(山上の遊園地へ@須磨浦公園駅)
暑いくらいの日差しを浴びながら、山陽塩屋からブラリと歩いて須磨浦公園駅まで戻って来ました。駅の上にあるのが須磨浦ロープウェイ、駅の裏手に聳える鉢伏山の上にある須磨浦山上遊園へ行く事が出来ます。それにしても鉢伏山の新緑の鮮やかな事!○○と煙は何とやら、な~んて言いますが、須磨浦ロープウェイには「スルKAN」に付いてくる割引クーポン(2割引)が使えるのでこれを使って山の上に登ってみることにしましょう。
須磨浦ロープウェイは「うみひこ」「やまひこ」の2基が15分おきに山麓と山上を行ったり来たりするパターンで運行されていますが、この日はさすがにGWで乗客が多いせいか運転間隔を詰めて多客対応をしている様子。搬器の製造は…銘鈑を見たらやはりこれも川崎重工ですね。凄いね川重。何でも作っちゃうんだね(笑)。
山上まではわずか3分足らずの空中散歩ですが、右を見れば須磨の砂浜から神戸の高層ビル群、左を見れば鉢伏山の新緑とその向こうには明石海峡大橋。開け放たれたロープウェイの窓から入って来る爽やかな山の風と相まってなかなかの絶景ではないですか。ホントこの日は特筆モノの天気の良さでしたんで、それだけで風景も2割増しに見えたのかもしれませんが(笑)。
鉢伏山上駅からは山上の回転展望台へ。階段を歩いて上がる事も出来ますが、ここは全国で唯一の存在の乗り物である「カーレーター」にぜひ乗っていただきたい(笑)。カーレーターって何ぞや?と私も楽しみにしていたのですが、ご覧の通り動く歩道と乗用のバスケット(カゴ?)がセットになったような何ともゆる~い乗り物(笑)。ミカン山の斜面にある農業用のモノレールを思い出します。ウワサではその乗り心地の悪さは特筆ものらしく、乗り場には「場合によっちゃ気持ち悪くなるから覚悟してよ」と言う謹告が…どんな乗り物なんだよw
乗用のカゴに乗車し山上の展望台を目指しますが、アレだね、乗り場のターンテーブル(?)から加速して本線の上り坂に移行する時に脳髄揺さぶられるくらいハンパなく揺れます(笑)。お味噌がとろけて耳の穴から出てまうよ。後ろのほうで子供の悲鳴が聞こえたもん。まあ、上り坂ではご覧のようにカゴの下部が跳ね上がって水平が保たれるのでそこまで乗り心地は悪くありませんが、乗車の際はぜひカゴに備え付けの握り棒を握るのをお忘れなく…。