【ぼちぼちクライミング&読書】

-クライミング&読書覚書rapunzel別館-

竜王山

2014年08月17日 20時20分16秒 | 登山&アウトドア(関西)


久しぶりに、竜王山に登ってきた。
このたびの盆休みは、天候に恵まれず。
展望はイマイチだが、登って良かった。
(脚力が弱っているのが判明)


「みをつくし料理帖」

2014年08月17日 09時14分04秒 | 読書(小説/日本)

先日、「天の梯 みをつくし料理帖」が出版された。
これで最終刊、完結となった。
これを機会に、初巻「八朔の雪」を読み返してみた。


8/10付感想で、「みをつくし料理帖」を「カリオストロ」に喩えた。
今回、読み返してみて、別な感想を持った。
第1章から、シリーズ主要男性キャラクター3人が登場する。

種市
小松原
源斉

この3人は、全て『化け物稲荷』の絡みで出会っている。
澪が掃除して、雑草を抜いて道を作り、神狐に赤い前掛けもかけた。
その御利益なのか、前述の3人との「引き合わせ」があり、後々までもずっと、澪を助けてくれる。
一種の仏教説話のような形態をとっていることに気づく。

さらに、「オルフェウスの窓」も思い出した。
『化け物稲荷』が『オルフェウスの窓』と重なる。
そうなると、澪がユリウス、である。
イザークとクラウスは、小松原と源斉。
(種市は、高齢のため除外)
読み返すと、様々な要素で楽しめる。(再び、妄言多謝)
集英社文庫<br> オルフェウスの窓 〈1〉