tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

DSもって旅にでよ♪奈良

2007年12月01日 | 写真
JTB西日本は、携帯用ゲーム機「ニンテンドーDS」に搭載する京都観光ガイドソフト「DSもって旅にでよ♪京都」を来年2月末に発売する。値段は3990円だ。

《タッチペンを使用して地図をスクロールし、目的地までの移動距離を計算するなど、紙のガイドブックでは実現不可能な機能を盛り込んだ。また約400ヶ所の寺社などの施設を、写真とオリジナルのガイド文で案内するほか、「JTBおすすめコース」や京都にまつわる物語をキャラクターが会話形式で紹介する機能なども付けた》(日刊トラベルビジョン11/30)という。
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=32866

さらに《タッチペンを動かすと祭りの音が聞こえ季節の行事を見ることができるなど、遊び心のあるものとした。また、ユーザーがお気に入りスポットを登録してオリジナルのコースを作ることもでき、行った場所や行きたい場所などリピーターの旅の記録用としても利用可能》(同)と、至れり尽くせりだ。
※「DSもって旅にでよ♪」オフィシャルサイト
http://www.tabideyo.net/what/index.html

それにしてもニンテンドーDSとは、良いところに目を付けたものだ。何しろ、このゲーム機は2000万台も売れているという強力なメディアだ。そこで私がすぐに思い浮かんだのが、2010年に到来する「平城遷都1300年記念事業」に、この仕組みを使えないかということだ。

平城京周辺の詳細な歴史地図をつけ、おりおりのイベントを紹介し、ペンを動かすと雅楽の音色や歴史上の人物の声などが聞けるような。イメージキャラクターは、先日ベストドレッサー賞にも選ばれた河瀬直美監督にお願いしたいところだ。

「DSもって旅にでよ♪平城京」は、2010年の1年間限定で良いと思うが、それとは別に「♪奈良」も必要だ。奈良の史跡は、数は京都よりずっと多いが、説明を聞かなければ有り難味の分からないものが多い。古墳など、由来を知らなければただの盛り土だ。

JTBは、他地域版や英語版の開発も視野に入れているそうだが、携帯電話に次ぐ普及率を誇るこのメディア、官民挙げて「♪奈良」「♪平城京」バージョンの制作に、ひと肌脱ごうではないか。 

※写真は奈良県文化会館前。今秋、奈良の紅葉は(数年ぶりに)とてもきれいだ。
コメント (7)
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