tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

全国椿サミット

2007年12月15日 | 写真
来年(08年)3/28~30の3日間、奈良市で「全国椿サミット奈良大会」が開催される。ツバキやサザンカにちなむ《自治体の交流やまちおこしとして、毎年会場持ち回りで行われているもので、県内での開催は初めて》だそうだ(12/14付 奈良新聞)。
http://www.nara-np.co.jp/n_all/071214/all071214d.shtml

《「全国椿サミット」は椿サミット協議会(35市町)が行う事業の1つで、奈良市は昨年、加盟した。前回サミット(17回大会)は東京都大島町(伊豆大島)で開かれ、奈良市からは福井重忠副市長らが出席している》(同)
http://homepage2.nifty.com/camellia-jcs/narasamitto.htm

確かに、県や市の花には指定されていないものの、奈良県下や奈良市内にはツバキの名所が多い。奈良検定の必須知識である「大和三名椿(やまとさんめいちん)」として知られる糊こぼし(東大寺開山堂)、五色椿(白毫寺)、散り椿(伝香寺)はすべて奈良市内だ。検定テキストには、護国神社(奈良市山村町)、椿寿庵(大和郡山市池ノ内町)、椿山山の辺(桜井市慈恩寺)などの名前が上がっている。

私のイチ押しは、法華寺(奈良市法華寺町)だ。写真はその東庭園(華楽園)で撮った「紅乙女」である(06年3月)。園内にはたくさんの品種が植えられているので、これからの季節が楽しみだ。
※参考:「法華寺おりおり」(ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/826723093fb145ee587a5c286857faaf

《藤原市長は「椿サミットは金沢、宮崎市など全国のツバキにまつわる市や町が数多く参加し、交流や情報交換が図られる。奈良の素晴らしさを知っていただくことにより、今後の誘客も期待している」などと語った》(同)。サザンカやツバキは、観光オフシーズンに咲くので、ゆっくりのんびり静かな奈良を楽しんでいただくのには絶好だ。新しい観光資源として、奈良のツバキを全国にPRしていただきたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする