青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

びみょうなもんだい

2006年09月22日 22時52分38秒 | 日常
ですわねえ↓

国旗・国歌で起立・斉唱強制、都教委通達は違憲…地裁 (読売新聞)

こう言う判決が出ると、当然こうなる訳で↓

石原都知事「控訴は当然」 日の丸・君が代訴訟 (朝日新聞)

この問題に首突っ込んでグダグダ言うのは収拾付かないので是非を問う事はしませんが、「自分の日の丸君が代感」くらいは申し述べて差し支えないのですかね。
野球なんか見に行くと、試合前に国旗掲揚と君が代斉唱の現場に立ち会う事が多いんですけど、最近思うのは小さい頃に比べると結構スタンドの観客の「起立&脱帽度合い」が高くなっているな、と思う事があるんです。
同じスポーツではサッカーなんかはやっぱ代表戦を中心にした国際試合がメディアに出る機会が多いもんだから、そう言うところからジワリと浸透しているんだろうかねえ。起立している人間が国旗と国歌に対してどこまで思いを馳せているのか、と言われたら別に大して考えてないんだと思いますが(笑)、まあ国旗と国歌があってこそ国なのではないかなと。校歌のない学校はやっぱヘンなんじゃないですか?勝った時何歌うんだとw

まあそれでも国歌、国旗にガーッと牙剥いて食って掛かってる日教組崩れの方々を見ると、「他にやることあるんじゃねーのかい?」と思うけどねw
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癒しの空間

2006年09月19日 23時19分46秒 | 日常
つくばいが欲しい。

いきなり何を叫んでんだ?ついにアタマでもおかしくなったか?とお思いのアナタ。引いちゃいけないよ(笑)。
三連休の初日、町田にお買い物に行った私がブラリと寄った東急ハンズで、それは私の心を掴んで離しませんでした。

じゃ聞くが、「つくばい」ってなんなのよ、と。秋葉原から北千住通って三郷中央?それはつくばエキスプレスじゃ。

漢字では「蹲(つくばい)」と書きます。おお、IME一発変換かよ!すげえ!
日本庭園とかにあるでしょ。丸っこい石の上がくり抜かれて、その上に竹筒で水がサラサラと落ちてる小道具みたいなヤツ。シシおどしとかとはまたちょっと違うのよね。アレです。アレ。
でも、お前さんの家に庭なんかないじゃないか!とお思いのそこのアナタ。あるんですよ、しがないアパート暮らしの私にも楽しめるつくばいライフが!

「卓上つくばいセット」(楽天通販より)

ハンズにあったのはこんな立派なのじゃないんだけど、イメージ的にはこんな感じです。水のサラサラ流れる音、見た目の風流さ。私は別にインテリアバカでも何でもありませんが、結構そそるもんがあるんですけど…

しかしこんなものに興味を持つなんて、オッサンになったのかも知れんなあ(笑)。
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牛丼復活祭

2006年09月18日 22時51分15秒 | 日常
「吉牛」、1日だけ販売再開 各地で完売相次ぐ (朝日新聞) - goo ニュース

ウチの近所の吉牛の前を車で通りがかったら、午前中の大雨にもかかわらず長い行列&駐車場は車待ちになっておりました(笑)。そんなにして吉牛食いたいのか。もうアホかと(ryな世界。

ちなみに私は牛丼は嫌いではないがそこまで思い入れもなく、吉牛よりはすき家の方が好きだ。定食がいっぱいあるから別に牛丼食わなくてもいいし…中に入って牛丼以外の選択肢がない吉牛はフレキシビリティに欠けるような希ガス。すき家は定食モノだと一人暮らしにはサラダ&味噌汁付きがうれしい。
てか、あのすき家のサラダのキャベツは冷蔵庫で乾燥しまくっててバリバリなのが、和風ドレでしっとりと潤いを取り戻すところに良さがあるw

すき家は狂牛病騒ぎで輸入が止められてもうろたえず、輸入再開が決まってもアメリカに独自のチームを派遣して肉の処理状況を調べ、「どう見ても処理があぶねーから輸入再開しても使わない」とか言い放った結構気骨のある会社でもありますしね。なんかアメの大使が今日吉牛行って牛丼食ってたらしいが、あの人たちは元々狂牛病なので別に…この手のパフォーマンス、カイワレ大根を涙目で食ってた菅直人以来信用してませんからw

ちなみに今好きなのはすき家の「ネギたま牛丼」ですかね。

追伸:「菅直人 カイワレ」でイメージ検索すると画像が出て来た(笑)。
直人若いよ直人。
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たびのおわりに

2006年09月16日 00時34分42秒 | 日常
都合10話に亘り、今回の九州サマードライブを振り返ってみたのでありますが、いかがでありましたでしょうか。

10代の後半、まあ大学に入ってからでしょうかねえ。アホみたいに全国の競馬場を巡り、競艇場を回ってきた「旅打ち」という物から、純粋に「旅」に変化して行っている自分の現在の嗜好というものが改めて垣間見えたような気がします。
あと、本当に日本と言う国にはまだまだ行かなければならないところがたくさんあって、まだ海外など行くには早いなと言う気にも改めてなっているところであります(笑)。九州こんだけ回っても、結局佐賀県と長崎県には一歩も足を踏み入れていないわけだし。

●温泉三昧
別府に始まり、阿蘇、霧島の新川渓谷温泉と結局全部温泉宿(世間一般の温泉宿のイメージとは離れているかもしれんが)に宿泊し、道中でもちょこちょこと汗流し(涼み)に入ってたので、15ヶ所くらいは行ったでしょうか。おかげで着ていたシャツには硫黄系の匂いがしばらく染み付いてました(笑)。本編でそれを細かく書いてたらとてもじゃないが書き切れないんで割愛しておりますが、ここでちょこっと本編から漏れたものをピックアップ紹介。
1.いちのいで会館(別府市)
観海寺(かんかいじ)と言う別府の山肌にへばりつくような場所にあり、細い急坂を登り切った場所にありました。ここの白眉は湯の色。こんな色の温泉見たことないです(笑)。絵の具を溶いたようなブルー。露天風呂からは別府が一望出来たらしいが、この日は雨。
2.赤川温泉(大分県久住町)
くじゅう高原の奥地、登山道のどん詰まりに湧く。ここは白濁した硫黄の濃いいかにも温泉らしい温泉なのだが、30℃程度の非常にぬるいお湯。涼やかな温泉と、目の前の滝から吹く涼風に暑さを忘れる。
3.筋湯温泉(大分県九重町)
日本一の打たせ湯(たぶん)。3mから叩き付ける湯が筋のようだから、筋湯と言うそうな。じゃあ打たせ湯が出来るまでは何と言われてたんだろう。ドライブで疲れた腰と肩を中心にメッタ打ちに遭う(笑)。
4.長湯温泉(大分県直入町)
日本一の炭酸泉と言われているそーな。その中の「ラムネ温泉」は、やっぱりぬるい30℃くらいの温泉。入ると体中が炭酸の泡に包まれて、スプライトの中に入っているようなチリチリした非常に不思議な感触に襲われる。
5.殿様湯(指宿市)
薩摩の島津公も温泉保養をしてたらしく、殿様専用の風呂がここにはあったらしい。だから殿様湯。湯船に彫られた「丸に十字」の島津マークがカッコイイ(笑)。そして、異常に熱いお湯でした。

●アホでも分かるいい景色
九州の景色…特に今回は九州中央部だったのですけど、九州中央部というのは阿蘇カルデラの爆発により広く溶岩に覆われております。その溶岩台地の上に広がる大草原の風景は改めて非常に雄大でした。
景色とか風景とか一口に言っても、そうだなあ、例えば京都の古寺の眺めとか、そう言う「わびさび」の部分だと、個人の感情による部分が結構大きいじゃないですか。別に興味のない人には「ふーん」で終わってしまうような。
ひきかえ九州の風景は暴力的(笑)と言うか、いちいち説明する必要がない。「どーだ見てみろ!」然とした、分かりやすく誰が見ても「はいはいきれいきれい」と言う感じの景色が多かった気がしますね。アホでも分かるいい風景。どちらかと言うと日本的じゃない、大陸的な風景だったと思います。

●写真
前々からこのブログでは画像を多く取り入れているのですが(やっぱ書き文字+画像があったほうが分かりやすいでしょ)、今年の春にデジ一眼を手にしてからは拍車がかかった(笑)。安物デジだが、さすがに腐っても一眼だけに結構色々な事が出来るのが面白い。今回の旅ではその画像と言うか「ビジュアル」にこだわってみました。要するに「きれいだなあ、行ってみたいなあ」と見ている側に思ってもらえるように努力をしたつもりです(笑)。技術に関しては何にも勉強してませんのでつたないですが。

●なぜ旅に出るのか
四季があって風土があって、人が暮らし街があって、その中に細やかな生活と自然があって、その間を道や鉄道が走っている。古くから旅に出る事=見聞を広める事と言う考え方や、「かわいい子には旅をさせろ」なーんて言葉がある通り、結局全部がエクスペリエンスな訳です。経験値(経県値)だね。ひっくるめて言えば「社会科のお勉強」でしょう。地理・歴史・公民だね。
別府の湯けむりを上手に生活に取り入れた地獄蒸しは、地政学上から発生した文化。嘉例川の駅の歴史と重厚さは、維新の時代に力を持った薩摩の軍人の一声でルート変更された旧鹿児島本線。開聞岳をランドマークに、本土を起った特攻隊…別に社会化の勉強をするために旅に出ている訳ではないが、旅をしていると自然と社会科の知識が積み上がります。そう言えば、昔から社会科の成績だけは良かったもので(笑)。根本的に好きなんでしょう。好きこそ物の上手。

狭く息苦しい日常だからこそ開放を求めるのは、人の心のバランスを取るのに必要なんじゃないですかねえ。
行ってみたい、見てみたい、やってみたい。今日も地図を見ながら考える。「距離に負けるな好奇心」。JR東海のCMかなんかで使われたキャッチフレーズだったかと思うが…非常にいい言葉だと思いますよ。

こんなに長々とひとつの旅に付いて書いてしまったのは初めてだが(笑)、まあ良かったら感想でも書いて下さい。

おわり。
コメント (1)
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九州サマードライブレポ ファイナル

2006年09月14日 22時42分15秒 | 日常
(写真:さんふらわあ こばると)

別府~大阪南港を直行便は11時間30分で結ぶ。
瀬戸内海を航行するので揺れも少なく、快適な船旅が過ごせました。
大阪と九州を結ぶ物流の動脈ともなっている様子で、トラッカーの運ちゃんも多かったなあ。船に乗った瞬間に缶ビールのフタ開けてたけど(笑)。

●再び別府
本当ならば大分市街まで海沿いに流していく予定であったのだが、そんなこんなでアクシデントのために予定変更を余儀なくされた。自業自得なので仕方ない。それにしても佐伯スバルの方々には改めて感謝である。予定変更とは言え、応急処置から復旧まで45分程度であったのだから。
佐伯市街からr45にて津久見へショートカット。津久見ICより東九州道にて別府へ。大分松岡PAで点検のために床下を覗き込んでみたが、オイル漏れはなし。日が傾いた高崎山をくぐって別府IC。大きく九州の南半分を一周して、またこの街に戻って来た。ここからは、フェリーで大阪までワープをするまさにオーロラコース。航走料金込みで23,200円だが、またあのクソつまらない山陽道を帰りに延々と走る事と、高速代やガス代、疲労度を考えればベターな選択だろう。ネットで20%割引を活用させていただきました。元値がデカイだけになかなかの割引率だと思う。

●さらば九州
別府観光港のフェリーターミナルで乗船手続きを済ませ、駐車場にて乗船待ち。周囲を大阪ナンバーと大分ナンバーに囲まれて、正直川崎ナンバーは浮いている(笑)。乗船待ちの間を見計らって、フェリーターミナルの土産売り場で会社用その他の土産を購入。自分用には…何も買わなかったなそういやw
まあ、やりたい事は全部この7日間でやり尽くしたので、それでいいだろう。

場内係員がハンドスピーカーにて乗船の案内を繰り返す。いよいよ乗船。九州の大地にお別れを言う時が来てしまったなと思うと、帰りの道程はここから長いのだけれど、やっぱりひとしおの満足感と寂しさが残る。車を船底の所定の位置に収め、階段を上がってデッキに出ると、夕暮れの別府の街が一望出来る。「東洋のナポリ」と言われる別府の街。まあ、自分はナポリがどんな街だか知らないが、「ナポリ行くカネがあったら別府に来て1週間くらいダラダラしてみたら」って感じだがね(笑)。
次第に暮れ行く別府の街、涼しさを増す海風。デッキの端で、親子連れが郷里のじーさんばーさんに飽きる事無く手を振っている。サヨナラの挨拶。自分には手を振る相手はいないが、そうさなあ…別府の街を見守る鶴見岳と由布岳に手を振っておこうか。そうなるとくじゅう高原にも阿蘇にも手を振らないと失礼か…そうなると霧島、鹿児島、開聞岳…ええいひっくるめて肥薩日豊の大地に手を振ろう。あ、そーだ、佐伯スバルの皆様にも手を振る事も忘れてはいけないね。

出航。

タラップが巻き上がる。
ボオオオオーと言う汽笛を予想していたのだが、意外に甲高い「ファーン」と言うような汽笛が別府湾にこだまする。重低音のエンジンは唸りを上げて、ゆっくりと港を離れて行く。別府タワーが煌々と輝く。海から見る別府の夜景と言うのもまた素晴らしい。黒煙を上げて凪の海を走り出すさんふらわあこばると号。

湯の街の 灯り遥かに遠ざかり 肥薩日豊 全て忘れじ

別れ難く、忘れ難く。そんな思いで、遠く遠くなるまで別府の街を目に焼き付けました。

●フェリー快適
さんふらわあこばると号では最下級の2等ザコ寝でも良かったんだろうが、より快適な安眠を求めて2等寝台にしてみた。寝台特急のB寝台そのまんま想像して頂ければ、と言う感じで、セパレートになった部屋に左右上下計4段の寝台が付いている。船内は「動くホテル」と言うほど高級でもないが、「動く健康ランド」と言う程度の快適さはある。居酒屋兼レストラン、ゲーセン、お土産売り場、大浴場、キッズルーム、大広間にテレビ…
とりあえずレストランで九州ファイナルを祝い生ビール。まあ、周辺では大阪弁丸出しのオッサンどもが酒の力を借りて公害とも思える音で大宴会をかましているので非常に騒々しく、しみじみしているスキも何もないのだがw
する事もないので大広間で阪神巨人戦。久保田炎上。つか、去年も夏の一週間休みで久保田炎上を確認したような気が(笑)。あれは八幡平、ここは周防灘。場所は変われど、久保田変わらず。つか、久保田が憎くて打たれて欲しいと常に願っている香具師は、私に旅行代金をよこしなさいw

風呂に入るとどっと疲れが押し寄せて、ベッドに潜り込むとまどろんだ記憶もない程速攻で深く深く爆睡。起きたら神戸沖でした。あーあ、よく寝た。

●家に帰るまでがドライブです
既に一回やらかしている自分が言えた義理はないのだがw
定刻の朝6:30に大阪南港到着。こっから後はひたすら帰るのみ。違法駐車をすると怒られる住之江通りから長居を抜けて、長原IC~香芝SA~天理IC~名阪国道~関IC~ハギー家~R23~みえ川越IC~刈谷JCT~東名~横浜町田ICと途中の鈴鹿の給水ポイント(笑)を除けばほぼ一息で走り切った。つか、長旅し過ぎて感覚が麻痺ってしまったのか、東名の浜松あたりで「ああ~、やっと帰って来たなあ」なんて安堵の溜息を漏らしてしまったのは内緒w
帰宅は夕方5時前くらいだったろうか。

ファイナルと言ったものの…
どうも締めとしてキレが悪いので、総まとめとしてもう一回続く。
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