「妻が口をきいてくれません」野原広子
「伊東さん 今 家どこなんですか?」
「三丁目ー」(中略)
「ね――前はどこに住んでたか しってる」
「え?駅前の方ですよね?」
「ちがーう」
「え?どこでしたっけ?」
「地獄・・・」
「え?」
「私 地獄に住んでたんだよ」
「離婚しよう」
「・・・私は まだ 好きなのに?」
【感想】
夫婦の問題は、外からうかがい知れない、と感じた。
奥が深い。
【関連図書】
「離婚してもいいですか?」
「離婚してもいいですか?―翔子の場合」
【ネット上の紹介】
妻はなんで怒っているのだろう……。妻、娘、息子の四人家族として、ごく平和に暮らしていると思っていた夫。しかし、ある時から妻との会話がなくなる。3日、2週間と時は過ぎ……。家事、育児は普通にこなしているし、大喧嘩した覚えもない。違うのは、必要最低限の言葉以外、妻から話しかけてこないことだけ……。Webサイト「よみタイ」で、累計3000万PVを超え大反響を呼んだ話題のコミック、描き下ろしを加えて待望の書籍化。1 夫 誠の章1) 妻が口をきいてくれません(3日目)2) 妻が口をきいてくれなくなった(2週間目)3) 妻が口をきいてくれるよう頑張ってみた(1カ月目)4) 妻が口をきいてくれなくても(2カ月目)5) 妻が口をきいてくれないから家に帰りたくありません(3カ月目)6) 妻が口をきいてくれなくてもそれでも日々は続く(1年目)7) 妻が口をきいてくれないからあの2文字が頭をよぎります(5年目)8) 妻が口をきいてくれました(6年目)2 妻 美咲の章9) 妻はそのセリフを許せない10)妻は夫の背中につぶやく 11)妻は期待して、失望して、そして「あの日」が訪れた12)妻は夫に期待などしないと決めたのです13)妻は夫がかわいそうかな、などと思ってはみるものの 14)妻は夫の心がいったいどこにあるのかわかりません3 夫妻の章15) 妻の心の内がわかりません 16) 妻の決意は5年の時を経て17) 妻への想いは星空に響く18)妻のつぶやきは5年の壁を砕く19) 妻の回顧「あの日」
中国ドラマ「王女未央-BIOU-」をU-NEXTで観た。
原題:「錦繡未央」
(全54話、1話44-46分)
このところ、社会派ドラマが続いたので、勧善懲悪の中国時代劇を観たくなった。
そこで選んだのが本作品。
【ネット上の紹介】
群雄割拠の南北朝時代。北涼唯一の公主・馮心児は、北魏の李敏峰らの陰謀によって父と祖母を失う。追っ手から逃れる中、北魏尚書府の妾腹の娘・李未央に助けられた馮心児は、李未央になり済まして尚書府に入り込むが、そこではさまざまな謀略が渦巻いていた。
「瓔珞」ほど完成度は高くないが、けっこう楽しめる。
アクションシーンも盛りだくさん。
(瓔珞には、アクションシーンがないが、緻密な策略シーンが楽しめる)
#12 お前は悪行を重ねてきた すべての報いを受けるがいい
#35 叱雲南と君桃の船上対決シーンが白眉。
過去に観たアクションシーンの中でも出色、と思う。波の使い方、水滴、血が川に滴る効果・・・見事だ。このシーンは10回くらい繰り返し観た。(君桃を演じたワン・イェンチーがかっこいい)
#35 未央が涼の王女だったなんてね ただ者ではないと思ってました
村育ちにしては あか抜けて頭が切れてたもの
#38 ミカンを食べるシーンがあるが、日本の温州ミカンそっくり
#45 隣国とは戦うもの(仲のよい隣国って、仲のよい嫁姑と同じくらい稀少と思う)
【中国語・・・呼びかけ】
君桃は未央を小姐(シャオジエ)と呼んでいる。
分からないのは、クーニャン (姑娘)との使い分け。
誰か知ってたら教えて。
【中国語】2
YESの言い方は複数あるようだ。
私の聞き取れたのは、3種類。
シェ、ウン、ハオ
ドラマを観ていて、「ウン」は日本語の「うん」と同じに感じた。
「シェ」は、赤塚不二夫のギャグ、イヤミの「シェー」を思い出す。
赤塚不二夫は大陸からの引揚げを経験してるので、中国語を元にしてるかもと推察した。
【中国時代劇・脇役ベスト】・・・ヒロインを助ける侍女ベストを選んだ
1位=「月に咲く花の如く」の春杏
2位=「瓔珞」の明玉
3位=「王女未央」の君桃
4位=「恋心は玉の如き」の琥珀
*特別賞「明蘭」の子ども時代の小さな侍女・小桃
明蘭も小さいけど、さらに小さい小桃がちょこまかと付いて回る姿がいい。
【公式サイト】
王女未央-BIOU-【公式】