「逃亡山脈」樋口明雄
南アルプス山岳救助隊K-9、シリーズ最新刊。
私の場合、派手なアクションシーンより、
心理的な葛藤や山の描写を味わいたいと思っている。
アクションもリアリティがあったら、それなりに楽しめる。
現在の日本・政府機関がここまでするとは思えなくて、
まずこの点に引っ掛かってしまった。
他の皆さんはどうなんだろう?
星野夏実が活躍しなかったのも残念。
【ネット上の紹介】
阿佐ヶ谷署の大柴刑事は、南アルプス署に拘留中の窃盗被疑者の移送を命じられた。以前、捜査を共にした同署山岳救助隊の神崎静奈は残念ながら北岳にいるらしい。担当の東原刑事から被疑者を引き取った帰路、移送車が大型トラックに追突された。大柴が南アルプス署に電話をすると、東原という名の刑事はいないという。一方、山を下りて署に戻った静奈は、事情を聞き現場に急行するが…。