が自分にフィットするってことなんですかね。つまらなく不愉快に感じる作品に触れることも、そういう感情を呼び起こすことが自分への刺激である時間の無駄ではないと思うべきなんですかね。まぁ美しいもの心地良いものばかりに浸っていては退化する一方と戒めれば我慢できるか。我慢してまで退化防止ってのは切ないものがあります。

 2017年3月24日 銀座ニコンサロンにて
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2017年3月18日 【旅行】リフレッシュ休暇で南米へ・ニューヨークつき(9)

2017-04-13 20:54:59 | 旅行・ハイク&ウォーク
 3月18日、現地最終日。今日は夕方まで別のツアーに参加。

 キトの郊外にオタバロという町があり、土曜市が賑わうという。生鮮食料はもちろん、民芸品も買うつもりがないため見るだけと言うのもナァとは思ったが、どうせ今日も天気はグズつくだろうし夜中の帰国まで居場所を探すのも大変で、土曜市だけでなく周辺観光も含んだ終日ツアーを紹介され申し込んだのだった。

 7時集合とのことで6時15分にホテルを出、前夜に頼んでおいたタクシーで集合場所へ。結局新市街、わざわざ旧市街に宿を移した意味がなかった(苦笑)。日本製マイクロバスに25人ほどでほぼ満席。今日のツアーはキトから北上するのでルートは被らない。

 エクアドルは「赤道」と言う国名でもあるのだが、その中でも正真正銘「緯度0度0分」らしい場所がありそこへ寄る。明後日あたりが春分の日のため太陽の位置は極めて基準線に近かった。赤道を跨いだ写真を撮るつもりはないが、こういう場所は興味深く面白い。市場はまぁ予想通り、けっこう良いデザインのTシャツがあったが当分は家にあるヤツの在庫を減らす方向で我慢せねばならぬ。お土産にミサンガを編んで貰った。

 昼をとっくに過ぎてもバスは走り、国立公園内のクレーター湖でミニハイク。数百mの遊歩道だが火口湖の様子がはっきり判り、火口一周や正面の山へのハイキングコースもあると聞きちょっと歩いてみたくなった。昼食は革細工で有名らしい町のレストランで、自由時間に周辺の通りを歩いて店を眺めたが財布やバッグも欲しくないものねぇ。

 帰る頃からまた雨が降り出し、キト到着時は土砂降りと言ってよい状況。ツアー中にガイドにそのまま空港に向かいたい旨を伝えタクシーをアレンジして貰い、土曜の晩の歩行者天国か何かで少し手間取りながらもタクシーに乗れて空港へ向かうことができた。最終日の終日ツアーはスーツケースの保管の問題がないので便利だな。日付が変わる寸前、23時59分発のAA946便(N198AA:757-200)でマイアミへ、キトからの帰途(^^;)についた。

 機中泊
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【本】河野博子著 「里地里山エネルギー 自立分散への挑戦」(中公新書ラクレ)

2017-04-13 06:04:16 | 旅行・ハイク&ウォーク
 ミニ風力発電やミニ水力発電、ミニ太陽光発電…大上段に再生可能エネルギー発電設備を建設するのでなく、身近でちょっとだけ発電し「地産地消」するケースの紹介。劣化が進むディーゼル発電機に頼る離島の例などもある。

 やはりお役所仕事と言うのか、許認可手続きの困難さが伺える。エネルギー資源を持たない我が国が少しでも輸入燃料源依存度を低下させるため補助金だけでなく制度や手続きの工夫をすることはできないのだろうか。当たり前だが接続における電力会社の不親切さも感じられる。電力自由化で配送電会社が分離され、少しは風向きも変わってゆくだろうか。

 諸外国に比べ日本全体で見れば節電志向と言うかマインドはまぁまぁのレベルにあると思うが、メイン消費者たる産業界だけでなく、一般家庭における消費をさらに抑制する仕組みを作るべきだと思うのだが。雪が積もるような土地で積層ガラスを義務付けるとか。

 節電節水節ガスで生きてる自分としては、世の中まだまだやれることがあると歯がゆくてならない。

 2017年3月23日 通勤電車にて読了
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2017年3月17日 【旅行】リフレッシュ休暇で南米へ・ニューヨークつき(8)

2017-04-12 20:49:38 | 旅行・ハイク&ウォーク
 3月17日、ツアー2日目にして今回の旅で最大のイベント、観光列車に乗車。

 ペルーの鉄道は現在観光列車しか走っていない特殊な状況にある。だがそれが短距離の観光列車だけでなく、キト~グアヤキル(郊外)間を2泊3日掛けて走る豪華列車も含む。幾ら料金が高いとは言え(20万円くらいする!)、保線費用などは到底賄えるとは思えない。今日乗るのは上記の路線のアラウシと言う町から急勾配を下った地点・デビルズノーズ(悪魔の鼻)までの往復。距離は僅か10数kmだろうが高低差がすごい。100年近く前の開業時からの車両?を含む4両の客車はディーゼル機関車に牽かれゴロゴロと下ってゆく。1両に1人、車掌を兼ねたガイドが乗務し線路敷設の歴史や周辺の光景などを説明。最後は三段スイッチバックで到着、所要約1時間。そして1時間近い折り返し(ここで軽食やお土産が買え、民族舞踊の披露がある)帰りは30分ほどでグイグイと登って戻ってきてしまった。距離は短かったが噂通りのすごい路線。三段スイッチバックと言えば日本でも芸備線の出雲坂根が有名だが、勾配はこっちの方が断然キツいんじゃないかな。周辺の山の
険しさも。

 観光列車乗車が終わると一同バスへ…と思ったらどういう手筈なのか、みな別の場所へ。キトに戻るより近いグアヤキル、そしてクエンカ。VELTRAのツアーでそんなオプションはなかったが、別のところに申し込むとそういうことも出来るのか。かくしてキトへの戻りは大型バスに運転手とガイドと自分の3人になってしまった。居眠りもせず最前列で前方の眺望を楽しみながら帰還。途中、大雨で道路が冠水しており少し渋滞していたのも珍しかった。情報が伝わっていなかったがルートを変更、ホテルの直ぐ近くで降ろして貰えて助かった。

 Boutique Hotel Plaza Sucre 泊
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(Live) DEZOLVE

2017-04-12 06:01:06 | 音楽、ギター、カラオケ
北川翔也(gt)、友田ジュン(key)、小栢伸五(ba)、山本真央樹(dr)

 なんと、先週に続いてのDEZOLVE(ディゾルブって読むらしい)だよ?ただし今日はインストアライブなので短めのはず。それでも聴きたい、あのスピードとリズムに喰らい付いてゆきたいと、衰えの始まった「じぃ」さんは思うのだった…強力推しってことで、仕事帰りの元CB125T乗りさんも引っ張り出しちゃったよ。さて彼は付いてこれるか?

 19時スタートの予定がごく一部の出演者勘違い+セッテイング不足があり、30分近く遅れてスタート。イベント会場だといろいろあります。そしてパソコン音源とPAとが接続できない?トラブル、なので4人の音だけで演ることになり用意していたセットリストはご破算、1曲ごとに「次なに演る?」(笑)。以下の通りとなった。(2)(1)は収録アルバム。

・(2)Orbital Revolution
・(2)Forest Life
・(1)Night of Megalopolis
・(2)Distance to the Light
・(2)A Journey to the Cosmos
・(1)Faded Stream

 至近距離で見る演奏はやはり素晴らしく凄かった。ここのところの通勤ヘビロテで曲を覚えてきたこともありついてゆける部分が増えたかな?全然問題ないじゃん!と素人目には映ったが本人達はどうなんでしょう。ドラムのマオキ君がMCで「フュージョンやジャズの人たちってセッション的に合わせるスタイルが普通だと思うけど、僕たちは音源も使って緻密に音を作っていきたい」みたいなことを喋ったのが印象的だった。聞き様によっては「じゃあライブしない方が良いんじゃない?」と感じてしまう。そこら辺のニュアンスを終演後に聞いてみたかったが時間なく持ち越し。でもだからと言って彼等の演奏技術が低いわけじゃないことは強調しておきたい。音源を使おうが使うまいが、ライブの演奏は「口パク」じゃないのだ。

 1曲が長いのと1曲ごとに手動でキーボードの音色セッティングを変えてゆく時間があるため、ライブは1時間に及んだ。大満足。本人たちも言っていたがハプニングは逆に貴重な機会。いつか彼ら自身も昔を振り返り、笑いながら「そう言えば音源なしで演ったこともあったねぇ」「あったあった!」みたいな日が来ると良いな。写真は、ステージ近すぎて4人を写せなかったので3人まで。この日一番苦労したのに写ってない友田クンごめんね!

 2017年4月10日 タワーレコード横浜ビブレ店にて
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2017年3月16日 【旅行】リフレッシュ休暇で南米へ・ニューヨークつき(7)

2017-04-11 20:46:56 | 旅行・ハイク&ウォーク
 3月16日。今日明日は「アンデス山脈をひた走る1泊2日ツアー」に参加する。もともとリフレッシュ休暇はチベットへ行き世界最高所を走る列車「青蔵鉄道」に乗ろうと思っていたのだが、この時期は何かの行事があって外国人は入境禁止なのだった。それが判ったのが遅かったため代案検討でグダグダになったのだが…ともあれどこかで列車に乗りたい、それも含めての南米ゆきなのだった。

 ホテルには予定時刻ぴったりに迎えが来た。大型観光バスだが参加者は10名程度らしく、一人で2席を占領しゆったりと景色を眺められる。キト市街を離れ南へ、「パン・アメリカン・ハイウェイ」に指定された国道は整備状況も良く快適ドライブ。海外でありがちな無謀運転によるヒヤヒヤもない。

 コトパクシ国立公園に入り、標高3000m以上のところにある湿原を散策する。今日も天気が悪く5000mを越える周囲の山々は時おり中腹くらいがチラリと顔を出す程度、晴れていればさぞかし雄大な眺めなのだろう。それでも街を離れ手付かずの自然の立つと、ここ数日とは全く異なる光景に心が安らぐようだった(写真)。

 Hoster?a La Andaluza 泊
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(Live) 三井大生ほか

2017-04-11 06:13:28 | 音楽、ギター、カラオケ
光永泰一郎(vo.)、三井大生(vln)、成田祐一(pf)、熊谷望(ba)、柴田亮(dr)

佐々木秀尚さんリーダーのライブ、ベースの熊谷さんが配ったフライヤー(チラシ)でアレッという名前を見つけた。ホント?いやまさか…調べたらまさかのホントであった。本日のバイオリン・三井大生氏はかつていすゞ仲間として付き合った人物である。いい会社に入ったものの退職してミュージシャンを志したとは聞いていたが、当時は関西在住であったため交流が途絶えていたのだった。こんな縁でまた繋がるとは!

そんな事情があり、彼が定期的にやってると知った品川のライブに顔を出すことにした。定時退勤していったん自宅近くまで戻り用事を2件済ませ再び都内へ。3ステージある最終回に間に合った。サプライズなんだが気付いて貰えるだろうか?カウンターで飲み食いしているといつのまにかメンバーが位置に就いており演奏が始まった。セットリストは以下の通り?ちょっと自信ない。

・All of me
・You Haven't Done Nothin' (?・スティービー・ワンダーの曲)
・Rock with You
・Georgia on my mind
・Route 66

いずれもアメリカの曲ですナ。ふだん聴いてるインストではなくヴォーカル入りなので新鮮。演奏はあくまでバックな部分が多いのだが、曲全体をどう作ってゆくか、どういう音の入れ方をするのか聴いていると面白い。もちろんバックだから手抜きなんてことはないので念のため。大きな店、ざわつきやたまに聞こえる食器のカチャカチャがライブ感を醸しているなぁ。聴くともなしに、でも聴いてしまう。こんなスタイルも新鮮でいい。だが願わくば改めて、本格的ライブに参戦したいものだ。みぃみぃ(三井さん)その時はヨロシクね!終演後あいさつしたら直ぐに思い出してくれ、片づけやらで忙しいなか暫しお喋りに付き合ってくれた。ありがとうございました。

 2017年4月7日 品川・TRIBECAにて
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2017年3月15日 【旅行】リフレッシュ休暇で南米へ・ニューヨークつき(6)

2017-04-10 20:44:14 | 旅行・ハイク&ウォーク
 3月15日、キト市内観光。

 雨がパラついているが、昨日訪問した代理店でキト市内をダブルデッカーのHOP-ON/OFFバスが走っているとの情報をいただき(「地球の歩き方」最新版には未掲載)乗ることにした。旧市街だけならまだしも新市街までだと広すぎるし、展望で有名な丘は一人で行くには治安に問題がありそうだし。

 雨のため、本来ならオープンにして開放的空間を楽しめるオープントップバスも屋根をクローズ。10人足らずの乗客を載せ、狭い路地を回って旧市街へ。傘を差して歩くのは鬱陶しいのでバスで回遊はちょうど良い。巨大な女神像が建ち市街地を一望(できるはず)の「パネシージョの丘」はうっすら雲に入りかけ眺望はイマイチ、まぁここまで来られたから良いか。

 途中1回降り、市立博物館など旧市街地を少しウロウロ。2つ先のバス停から再び乗って新市街へ、とくだん観る場所はなかったが市街地の拡がりの様子や商店の雰囲気、道行く人やクルマの様子を観察できた。そして渋滞(写真)も!

 夕食のため今夜もホテルの周囲をウロウロするが、店は開いているもののどこも客の入りが悪い。20時でこれって悪すぎ、エリア全体が不景気なのか?

 Holiday Inn Express Quito 泊
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