tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

Topic 奈良アートプロム2010、10/2~11まで

2010年09月24日 | お知らせ
「今井町町並み保存会」会長の若林稔さんから、メールをいただいた。《奈良アートプロム 今井町でも開催》《添付させていただきました内容で 今井町町屋が芸術家たちの作品で溢れます せっかくの機会を沢山の方に知っていただきたく》というものだ。

奈良アートプロム(NAP)は、平城遷都1300年祭の「県民活動支援事業」にも選ばれている。「ザ・great盆地フロンティア」をテーマに、県下各地(50ヵ所以上)が現代美術に染まるというイベントである。なおプロム(prom)とは、プロナード(promnade)の略だ。
※「奈良アートプロム2010」のWeb版ガイドマップはこちら
http://nara-art-prom.com/map/index.html

今井町で開催されるのは「NARAコテンパンダン展」である。コテンパンダン展とは、「個展」と「徹底的」(こてんぱん)と、「自主独立」(フランス語のアンデパンダン=英語のindipendant)をミックスした造語だそうだ、あ~ややこしい。以下、「古典パンダ展」と表記する。
http://nara-art-prom.com/

平城遷都1300年記念事業協会のHPによると、この「古典パンダ展」は《奈良市街のあちこち(約50ヶ所)で地元の作家を中心に個展が同時に開催されます。奈良のまちをマップ片手に迷って歩いて、足と体でアートを体験してください。※各会場で会期が異なります》というものだ。メインとなる会期は10月2日(土)~11日(月)で、開催エリアは今井町など橿原市内のほか、ならまち、奈良きたまち(奈良女子大学界隈)、田原(奈良市東山間部)、学園前など。
※産経ニュース(10/3)
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/nara/101003/nar1010030415000-n1.htm

若林さんにいただいたパンフレットには《30名以上のアーティスト達が 橿原・今井町で同時に個展を開催!! メイン会期 10月2日(土)~10月11日(月・祝) 芸術の秋!! 絵画、立体、インスタレーション(=空間芸術)などなど… 様々な現代アートの個展を無料(一部、飲食店の会場を除く)でお楽しみ頂けます。橿原市・今井町近郊では、 初めての大きな規模のアートイベントです》(=トップ画像)。
http://www.nara-art-prom.com/artist/

※追記:以下の写真は、若林さんが10/7(木)に撮影されたもの


町屋に展示される現代アート作品


地元小学校の全校生徒が、写生会で今井町を訪れた


奈良芸術短期大学(橿原市久米町)の1年生・約30人も、キャンバスを広げた

橿原エリアの個展会場は、重要文化財の旧米谷家など、歴史的建築物の複数の町家で約30名の作家の展示がある今井町をはじめ《ギャラリー間、カフェ・ド・サガン、奈良県社会福祉総合センター、イオンモール橿原アルル サンシャインコート、MAGIC MALLET(桜井)、おふさ観音》など。
※橿原エリア個展会場の作家名、会期、場所などの情報はこちら
http://homepage3.nifty.com/ofusa/kashiharaaria.html



今井まちなみ再生ネットワークのブログには《今井町の町家の中でも展示があります。これを機会に今井町に。ゆったりとした気持ちの中で穏やかに散歩するには最高の町ですよ~》とある。
http://imai.narasaku.jp/e26979.html

平城遷都1300年記念事業協会のHPによると、奈良アートプロムでは、このほか、以下のようなイベントが行われる予定である。
http://www.1300.jp/event/detail/roam/reve100909-2.html

1.NAP 招待作家展 2010 しりあがり寿 『オヤジ山水』
縦横無尽のしりあがりワールド!桃山時代建立の日本建築の中で、作家が描くオヤジ達が、おごそかに軽やかに、宙を飛び跳ねます。
○会期:10月2日(土) ~ 11 日(月・祝)ただし4日(月) 休館
○時間:10:00 -19:00 ( 初日13:00~ 最終日~17:00)
○会場:国際奈良学セミナーハウス(旧世尊院)
○入場料:500円-(小学生以下無料) NAP オリジナルT シャツ付き特別チケット2900円- ( 小学生以下2400円)

2.NAP ワークショップ 2010 【西尾美也 ぶつぶつぞうふくワークショップ】
古着をぶつぶつ切り分けて、仏像の服を作る。服の機能を増幅して、いろんな形の服を作る。現在国内外で活躍する現代美術家:西尾美也が、「奈良の仏像に古着で作った服を着せよう!」と提案。「古」と「新」を同時に体感する中で、こども達はいったいどんな服を創るでしょうか。
○会期:10月3日(日)
○時間:10:00 - 17:00 (ランチ休憩1時間)
○会場:奈良県立図書情報館 1F 交流ホール
参加者を募集しています。詳細は NAP 実行委員会0742-26-1001 まで。

3.NAP グループ展 2010『ザ・great 盆地フロンティア』
築50年の廃屋ビルを会場に、公募で選ばれた新進気鋭の9作家が一堂に会し、『ザ・great 盆地フロンティア』のテーマのもとそれぞれの世界を表現します。
○会期:10 月2日(土)~ 11 日(月・祝)会期中無休 入場無料
○時間:10:00 -19:00
○会場:カイナラタクシー綿町ビル

4.その他
NAP 2010 音楽イベント「しりあがり現象!」、NAP オミヤゲ展2010

中身はあまりよく分からないが、いかにも若者たちが考えたバラエティ豊かで不思議なイベントである。このイベントは、今年の1回きりではなく、ビエンナーレ(2年に一度)~トリエンナーレ(3年に一度)のお祭りとして、将来も続けて行くということだから、頼もしい。奈良県下では珍しい現代アートの大イベント、ぜひ足を運んでやって下さい。
コメント (10)
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Topic 9/25(土)、堂本剛が僧侶と対談

2010年09月24日 | お知らせ
きみとあるけば (角川文庫)
伊集院 静,堂本 剛
角川書店

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当ブログ読者で、堂本剛ファンのあやめさんから、こんな情報をいただいた。
《9月25日(土)23:45~24:15 NHK教育テレビにて、大阿闍梨・塩沼亮潤氏と堂本さんが「現代人のこころ」をテーマに対談する番組、『ココロ見』が放送されます。ご存知だと思いますが塩沼氏は大峰山千日回峰行を達成された方で、番組のロケ地も吉野山中。ぜひ皆さんにも見てもらえればと思いコメントさせて頂きました》。
http://www.nhk.or.jp/tamago/program/20100925_02_doc.html

ザテレビジョンのニュース(9/1付)によると《堂本がNHK教育に出演するのは初めてのこと。番組では、堂本の故郷である奈良で行った僧侶との対談を通して、これまでテレビで語ることのなかった“自分自身”について告白する。同番組は、「現代人のこころ」をテーマに、アーティストの堂本が、住職の塩沼亮潤氏(42歳)と奈良・吉野山中で対談するドキュメント。「人生とは?」「己とは?」「人間関係」「いのち」といったテーマを、縦横無尽に、時にゆったりと、時に真面目に語り尽くす。また、道中ではベンチでの休憩トークなど、楽しいミニコーナーもある》。
http://news.walkerplus.com/2010/0901/22/

《悟りの世界で生きる僧侶と現代の若者が、「人生」や「こころ」について語り合ったらどうなるかと思い企画したという。堂本については雑誌記事やライブなどで、堂本本人が「人生」「愛」「いのち」「生きる大切さ」など、人として普遍的なテーマを語っていることから、以前からとても気になっていた存在だったと明かす。そんな堂本にオファーしたところ、本人も「そろそろテレビで“自分”について話してみたいと思っていた」と、快く引き受けてくれたそう》。

ずーっといっしょ。 (角川文庫)
伊集院 静,堂本 剛
角川書店

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《一方、塩沼氏は、仙台市の住職で、1300年間で2人目の超人的修行とも言われる、奈良・吉野山千日回峯行を達成した人物。1日48km、高低差 1300mの山道を毎日16時間で往復するという修行を9年に渡って続けたという。番組のロケも、塩沼氏が修行した吉野山の行者道で行われた。全く異なった人生を歩んできた2人だが、奈良という土地の「縁」もあり、お互い初対面であるにもかかわらず、対談は楽しい雰囲気で進んだ》。

《山中での対談では、お互いの歩んできた人生についてのほか、青春時代や恋愛、音楽などの話で熱く盛り上がり、芸能界の第一線で生きる辛さを経験してきた堂本と、生死をさまよう修行を乗り越えてきた塩沼氏は、意外なほどのお互いの共通点を感じたという。また堂本は、アイドルとして外に出している自分と、本当の自分とのギャップに苦しんだ時期があったことにも触れ、これまでテレビでは明かされることのなかった「自分自身」について語る。最後に2人は「これからをどう生きるか」という未来への展望も明らかにしていく》。

若いタレントと大阿闍梨の対談とは、異色の取り合わせだ。奈良市出身の堂本剛は「奈良市特別観光大使」で、テレビや雑誌などでよく奈良のことを紹介してくれる。とかく「小難しい」「楽しくない」と言われがちの奈良を若者にアピールしてくれる、貴重な存在である。ぜひ番組をご覧いただきたい。
コメント (2)
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