(がんじゃ踏切遠景@三つ峠~寿間)
富士急は大月から富士山に向かって登っていく線形ですが、御坂山地と道志山塊に阻まれ、富士山を見通す撮影地は意外と多くありません。それだけに、富士急沿線の「富士山バック」では一番有名な撮影地と言えるがんじゃ踏切は、最後の「189系ホリ快富士山」を撮影しようと撮り鉄が並びました。ラストランの風景としては、「居並ぶ鉄ちゃん」というのもいささか手垢のついた表現ではありますが、そんな光景を逆サイドの丘の上からパチリ。何人くらいいるんだろ…30~40人くらいだろうか。
40パーミルの勾配を、ゆっくりゆっくりと登っていくM51編成。「ホリデー快速富士山」という列車自体は、使用する車両を変えて今後も存続するのだけど、なんとなくJR371系と小田急20000系が担当していた「特急あさぎり」がMSEの6連になってしまったあの改正の感覚に近い。私はあれを実質的な特急あさぎりの最後だと認識していたのだけど、改正後のホリデー快速富士山の行く末も気になるところ。今のところインバウンド需要で富士山観光は盛況らしいので、マニア需要が減ったくらいではあまり関係ないのかな…?
「あさぎり」を降りたJR371系と小田急20000系が、現在富士急で活躍しているのはご存じの通りです。さすがに189系の導入はないだろうけど、下吉田で先頭車両くらい保存してくれてもええんやで。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます