tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

同時進行!平城遷都1300年(28)にぎわい予測超え(第1回中間まとめ)

2010年08月17日 | 平城遷都1300年祭
平城遷都1300年も期間半ばを過ぎ、まとめ物の記事を目にすることが多くなった。その決定版ともいうべき全国版のニュースが、昨日(8/16)の日本経済新聞「列島NEWS追跡」に掲載された。見出しは《奈良遷都祭にぎわい予測超え―仏像ブームの御利益》、執筆されたのは奈良支局長の竹内義治氏である。

《「平城遷都1300年祭」が予測以上のにぎわいをみせている。会期前半の1~6月、県内各地のイベント会場への来訪者は推計で延べ930万人で、予測の約1・6倍に達した。折からの仏像・古代史ブームに加え、マスコットキャラクター「せんとくん」による話題作りなどが効果を上げているようだ。1月1日~12月31日の会期中、県内各地で伝統行事も含め約1500の関連イベントを開催。目玉は、東大寺や法隆寺など52社寺が参加する秘宝・秘仏の特別開帳だ。主会場の平城宮跡(奈良市)の会期は4月24日~11月7日。重要な儀式を執り行った「第一次大極殿」が復元されている》。


5/3の天平行列。南都銀行女子ホッケー部が参加(同僚のMくんの撮影=トップ写真を含め全6枚)

《1月の開幕以降、しばらく人出は低調だったが、4月に平城宮跡会場がオープンするとお祭り気分が一気に高揚。同会場の来場者数は6月末で予測の約2・3倍、147万人に達した。近畿日本ツーリストによると4~6月、全国から奈良への旅行者数は前年同期より6割増。宿泊客数も約2・3倍だった。東海旅客鉄道(JR東海)の調べでは、首都圏から奈良への旅行者は同3倍に。県内最大級のホテル日航奈良(330室)は稼働率が5月、99・1%に達するなど「4月から毎月、過去最高を更新し続けている」という》。ホテル日航奈良では、宿泊客が定員をオーバーすると、お客をホテル日航大阪に回してやりくりしている。

《「せんとくん」の関連グッズは、ライセンス契約額が40億円を突破。地元シンクタンク・南都経済センターの調査では、自社や地域に「祭の経済効果があった」との回答が県内企業の約3割に上り、広範囲に影響が及んでいる様子だ。人気を支えるのは仏教・仏像ブーム。秘宝・秘仏を特別公開中の社寺は、例年の2~4倍の参詣者を集めている。JRの大型観光キャンペーンや、旅行会社が奈良行きツアーを拡充した効果も大きい》。

《平城宮跡を「県内各地の入り口」と位置付け、入場無料にしたことも奏功したようだ。従来の地方博覧会のようにパビリオンを建て並べたりせず、広大な草原の状態で保存している遺跡をそのまま活用して、施設整備を最小限に抑えた。「順調すぎる感じだ」。県などで組織する祭の事業協会の林洋事務局長は話す。交通渋滞や落雷など、当初懸念された深刻なトラブルは見あたらない。警備費などコストも増えているが「企業の協賛金が集まり、収支も堅調」(同)》。



協会はマイカーによる交通渋滞を心配していたが、驚くほどスムーズに流れている。来場者に呼びかければ、ちゃんと応えてくれるのだ。たくさんの警備員が交通整理をして下さっているが、とても親切で愛想も良く、奈良のイメージを上げている。周囲には建物が少ないので、宮跡のシンボル・大極殿の偉容がよく目立つ。

《協会は最終的な来場者数を平城宮跡で250万人、県内全域で1250万人と予測していたが「それぞれ400万人台、2千万人前後が見込める」という。ただ「宿泊施設の不足など受け入れ態勢は限界だ」との指摘も。奈良商工会議所の西口広宗会頭は「建物の高さ規制を見直してホテル誘致の呼び水にするなど、祭の後を見据えた取り組みが肝要だ」と訴える》。

この記事に出ているデータは、県が8/11に発表した「平城遷都1300年祭の開催効果等について 中間まとめ」がモトになっている。詳細は県と記念事業協会のHPに掲載されているが、概要を奈良新聞(8/12付)に基づき紹介する。「中間まとめ」は、3部構成(集客状況、開催効果等、来場者アンケート結果)なので、この順に。
http://www3.pref.nara.jp/hodo/dd.aspx?itemid=35151



Ⅰ.集客状況
奈良新聞1面(総合面)の見出しは《来場者延べ930万人 県内宿泊5割増 消費総額538億円》だ。《1月1日~6月30日の上半期の実績は、主会場の奈良市の平城宮跡会場(4月24日開幕)の入場者約147万人と、県内各地で開催されているイベントや、神社仏閣で行われている「奈良大和路秘宝・秘仏特別開帳、特別講話」の参加者などを合わせて延べ930万人。県内宿泊者数(抽出調査)も約5割増と好調で、来場者アンケートを基にした試算で消費総額538億円とした》。
http://www.nara-np.co.jp/20100812110919.html

《来場者数の内訳は、第一次大極殿(復元建物)が呼び水の平城宮跡会場が、春のフェア(花と緑のフェア、4月24日~5月9日)で54万4000人と当初予測の1.5倍の人気。さらにフェア終了後も集客の落ち込みが見られず、92万3000人と予想の3.5倍の人出があったと報告。入場者数は7月末現在で約172万人とした》。

フェア終了後も「予想の3.5倍」というところがスゴい。ゴールデンウィークを避けて5/10以降に予定を組んだ人が多かったのだろう。5月の連休明けは天候不順な日が多く、その後すぐ猛暑になったことを考え合わせると、これは立派な成績である。「当初予測の数字が低かったのでは」という声もあるが、この不況の中では、慎重な予測をするのが当然だろう。

《団体客の来場状況は5995団体で、地域別では中部32%▽近畿(県内除く)28%▽中国・四国14%▽関東10%―など、全都道府県から参加があった。学生団体は1030団体で、近畿(県内除く)32%、関東29%など。また「県内全体を祭り会場に」と各地で繰り広げられたイベントの参加者は約367万人、神社仏閣の特別開帳約135万人、伝統行事参加者約286万人で、総数780万人の参加があったと推計した》。



Ⅱ.開催効果等
3面(経済面)には《“平城宮跡”では116億円 1300年祭・消費総額538億円 県内各地事業422億円 宿泊、北・中和で好調》とある。《観光業への波及効果は宿泊客数や鉄道利用者数が前年の4~6月と比べ大幅に伸びたほか、上半期(1月~6月)に500億円を超える消費額(試算)があったことが分かった》。
http://www.nara-np.co.jp/20100812111645.html

《県内の宿泊者数(計22施設)は4~6月が前年同期比47%増の22万9000人と5割近く増えた。地域別は奈良市内の8ホテルが56%増(計16万2000人)▽中和の7施設が45%増(4万8000人)▽南和の7施設が2%増(1万8000人)》。「奈良市内ばかりに泊まって、中南和に泊まってくれない」と報道されていたが、県下各地すべて宿泊者数が増えていたのだ。7月以降は、キャンプ場や温泉のある南和での宿泊も増えることだろう。

《県内で宿泊した個人旅行者数(旅行会社3社計)は上半期(1~6月)が前年同期比67%増の12万2000人、今年7~9月の予約状況は前年同期比149%増の5万1000人。同修学旅行校数(旅行会社4社計)は前年度比41%増の1452校だった》。149%増とか67%増という数字が並んでいるので、何かの間違いでは、と発表データに当たったが、これで合っていた。

《また来場者アンケートを基にまとめた同祭の消費総額は538億円(590万人)に上った。事業別では、平城宮跡事業の消費額が116億円(147万人)で1人あたりの平均消費額は7900円。県内各地事業は422億円(443万人)で9500円となった。消費額を構成する項目は交通費、宿泊費、飲食費、土産物費、会場施設費など》。

「平成18年奈良県観光客動態調査」の結果では、日帰り客の消費は3,690円、宿泊客は3万円の消費という結果が出ていた。均(なら)すと1人平均5,714円(=直接消費額2千億円÷入込客数35百万人)というショボいものだったから、大したものである。せんとくんグッズも、相当貢献していそうだ。だから県観光振興課の「1300年祭の波及効果は当初予想を上回る数値が出ている。秋口にはさらなる集客に期待している」(同紙)というコメントには、賛同する。
http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-4991.htm



Ⅲ.来場者アンケート結果
13面(社会面)には、来場者アンケートの結果が出ていた。見出しは《半数が「満足」 イベント出展内容》だ。《平城宮跡、県内各地ともイベントや出展物などについて「大いに満足」「やや満足」と約50%が評価する一方、物販内容・価格や飲食などについては「やや不満」の声が高いなど、課題も明らかになった》。
http://www.nara-np.co.jp/20100812112954.html

《アンケートは、1300年祭の評価や祭りが地域に及ぼす経済効果を把握する目的で、平城宮跡会場では春季フェア期間中の4月27日と5月3日に調査用紙750枚を配布し、454枚を回収(回収率60.5%)。「巡る奈良事業」(県内12カ所)では、6月11日までの12 日間に計1500枚を配布、625枚を回収した(同41.7%)》。

《それによると、平城宮跡への県外からの来場者は72.5%。県内各地のイベントなども59%と県外からが約6割を占めた。来訪目的も約8割が「平城宮跡」と答えた。主要交通手段は、平城宮跡へは県内、県外とも鉄道(JR、私鉄)が最も多く、次いでマイカー利用。県外からは貸切(観光)バスも2割を占めた。「巡る奈良」へも県内、県外を問わず鉄道、またはマイカーの利用が多い》。

なお旅行形態を見ると、平城宮跡の来場者の宿泊率は14.8%、県内での宿泊率は全体の10.4%(つまり、宿泊者の70%は県内に泊まっているのだ=10.4÷14.8×100。県外に逃げたのは3割だけである)。県内各地事業でも、来訪者の宿泊率は23.2%、県内での宿泊率は全体の17.6パーセント(宿泊者の76パーセントは県内に泊まっている。県外に逃げたのは24%のみ)。「宿泊施設が少ないので、県内に泊まる人が少ない」というが、結構頑張っているのである。魅力のあるイベントがあれば、泊まってくれるのである。

満足度では、平城宮跡、県内各地事業ともに、イベント・出展物の内容に「大いに満足」「やや満足」と評価した人の合計は約5割、「普通」を含めると約8割で、概ね良い評価である。平城宮跡で「大いに満足」「やや満足」の評価を得たベスト3は、
1.会場内の清掃状況31.5% (やや満足:38.8%)
2.会場のトイレ・休憩所等25.7% (やや満足:29.4%)
3.職員・ボランティア等の対応25.2% (やや満足:35.2%)

逆に平城宮跡、県内各地事業とも、最も不満の多かったのは「飲食の内容・価格等」だ。13~23%と比率的には少なくて幸いだったが、この辺りは、秋に向けて改善を望みたい(平城宮跡でやや不満が20.2%・非常に不満が3.1%。県内各地でやや不満が10.0%・非常に不満が3.4%)。


tsujikenさん(中央)らによる平城宮跡ガイドツアー(全3枚 4/25撮影)

Ⅳ.「平城宮跡ガイドツアー」の成果
上記Ⅲ.で「職員・ボランティア等の対応」は60.4%の高い満足度だったが、これに関連して、「平城宮跡ガイドツアー」に関するアンケート結果を補足しておく。このツアーには、私もガイドボランティアとして、参加している。8/1(日)に行われた「平城宮跡ガイドツアー情報交流会」で結果が公表され、(私は欠席したが)当日出席されたボランティア仲間のtsujikenさんから、詳しいデータをいただいた。tsujikenさん、有り難うございました。

1.「平城宮跡ガイドツアー」前半の成果
○全体人数(4月24日~6月30日=計68日間)
・31,151人(ガイドツアーに参加された人の総数)
・1,880人(出動したボランティアガイドの延べ人数)
・17人(ツアー1回当たりの平均参加者人数 定員は20人)
・1人当たりの最多ガイド回数は33回、次点は31回

○アンケート対象(調査日は6/19、6/20、6/27)
・1.5時間コース:199名 ・2.5時間コース:28名 ・中学生コース:34名

*参加者の住んでいる地域
・1.5時間:関東30%、中部・北陸18%、奈良1%、近畿:31%、中国・四国・九州:10%、未回答6%、北海道・東北:4%
・2.5時間:関東14%、中部・北陸43%、奈良4%、近畿:25%、中国・四国・九州:7%、北海道・東北:7%
※近畿以外で70%程度。

*男女比
・1.5時間:男性 42% ・2.5時間:女性 82%
※2.5時間コースは女性が圧倒的に多い。やはり女性は熱心なのだ。



○年齢
・1.5時間:40~60歳代 60%程度 ・2.5時間:40~50歳代 主体
※1.5時間に比べて、2.5時間は60歳代が低減する。

○ガイドツアー参加のきっかけ
・1.5時間:歴史文化に関心 36%、公式ガイドで知った 25%
・2.5時間:公式ガイドが多い。

○ガイドツアーを知っていたか
・1.5時間:知らなかった 約25% ・2.5時間:知らなかった 約25% ・中学生:知らなかった 約45%
    
○感想
・1.5時間:大満足+満足 87% ・2.5時間:大満足+満足 80% ・中学生:大満足+満足 56%

○歩く距離
・1.5時間:ちょうど良い 80% ・2.5時間:ちょうど良い 60% ・中学生:やや長い 20%



○所要時間
・1.5時間:ちょうど良い 80% ・2.5時間:ちょうど良い 60% ・中学生:ちょうど良い 40%
   
○料金
・1.5時間:安すぎる+やや安い+ちょうど良い 95%程度
・2.5時間:安すぎる+やや安い+ちょうど良い 90%程度

○再度来たいと思うか
・1.5時間:ぜひ 40%程度、機会があればを含めると 90%程度
・2.5時間:ほぼ同上
・中学生  :ぜひ 20%程度、機会があればを含めると 80%程度

結局「満足度」も「再度来たい」も、とても高い数字だった。このアンケートは、私のガイド時(6/19 2.5時間コース)にも実施された。19人のご参加をいただいたが、チラチラと記入途中のアンケートを見ると、「満足した」が2人、あとの17人は「とても満足だった」との回答だった。満足度100%、あ~良かった!


なら燈花会の日、近鉄奈良駅周辺で撮影(全3枚 8/13)

Ⅴ.県内企業への影響
冒頭の日経の記事にも出ていたが、8/6(金)、財団法人南都経済センターが、1300年祭の県内企業への影響度(対象:個人事業主を含む375社)を公表した。担当したのは、同センターの山城満氏である。業種によりバラツキはあるが、県内企業の約3割は、自社や地域に「1300年祭の経済効果があった」と回答した。
※同センターのホームページ(月報10年8月号の「特集」を参照のこと)
http://www.nantoeri.or.jp/

ここでいう「経済波及効果」とは、「ある事業により新たに需要が起きた時、経済全体でどれくらいの需要が起こるかを金額として把握したもの」である。1300年祭の場合、事業支出や観光客の消費(直接効果)による需要が、新たに各産業の生産を誘発する(第1次波及効果)。さらに労働の対価として給料が支払われ、消費活動を刺激することで新たなモノ・サービスの生産が行われる(第2次波及効果)。これら全体が経済波及効果(総合効果)である。

1.各産業における経済効果(複数回答)
「自社に効果が有った」として、直接効果および1次波及効果を認識している企業は、全産業平均では10.7%だったが、業種ごとのバラツキが多い。製造業のうち食料品では17.4%。非製造業では観光(宿泊)・レジャーが66.7%、サービス業33.3%、建設業20.8%。やはり観光客に対し宿泊、飲食、土産物を提供する業種が多いのだ。

また「地域に効果が有った」と間接的な効果を認識している企業は、全産業では12.0%だったが、観光(宿泊)・レジャーは55.6%。意外だったのは医療・福祉で28.6%、金属製品・非鉄23.8%。サービス業は22.2%。「何らかの効果が有った」は全産業で11.2%。食料品が26.1%、運輸業25.0%、サービス業16.7%。



2.具体的な影響(複数回答)
上記1.で、直接効果・間接効果を認識している企業110社を対象に、自社への影響について質問。「1300年祭」に関連して、商品やサービスが売り上げに寄与したとする回答は、それぞれ20%を超えた。「奈良・関西の良さを全国にPRできた」「奈良・関西のイメージが向上した」という効果があったとする企業も、それぞれ20%を超えた。
 
3.自社の取組み状況 (複数回答)
同じく、110社について「1300年祭」における自社の取組み状況をみると、「関連キャラクター製(商)品を販売した」、「関連フェアー・物産展に出展した」、「1300年祭を機に新製品を開発した」など、直接的に事業として取り組んだ企業はそれぞれ10%前後。また「従業員がボランティア等に参加した」「ホームページで1300年祭情報を発信」などの取組みも10%前後の企業で見られる。このような間接的な取り組みも、1300年祭のムード盛り上げにひと役買っているのだ。



4.ポスト1300年祭への取組み予定
総じて非製造業に積極姿勢がみられる。個別のデータは出ていないが山城氏によると《観光関連産業はもちろん、サービス業、運輸業、不動産業、建設業、小売業などで、奈良の情報発信への取組みや、奈良について学ぶ取組みに意欲がみられる。製造業においても、食料品、化学・医薬品業界で、1300年祭を契機とした製品開発、販路開拓に取り組みたいとしている》。

全体について、山城氏は《地域産業全体としては、どれだけ地域内で自給できるかということも問題である。観光振興というものは、この波及経路をどれだけ地域内産業の自給で賄えるかということでもある》。なるほど。せんとくんの携帯ストラップやキーホルダーなどは、県外業者の製品が多いが、これはぜひ県内で自給すべきものだ。キャラクター入りのお菓子も、来年以降「キャラクターを外せばただの菓子」にならないだろうか。

《さらには、金額では量れない情報発信効果は絶大なものがある》。これは大きい。1300年祭に関連して、テレビ(特にNHK)や新聞・雑誌は奈良の情報をたくさん発信してくれている。NKHドラマ「大仏開眼」は、お堅い番組ながら約11%の視聴率を稼ぎ、 DVDもリリースされる。奈良に関する単行本も、毎週のように発刊されている。

《今後、奈良県において観光を産業の柱とする場合、製造業、非製造業を問わず、奈良県内の観光を意識したマーケティングにより、生産から消費まで、奈良県内で完結する産業構築と、都市のブランド価値の創出が必要である》。「県民の消費が県外に流出している」といわれるが、県内では供給が間に合わず、他府県に回っている(=他府県の供給に頼っている)という構図は、宿泊業でも製造業でも同じパターンなのだ。

県内での自給自足と、(「飛鳥・藤原」「吉野」「葛城」などを含む)「奈良」ブランドの確立は大切なことである。これがポスト1300年祭の一番の課題である。前半戦は「順調すぎる」ほど順調だった。後半戦は、2011年以降を見据えた活動としなければならない。
コメント (6)
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