日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【本】井出 明著 「悲劇の世界遺産 ダークツーリズムから見た世界」(文春新書)

2024-12-18 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 ダークツーリズムをどう捉えるか、どう見せるかについて書かれた本。それだけでなく、そもそもダークツーリズムとはから始まっているので馴染みのない読者でも取っ付きやすいと思われる。その一方で、ダークツーリズムの弊害(があるとすれば)については触れられておらず、まだそこまでの段階ではないと著者は考えているのか(オーバーツーリズムは普遍的な事象なので、あえて本書で触れる必要はないのか)。

 誰から見ても「ダーク」な歴史と言うのは難しい。アウシュビッツの大虐殺にしろ、広島・長崎の原爆にしろ、それを是とする人々がいる(いた)ことも事実。事実は一つであっても、解釈は一つではないのが問題となる。

 2024年12月12日 台湾・台南市のホテルにて読了

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2024年12月10~15日 【旅行】台湾・台南と高雄の離島(2)台南観光

2024-12-17 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 12月11日、2日目。今日は終日、台南観光。地図で行先を決め、Google Mapにプロットし、順に歩いてゆく。ホテルで朝食を済ませ、8時半にスタート。一々書くと膨大な量になるので、回った場所のみ記録しておく。

(1)赤カン楼(写真上段左)
(2)大天后宮
(3)永樂市場
(4)水仙宮市場(写真上段中)
(5)神農街(写真上段右)
(6)蝸牛巷
(7)天壇
(8)孔子廟(写真中段左)
(9)林百貨店(写真中段中)
 巡った箇所は多かったが何れも相互の距離は比較的近く、午前中に市内中心部は回り切れた印象。赤カン楼は残念ながら一部工事中で全容は見られず。日本統治時代完成の有名な林(はやし)百貨店は、さすがの風格だった。

(昼食)

(10)消防博物館(写真中段右)
(11)気象台
 午後は台南市博物館を訪ねるつもりだったが休館日。昼寝して夕方に出直そうとホテルに戻る途中、ガイドにない2カ所を見学、ここがなかなか良かった。まさかオオタ自動車製の消防車を見られるとは。

(昼寝)

(12)安平古堡
(13)安平老街(写真下段左)
(14)勸夕平台(写真下段中)
(15)武聖夜市(写真下段右)
 夕方、UBERで安平へ行き、町を少し歩いてから古堡(オランダ時代の砦)を見学。そこから2kmほど歩いて「夕日の浜」勸夕平台へ。期待に違わず、海に沈む夕日を見ることができ何とも感慨深かった。再びUBERで、昨夜とは異なる夜市へ。台南の夜市は何ヵ所かあるが、殆どが週に2日程度の開催日、滞在する曜日によって行ける夜市が変わるのが面白い。とは言え今夜も特段の収穫はなし。

 ところで、台南はさすがに暖かい。と言うより暑い。今日は速乾性アンダーシャツに半袖ポロシャツを着てスタートしたが、直ぐにポロシャツを脱いだ。気温は最高27℃、陽が射すと体感温度は30℃を越える。暑いのも道理なのだった。

 [英代大飯店(Ying Dai Hotel) 泊②]

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2024年12月10~15日 【旅行】台湾・台南と高雄の離島(1)東京→宮崎→台北→台南

2024-12-17 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 今年最後の海外旅行は、6月にも行った台湾で未訪問の台南市と高雄近郊の離島を訪ねることとした。いよいよ海外でも離島めぐり(笑)。往復とも地方空港経由で、出入国スタンプ獲得を目論む。6日間なのでデイパックにキャリーオンを引っ張ってゆく。

 12月10日、1日目。実は行先を台湾に決めたのは、11月に宮崎から台北行きLCCが就航しキャンペーン運賃を出したからで、9月の下地島→仁川と同じ意思決定パターン。宮崎まで御贔屓なJALの初便では台北行きに間に合わないため、やむなくANAで行く。そう割り切れるようになったのが、自分の今年の変化だ。NH2451便(JA67AN:737-800)は元ANA機のソラシドエア運航、ひょっとして初搭乗社かも?羽田で出発を待っている最中に朝日が昇って来た(写真上左)。この機材のウイングレットは、けっこう垂直尾翼に似ている。宮崎まで1時間37分、向かい風が強くやや遅れての到着。

 宮崎での乗継時間は長くないが、ターミナルを出てみるとミニゴルフコースがあったり、館内のトイレも案内表示がゴルファーだったり、ゴルフ全推しの空港だった。台北へのフライトは5回目となるタイガーエア台湾。IT743便(B-50015:320)で台北までは、東京発より1時間ほど短い2時間4分、東京~那覇とほぼ同じ、特筆事項なし。空港では台北クリスマスフェアの看板(写真上右)。

 到着してもまだ昼であるので、今日のうちに台南まで移動できる。移動には鉄道在来線(台鐡)、鉄道高速線(高鐡)、高速バスの3種類が考えられるが、日中でもあり在来線で行くことにした。路線バス706A系統で台鐡桃園駅まで1時間ちょっと、思いのほか遠かった。しゃれた意匠の出店(写真中左)で排骨飯の台鐡駅便を買って自強125号に乗り、台南まで3時間45分ほど。台中までは台北からの方が早いが、台南へは高雄からの方が近い。南へ向かっているのだなと実感できる所要時間だった。到着は現地時間17時半ころ。台北への飛行機が早着してくれたおかげで、計画より1時間早い到着。車内から日没を眺められた(写真中右)。

 ホテルは移動の便を考え、在来線の台南駅から徒歩10分弱。一休みしてから夕飯がてら、15分ほど歩いた夜市をハシゴ(写真下段)。小北観光夜市と小北新成功夜市、後者の方が夜市らしい風景と人出だったが何れでも食べたいと思えるものには出会えず、ホテルに戻る途中で食べた。殆どが移動時間だったが、なかなか楽しかった。

 [英代大飯店(Ying Dai Hotel) 泊①]

HND 0645
(NH2451)
KMI 0835/1010
(IT743)
TPE 1200→1125早着/1210
(路線バス#706A)
桃園 1310/1331
(自強125次)
台南 1715

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2024年12月8日 【エセ善人】工場片付けの手伝い

2024-12-16 20:00:00 | エセ善人ねた

 「ゴミ屋敷」に限らず長いこと片付けされていなかった場所を綺麗にするのは大変だと、身をもって知った。

 場所は友人の作業場、本人に言わせれば色々と理由があるのだが、外から見れば失礼ながら「整理できないダメ人間」にしか見えない。何年も進言していたのが、ようやく超重い腰を上げて片付けに着手するとのことだったので、応援に行った。

 広いはずの作業場は、作業で出た端材を中心に様々なもので埋まっており、辛うじて人が通れる程度。よくこんなスペースで仕事してきたものだ…ゴミ屋敷の住人がどこで寝てたんだって思うほどの部屋で暮らしてるのと似ている。片付けが1日で終わるわけもないことは承知、着手しただけでも良しとしなければ。それに一気にやると、我々が体力で参ってしまうリスクがある。

 今日は大きな端材を中心に産廃業者に出すべく取り出し、最後に友人のバンに積み込んだ(写真)。あと5回もやれば、見違えるほどスッキリするんじゃないか。問題はその後、友人がそのスッキリさを維持できるかだが…年を跨ぎ、手伝う日が続く予感。次回レポートに乞うご期待。

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【本】川村 隆著 「ザ・ラストマン-日立グループのV字回復を導いた「やり抜く力」-」(角川新書)

2024-12-16 13:00:00 | 本・映画・展覧会

 先に日立の東原敏昭氏の著書を読んだので、今度はその二代前の社長の本を借りてみた。順序で言えば一代前の社長の本を借りるべきだったか。

 日立製作所を「V字回復」に導いた立役者として知られる著者の本だが、その奮闘ぶりを記した本ではない。もちろん随所に日立での実例は出てくるので、全く無関係と言うわけでもない。そういう意味で本書は「日立の物語」ではなく、全社会人に通じると言える、仕事へのかかわり方、意識の持ち方について書かれた本と言える。と言うことは、著者は別に川村氏でなくても良いわけだが(爆)、そこは成功した経営者と言うことで、発言に重みが増すことは間違いない。

 「ザ・ラストマン」とは文字通り最後の人=意思決定者。個人事業主であればファーストもラストもないのだが、意思決定の瞬間に意識する価値はあろう。そして組織においては、最上位(CEOとか会長とか)と言うだけでなく、各々の職場、もっと言えばジョブ単位でのアンカーと著者は定義する。なので、本書の対象は決してエグゼクティブ層に限らないと言うことだ。ここ重要。

 本書を読んで、はたして自分が在職中このような意識を持って事にあたっていたかと問われれば、俯かざるを得ない。スミマセン。

 2024年12月6日 自宅にて読了

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2024年12月3日 ユラユラとグルグル2024

2024-12-16 06:00:00 | ノンジャンル

 書き忘れていたので日付をちょいと戻しまして…

 毎年恒例の人間ドックの受診結果を入手しました。今年から健保でなく国保に切り替わったため、検査項目も減ったようです。今回の結果表にあった分のみ、3年分のみアップします。左から2024-2023-2022です。

BMI: 26.925.6-25.9
→衝撃的な数字です。体重と胴囲(非公開)も過去最大値でした。この夏一気に太ったのは傍目にも判るほどなのですが、こうして数字を突きつけられると凹みます。ただ不思議なことにメタボとは判定されず、そのため指導もないそうです。そうは言っても、BMIが減るよう努力しなければならないことに変わりはありません。

血圧: 128/64-120/73-133/73

中性脂肪: 97-89-82
→これが全てを物語っています。
HDLコレステレロール: 59-57-54
LDLコレステレロール: 115-109-118
→脂質代謝に関しては再び増加、やはり運動を。

AST(GOT): 20-20-17
ALT(GPT): 27-16-16
γ-GT(γ-GTP): 23-17-19

HbA1c(NGSP): 5.5-5.5-5.3
尿酸: 6.3-6.3-6.6
eGFR: 66.6-72.2-67.2

白血球: 62-71-44
赤血球: 419-432-422
ヘモグロビン: 13.0-13.5-13.4
ヘマトクリット: 41.8-40.5-39.7
MCV 99.8-93.8-x
MCH 31.0-31.3-x
MCHC 31.1-33.3-x
血小板数: 28.7-28.7-29.4

 確かに、数値が劇的に悪化しているところはなさそうです。医師の所見も「太ってるけど異状なしだよ」でした。喜ぶべきことなのか?

 1年後を目指して、時おり歩くだけでなく中性脂肪を減らせるような対策を行おうと思います。運動と食事、それは解ってるんですけどね。(滝汗)

 

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(Live) いわし

2024-12-13 20:00:00 | 音楽、ギター、カラオケ

"い" 井上尚彦(Dr)
"わ" 和佐田達彦(B)
"し" 進藤陽悟(P)

 今年はコスト削減でライブ参戦を減らしたため、「いわし」も僅か2回目で師走を迎えてしまった。そうして臨んだ「ホーム」年内ラストライブ、会場は満員。なんだけど、「いわし」のライブでは知り合いができないんだよな~。満員に驚きつつも気を良くしたメンバー、「今日は原点回帰」と入魂のステージ開始。

(1st)
・Groovin' Sardine
・More to Dream
・Game
・After the Festival
・Oriental Flight
・Tomorrow will be clear
 前半は「Game」と「After the Festival」が出色。Gameなんて前に聞いたのいつだっけ?というくらい久しぶり。After the Festivalはちょっとテンポは速め、和佐田さんの指弾きが光る。おっと、最初の「Groovin' Sardine」は曲本編とは全く違う入りからのCD版再現で、「原点回帰」を強く主張していた。

(2nd)
・MRI〜輪切りの私(仮題)
・三角球
・Skydrive
・Sardine Cloud
・Odd Time Story
・君ヲ想フ
 後半「MRI〜輪切りの私」は変拍子から何度もリズムが変わるテクニカルさと不思議なメロディ進行。クロスオーバー曲調が懐かしく心地良い「Skydrive」はシニア殺し(笑)。情感たっぷりの「君ヲ想フ」で本編を締めるとは、さすが師走か。

(Encore)
・Nothing Personal(Michael Brecker)
 アンコールも「原点回帰」を強く意識した、お得意のナンバーでエキサイティングな盛り上がり。最後は客席と一緒に「(1)いー(0)わー(4)しー!あーだーるー(10)とぉー!」でゴールイン(写真)。

 やはり「いわし」のライブは楽しめる。演奏とMCで二度おいしい。できれば年2度と言わず、四半期に一度くらいのペースで行きたいものだ。

 2024年12月5日 四谷三丁目・ソケースロックにて

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【写真展】橋本とし子 「それは かげろう」

2024-12-13 13:00:00 | 本・映画・展覧会

 愛娘を中心とした日常のモノクロスナップの写真展。モノクロもザラザラとした粗目の質感で、思い出感が強い。こうした趣向の写真展はあまり好みでないことが多いのだが、本展はそのように感じることもなく、ちょっと微笑ましく懐かしいアルバムを眺める感じがした。

 在廊していた作者にザラザラ感の出し方について尋ねたところ、カメラのISO感度設定で行う場合もあるし、レタッチソフトで仕上げる場合もあり一定していないと、思いがけずふわふわした回答だった。どちらも使いこなせていると言うことで、すごいな。作者は、「かげろう」を形として残すことに成功しているようだ。

 2024年12月4日 銀座・Sony Imaging Galleryにて

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【写真展】第47回鉄道ファン・キヤノンフォトコンテスト入賞・佳作作品展

2024-12-13 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 ライブ前の写真ギャラリー訪問、今日は銀座へ。

 フォトコンの作品展は点数が多く、構図や露出なども多彩になる。なので、見ているとヒントを貰ったり考えさせられたりすることが多い気がする。本展は題材が鉄道であり、被写体そのものにも多大な関心が向くため鑑賞に一層の時間がかかった。スマホのオートモードのままで、いかにこうした優れた作品に近づけるかをこれからも追求し続けたい。

 2024年12月5日 銀座・キヤノンギャラリーにて

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【写真展】第31回羽田フォトクラブ水曜会写真展

2024-12-12 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 昨年観た写真展を、今年も観た。一昨年も観たので、3年連続だ。
継続は力なり、30回を越えてすのだから立派なものだ。

 継続は力なりと言っても、漫然とやるのでなく継続会員においては技術の向上、あるいは新規会員獲得による新陳代謝があった方が良いのではと思う。この会にあってはどうだろうか。

 作品群は今年も、作者ごとに数枚ずつの展示。ただ昨年に比べ、各人がテーマに沿った作品を展示、その範囲ではまとまり感が増したように感じた。その一方で「羽田」を意識したテーマで撮った方はわずか。空港や飛行機だけでなく、羽田神社や穴守稲荷、海老取川や多摩川など、もっと身近なテーマを扱う人がいないのは少し残念だった。

 撮り忘れたため写真はなし。

 2024年12月6日 アートガーデンかわさき 第2展示室にて

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