青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

親と子供のフライング夏休み

2019年07月15日 09時00分00秒 | 長良川鉄道

(清流と深森の中を@長良川鉄道)

先日勢いで手に入れた、「JR東海&16私鉄乗り鉄☆旅きっぷ」。この三連休にさっそくこれを使って愛知岐阜三重の三県に跨った乗り鉄旅を楽しんで参りました。最初は自分一人で行って来ようと思ってたんだけど、キップを買う際に子供を連れて行ってしまったものだから、行きがかり上「おまーさんはお留守番ね」と言う訳にもいかず(笑)。図らずも夏休み前の親子旅となってしまったのだけど、まあ小学生でもそこそこ体力と適応力が付いて来たのか、連日の早起きでそれなりにはハードな日程だったんですけどこなしきってくれました。これなら夜行バスや車中泊の撮り鉄旅にも連れてっても大丈夫かもしれないねえ・・・なんて帰宅後に話したり。

子供の好きなものってのは結構移り気なところがあって、こないだまではあんなに鉄道が好きだったのに、今はヒコーキだとか、ゲームだとか、戦隊モノだとか、趣味が変わってしまうことは決して珍しくない。分岐フラグがそこら中に立っているのが子供の人生。それを分かったうえで「いつか分岐を通って違う趣味に行ってしまうのだろうな」なんてボンヤリと思っていたんだけど、未だに鉄道を好きでいて、その上ここまで親の趣味丸出しの企画にお供をしてくれるのだから、その鉄道への一途さには感心してしまう。同級生の話題は、やはりゲームやYoutubeのようなネット界隈のモノが多いのが最近の小学生らしく、こと趣味の世界では独自路線を貫き通しているような息子なのだが、先日風呂に入っていた際に、最近学校でもようやくテツトモ(鉄友)が出来た事を嬉しそうに話してくれた。どうやら、お互いにあまり鉄道が好きな事を表立ってはアピールしていなかったようなのだが、相手が持っていた文房具のロマンスカーグッズをきっかけに、隠れキリシタン同士の邂逅が果たされたらしい。良かったな(笑)。

長良川鉄道の美濃白鳥駅、始発列車の助手席で朝からにっこりピースサインの我が息子。
ぜひ真のキッズ鉄として令和の時代を走って行って欲しいもんだ。

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