【今週の注目会見】「私はレイプされた」 28歳詩織さん“顔出し”で涙の訴え 元TBS記者「法に触れること一切してない」
「性犯罪被害」不起訴、女性が会見 国会でも議論
知られざる巨大権力・警察とマスコミの危険な関係
訴えられた男は元TBS記者でジャーナリストの山口敬之である。2017年6月2日の毎日新聞夕刊の「週刊テレビ評」というコラムにおいて、金平茂紀は「1強政権下でのテレビ報道 『李下に冠を正さず』は死んだ」として以下のように書いている。
「モラルの退廃は、政治家や官僚にとどまらず、本来はそれをチェックすべき司法、警察、メディア(御用記者の害悪はここでは触れない)にまで及んでいる。上が腐ると、下まで腐る。」
ここで金平が言う「御用記者」とはかつて同僚だったであろう山口敬之に違いない。事件は山口が現役のTBS記者だった2015年に起こり、情報も収集しやすいはずだから是非自身がキャスターを務めている『報道特集』で真相を明らかにしてもらいたい。「TBSは警察と取引して、彼(山口)に(ワシントン支局長から)更迭という「社会的制裁」を加える代わりに逮捕をまぬがれたのではないか。」と疑われているのだから、安倍政権には厳しい姿勢を見せながら「身内」には甘いのであるならばここに書いてあることが事実ではあっても説得力がなくなってしまうことを危惧する。