(私鉄急行の旅@東武6050系車中)
冬の日差しを受けながら走る2ドアセミクロス。ちょっと前に、横浜のチケットショップで東武の株主乗車券が1枚800円で売られていたので、ブラっと6050系に乗って日光方面まで行って来たのですが、やっぱり6050系はいいなあって改めて思いましたよね。南栗橋始発の急行・東武日光行きでそのアツい走りを堪能したのですけど、真っ赤なボックスシートに腰を下ろして、窓のサッシにもたれながら流れて行く北関東の冬枯れの景色を眺めるのは心のデトックスですな。まあ真っ昼間だし一人だったんでお茶飲んでましたけど、斜め後ろのおっちゃんグループは缶ビールと乾きモノでご機嫌でした。ほんのちょっと前までは、「密です!」な~んて無粋な話もなかった時期の事。どうしてこうなった。
急行東武日光行きは、鬼怒川温泉方面からの普通列車の接続を受けるために下今市で15分ほど停車します。よく晴れ渡ったこの日、下今市の駅の跨線橋からは日光連山がきれいに見えました。東武6050系は、5700系から綿々と紡がれてきた東武鉄道の「特急料金不要の長距離優等列車」という固有のジャンル。南会津連絡は特急リバティにその座を譲ってはいますが、また多客時の臨時快速なんかで浅草口に顔を見せて欲しいなあと思わずにはいられません。それにはコロナ禍の一刻も早い収束が待たれる訳ですが・・・
ちなみに、自分の手元にはまだ未使用の東武鉄道株主乗車券が1枚残っている。
期限は6月末までなんだけど、果たして使う事が出来るのだろうか??
なかなか真似ができません!!