tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

冬の百合

2005年12月24日 | 日々是雑感
朝から晴れたので、大和郡山市にある「県立大和民俗公園」に行ってきた。風は冷たいが雪もなく、広い園内をぶらぶら散歩していると、山茶花や南天が目を楽しませてくれる。

展示用に移築された古い民家の軒先で、ひょろ長い枯れた草を見つけた。係の人に聞くと、これはタカサゴユリ(高砂百合)で、花が落ちた後、タネを蓄えているのだという。日光を浴びてキラキラと輝いていたので、カメラに収めた。

帰宅して調べると、タカサゴユリとはテッポウユリに似た台湾原産のユリで、日本に持ち込まれて野生化したものらしい。ちなみにタカサゴとは、琉球語で台湾(タカサング)のこと。確かに高砂族(台湾先住民)、高砂語(台湾諸語)という言葉もある。

来夏、果たしてこのタネがちゃんと花をつけるか、見届けることにしたい。
コメント
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