(超有名スポット・石神の菜の花畑@上総大久保~養老渓谷間)
久々に房総の桜を撮ってみたい…とぼんやり思ったのがついぞこないだの話だったのですが、思い切って早起きして子供と房総まで行って来ました。正直桜には1週間早かったんですけど、おそらく来週はちょっと動けなさそうなんでねえ。今日は撮り鉄の皆様的には他にもネタモノがあるので、房総くんだりまでわざわざ来ないかな?なんてスケベな考えもあったんだけど、フツーに朝からアクアラインは渋滞してるし、朝の8時に石神の菜の花畑に並んだカメラの放列はざっと数えて50人以上。春の房総ナメてた。皆様とっても精力的だぜ(笑)。
カブリつきはキヤノンの白レンズ中心の鉄ちゃん、上段の道路から高そうな大口径の広角レンズで狙うのは風景派。そして案外多いのがクラカメ派のじっちゃんで、機銃掃射のような連射音に混じってカシャリカシャリと不思議なのんびりペースの音がする。撮り鉄だけでなく、ネイチャー系やクラカメ派のカメラマンに大量の観光客(スマホ・タブレット系)が混じるのが菜の花と桜の時期の小湊スタイル。まさにマルチメディア石神である。好天の春休み、日曜日という事もあり、多くの客を乗せた3A列車は10分以上の遅れでやって来ました。この石神の菜の花畑、毎年毎年ボランティアの方々がしっかりと保守管理されているそうで、後ろの房総の里山の山並みと合わせて実にフォトジェニックな光景を作り上げています。
子供の広角アングルで。ちなみに広角側はもっと画角広げたかったんだけど、この広い菜の花畑のそこかしこにカメラマンのコロニーがあってそこまで広げられませんでした。コロニーは厳格にお互いの不可侵を約しているのでありますが、その間を観光客の方々はカメラマンの気持ちをよそにスマホ片手に行ったり来たり。そのたんびにカブリつきのガチ勢から指令が飛ぶというなかなかカオスな状況でした。こっちは悪気のない観光客の写り込みとかは覚悟の上でアングルは組んでましたけども、なかなかねえ…(笑)。皆様のご協力の甲斐もあってと申しましょうか、満開の菜の花に埋め尽くされた朝の石神を、小湊おなじみのツートンに身を包んだキハ200が颯爽と駆け抜けていきました。