(西濃の秋清々し@美濃高田~烏江間)
たらたらと一畑電車の話を一か月半も続けていたら、季節はすっかり秋になっていた。一畑の話が長引いたのは、なんだか夏からとみに忙しくなってしまい、9月の撮れ高が少なかったこともある。そうそう、毎年秋は富山に行くのが恒例になっていて、連休もあったんだけどなんだか足が向かなくてねえ。10月の連休で富山行くか!ってなったんだけども、やっぱり金曜日に早く帰れず・・・クタクタで夜通し運転したくないので、ちょっと仮眠して行こうかな、なんて思ったら結構ガッツリ寝てしまい起きたのが朝の3時半。ちょっと富山で朝からやるにゃあ遅い時間になってしまった。というグダグダな言い訳をしながら朝4時に高速に飛び乗り、全くノープランで西に向かって辿り着いたのは大垣IC。秋の一日を養老鉄道で過ごすことにしたのでした。
大垣市街から牧田川を渡って、養老山地を望む田園地帯に展開したのが朝の8時。清々しい山並みを眺めながらやって来た大垣行きの電車は元近鉄の600系。臙脂色に寄った近鉄マルーンというトラディショナルなカラーが見られるのも、近鉄のローカル支線だった養老鉄道ならではでしょうか。秋らしい乾いた空気の中、朝日を浴びて美濃高田のインカーブを走って行きました。
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