tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

奈良検定(奈良まほろばソムリエ検定)

2010年08月25日 | 奈良検定
奈良まほろばソムリエ検定(奈良検定)とは、《奈良ファンや奈良に精通している方々を認定するための検定です。価値ある観光資源を持つ奈良をより多くの人に理解していただく一方、奈良を訪れる皆さんに、そのすばらしさを伝えることができる人材の育成を目指します》(主催者のHP)というものだ。
※奈良検定主催者(奈良商工会議所)の公式ホームページは、こちら

奈良通2級、奈良通1級、奈良まほろばソムリエの3つの級があり、まず2級に合格し、所定の体験学習を受講すれば1級を受験でき、1級に合格すれば最上級のソムリエを受験することができる。私は今年(2010年)の1月、何とかソムリエに合格することができた。

2007年(平成19年)1月に第1回が実施され、来年(11年)には第5回検定が行われる。毎日新聞奈良版(10.8.11付)によると《奈良検定:来年1月9日実施 会場は奈良と東京を予定》《奈良商工会議所は10日、奈良の歴史や文化の知識を問う「奈良まほろばソムリエ検定(奈良検定)」の第5回実施要項を発表した。11月1~30日(郵送は12月1日必着)に申し込みを受け付け、来年1月9日に試験を行う》。

《専門的な「奈良まほろばソムリエ」と、高度な「奈良通1級」、基本的な「奈良通2級」の3ランクがある。奈良の歴史や神社仏閣、史跡・名所などに関する問題が出題され、1・2級は選択式で100問以内、まほろばソムリエは選択式が30問以内と小論文が3問以内。いずれも100点満点で70点以上が合格となる》。

改訂新版 奈良まほろばソムリエ検定 公式テキストブック
奈良商工会議所編
山と溪谷社

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《会場は奈良会場(奈良大、奈良女子大)と東京会場(お茶の水女子大)を予定。各ランクの受検希望者を対象にしたセミナーを11~12月に奈良市と東京都で開催する。受験料は、奈良通2級3150円(税込み)▽奈良通1級4200円(同)▽奈良まほろばソムリエ6300円(同)。問い合わせは同商工会議所(0742・26・6222)》。

《同検定唯一の問題集、毎日新聞奈良支局編著「奈良商工会議所公認 チャレンジ奈良検定 出題全問+必勝整理ノート」(企画協力・奈良商工会議所、発売所・ジェイ・エヌ・エス、B5判、182ページ、税別1500円)が発売された。次回から過去問題も出題対象となるため、今年1月に実施された第4回検定問題が別冊でついている。購入は、主要書店かアマゾン・ドットコム、または毎日新聞奈良支局(0742・34・1521)へ》。

2級の問題はテキスト『奈良まほろばソムリエ検定 公式テキストブック』(山と渓谷社刊)から9割以上、1級でも7割以上出題される(ソムリエの四択問題も、テキストから6割出題されていた)。また2級は過去問(過去に出題された問題)から5割程度、1級も過去問から2~3割出題されるから、上記の『チャレンジ奈良検定 出題全問+必勝整理ノート』は必修である。

チャレンジ奈良検定 出題全問 必勝整理ノート
毎日新聞奈良支局編
毎日新聞奈良支局

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2級受験者のために、私は『ズバリ!奈良検定2級の要点整理』という攻略本を書いた。350ページものテキストを35ページに要約したもので、2級はこれさえ覚えれば合格できる(公式テキストも購入し、辞書的に使っていただきたい)。無料でダウンロードできるので、これから2級を受験される方は、ぜひお読みいただきたい。

1級は、公式テキストを隅から隅まで読むことが、合格への早道である。ソムリエは、関連本をたくさん読んでサブノートにまとめて覚えること。山川出版社の『奈良県の歴史散歩(上・下)』を5回読んで合格した、という人もいた。また実際に県下の名所旧跡を訪ねることも必須だ。

なお、主催者が実施する「認定支援セミナー」は、受けた方が断然有利だ。《「奈良検定」受験者を対象とした「認定支援セミナー」を、次のとおり開催いたします。「奈良検定」合格を目指す方、奈良に関する基礎・専門知識を身につけたい方にも ご満足いただける内容です。是非ともご参加くださいますようご案内申し上げます》(主催者のHP)というものだ。

内容は《奈良通2級、奈良通1級 歴史、自然、神社仏閣、史跡・名所、仏像等奈良県全域の歴史や文化に関する事項を、公式テキストに沿って解説します。※内容は原則として各回共通ですが、担当講師により若干の違いが生じます》《奈良まほろばソムリエ 小論文問題の書き方のポイント等を中心に解説します》(同)。また最近は、NPO法人奈良まほろばソムリエの会が随時、検定合格のための講座を実施していて、ここに参加するのも良い。

テキストの「発刊の辞」には《奈良の歴史や文化は大きな観光資源でもあり、それらを学ぶ機会を提供することにより、観光振興に寄与するとともに、奈良に精通した「日本文化の伝道者」を育成し、観光客の皆様に対するホスピタリティー の向上を図りたいと思っています》とある。

私は、地元民が来県客をお迎えするためには、「奈良検定2級」合格は必須条件だと思っている。日本人の心のふるさと・奈良を盛り上げるためにも、ぜひ奈良検定にチャレンジしましょう!

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