(開成町のマスコット「あじさいちゃん」@開成あじさい祭り)
梅雨入り…したはずですけれど、週末の天気はまずまず。6月と言えば紫陽花の季節、神奈川県民としては行くか箱根か鎌倉かって感じですけど、鎌倉→混んでそう。箱根→まだじゃね?湯本は咲いてるかもしれないけど。と言う事で開成町のあじさい祭りへ。この時期は開成にロマンスカーも臨時停車したりするのだ。足柄平野の花ごよみは、春は松田山の河津桜で始まり、曽我梅林の梅まつり、東栢山の菜の花祭り、そして田植えの頃を過ぎて開成のあじさい祭りと季節が移ろって行きます。
ただお祭りに参加するだけではつまらなーい!と言う事で、祭りの前後は撮り鉄のお時間…開成からちょっと先の東栢山地区で。2ヶ月前までは菜の花が咲いていた場所に水が張られ田植えも終わり、緑の色が深まる季節ですね。畦に沿ってはまだ色の染まり切らない若い紫陽花と、今を盛りと菖蒲の花が艶やかな紫色を見せていて、ほどよいアクセントになっています。
照るでもなく降るでもなく、水分量の多い空気だけが梅雨らしい。紫陽花の小道から箱根の外輪山を横目に走るLSE。この辺りすっかり田植えから稲もすくすくと伸びて田んぼを覆い始め、今年の水鏡には間に合いませんでしたね。VSEが1編成入場しているようで、最近は土休日のLSEは新宿7:00のはこね81号と10:10のスーパーはこね13号でスタートするスジに入っています。
このスジに入るとLSEが30分間隔で続行運転になるので撮影する方にしてみたら効率がいい。その代わり撮影場所を動きにくくもなるんですがね。そしてこういう被写体が遠近の構図でどちらにピントを合わせていいのかと言うのは永遠の命題である。迷った場合はあくまで鉄道が好きなのでだいたい鉄道にピントを合わせてしまうのであるが、そこら辺の主従関係は割とはっきりしていると言うか、最終的には花に合わせるのって勿体ないと思ってしまう貧乏人が私である。
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