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後立山縦走

2022年08月15日 08時16分20秒 | 北アルプス(白馬・後立山)

後立山の縦走に行ってきた。

●1日目(8月9日)晴れ時々曇り、一時雨
早朝大阪を出発し、新幹線で名古屋-JR松本駅、大糸線白馬駅まで。
バスで栂池高原、そこからゴンドラロープウェイ、ケーブルを乗り継ぎ自然園駅へ。
少し歩いて栂池ヒュッテ到着。ここが今日のお宿。
電気と水を潤沢に使えるので、山荘レベルをはるかに超える贅沢さ。
風呂も広い。料理は生涯ベストかも?




●2日目(8月10日)曇り
《乗鞍岳(白馬連峰)・船越の頭・小蓮華山(大日岳)・白馬岳・離山(白馬村)・丸山(黒部市)・白馬鑓ヶ岳 》
栂池ヒュッテから天狗山荘を目指す。
天狗山荘は、噂通り、食事が美味い。
登山者も少なく、穴場でお勧め。






●3日目(8月11日)曇り時々雨、風が強い
《天狗の頭・不帰嶮・唐松岳・大黒岳・白岳》
天狗山荘から五竜山荘を目指す。
今回の核心・不帰キレットがある。
天狗の大下りを経て、不帰キレットに到着する。
すると、絶妙のタイミングで雨が降り出す。
「まいったなあ」と思いながら、慎重に手足を動かす。
気合いを入れたせいか、予定より早く、五竜山荘に到着。






●4日目(8月12日)曇り時々雨、一時晴れ、風が強い
《五竜岳・北尾根の頭・鹿島槍ヶ岳(北峰)・鹿島槍ヶ岳(南峰)・布引山》
今日の核心は八峰キレット。
五竜山荘から冷池山荘を目指す。
天気が目まぐるしく変わる。服装も着たり、脱いだり、カッパを着たり。
キレット小屋あたり、一番雨が激しかった。








●5日目(8月13日)晴れ
《爺ヶ岳(北峰)・爺ヶ岳(中峰)・爺ヶ岳(南峰)》
冷池山荘から扇沢に下山する。
扇沢でネギカツ丼を食べて、大町温泉郷に向かう。
あちこちにLINEで「無事下山」を伝える。

今日のお宿はアルペンルートホテル
上高地と違って、料金はリーズナブル。13,200円(懐石料理プラン)
温泉に浸かって癒やされる。(素泊まりプランもあり)




●6日目(8月14日)曇り一時雨
大町温泉郷から信濃大町にバスで向かう。
信濃大町-松本-名古屋-大阪と、帰阪する。
帰宅後、しゃぶしゃぶを食べて体重を戻す努力をした。

↑大町温泉郷・アルペンルートホテル

【装備】
Tシャツ、長袖Tシャツ、ダウン、帽子、目出帽、手袋、ハンカチ
Keen黒、グレゴリー青24、ザックカバー、ヘルメット白、ゴア雨具黄緑上下、
スマホ+充電器、ヘッデン+充電コード、時計、ゴミ袋、地図、資料、日焼け止め、
行動食、ペットボトル500ml×4本、ツエルト、トレッキングポール、
寝袋インナー、アルコールスプレーかウェットティッシュ、体温計
着替え(Tシャツ・パンツ2・短パン・靴下2)、歯ブラシ、洗顔剤
*Keenローカットとグレゴリー24が、今回も役にたった。
*トレッキングポールは、初日と最終日に使用。
*不帰キレット、八峰キレットの日は、収納したまま。
*ヘルメットは、最終日以外ずっと装着していた。

【感想】1
先々週の大キレット、今回の不帰キレットと八峰キレット。
ひと夏で、3大キレットを経験したことになる。
これで、今年の目標達成です。

難しさの順位だけど・・・
①大キレット
②不帰キレット
③八峰キレット
あくまでも、感覚的な私見です。
なお、大キレットより難しいのが、西穂から奥穂へのジャンダルム越え。

故に、西穂から槍の縦走が、後立山縦走より技術的に難しい。
でも、しんどさで言うと後立山縦走の方が疲れた。
いずれにせよ、普段から岩を登って基本をマスターし、高度になれておく必要がある。

【感想】2
五竜と唐松で熊の目撃情報を聞いた。
気をつける必要がある。
登山者の2、3割が熊鈴をつけている。
霊は、金属音を嫌うそうだ。

私は熊に追いかけられた経験がある。
それにもかかわらず、熊鈴は付けていない。
霊と同様、金属音が苦手だから。
山は静かに登りたい。
人それぞれだろうが、何とかならないだろうか?

【YAMAP参考リンク】
後立山①栂池〜白馬

後立山②不帰キレット

後立山③八峰キレット

後立山④爺ヶ岳〜扇沢

【会計報告】
後立山会計報

【総括】
とても疲れた。
歩いていて、「引退」の2文字が目の前にちらついた。
しばらく縦走休み。

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