私の勤務先の社食(社員食堂)は、毎月16日が「地産地消の日」である。先月からスタートし(8/19=初回のみ)、昨日(9/16)が第2回だった。初回の様子が奈良新聞(8/20付)に掲載されている。見出しは《社食から地産地消を 箸も吉野産ヒノキに》だ。
http://www.nara-np.co.jp/20100820132824.html
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/e7/df3e8a4c52bbcc12fcd2d1c871b80591.jpg)
美味しさをアピール(8/19の記者発表会)
《食の地産地消を推進しようと、南都銀行は19日、本店(奈良市橋本町)と事務センター(同南京終町)の従業員食堂で、県認定の大和野菜など県産食材を使った定食と丼ぶりの提供を始めた。職員限定。今後は毎月16日を「地産地消の日」と決め、当日限定で定食を販売するほか、プラスチック箸を吉野産ヒノキの間伐材で作った割り箸に変える。丼ぶりは通常メニューに加える》。地産地消の日を提案したのは、バリュー開発部副部長で、観光企画室長を兼務するSくんである。これは大ヒット企画だ。
http://www.nantobank.co.jp/news/pdf/news1008101.pdf
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/b7/e21722c952b767c3cd68841548d2725c.jpg)
吉野産ヒノキの割り箸
メニューは2種類ある。1つは「大和(やまと)定食」で、これは月1回、地産地消の日のみの提供である。もう1つは「大和丼」で、これは毎日提供される(丼メニューは月替わり)。箸は、環境に優しい吉野ヒノキの割り箸だ。丸太を挽いたあとに残る端材(はざい)や間伐材を有効利用した「エコ商品」である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/02/c2f5213b40d9c1dc8ba166b1411618f7.jpg)
8月の大和定食。メインは大和肉鶏(やまとにくどり)の夏野菜あんかけ
《8月の定食は、大和肉鶏の夏野菜あんかけ▽水菜のサラダ▽黒米入りご飯▽三輪素麺のすまし▽奈良漬―の5品で700円。丼ぶりはヤマトポークのカツ丼で550円。全ての料理に県産食材を使用し、メニューは月替わり》。鶏肉はもちろん、野菜、米、すまし汁の具材、漬物まで、すべて奈良県産にこだわるという徹底ぶりだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/86/1f9e39eba508d35a2a187663ba75214c.jpg)
ヤマトポークのカツ丼(8/19~9/30まで)
《同行によると、本店と事務センターで販売されるすべての食事の平均配膳数は、それぞれ200食と230食だが「新メニューの販売数は未知数」という》。結局この日、本店食堂では用意された40食の大和定食が、午後1時頃に完売した。売れ行きは上々であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/14/68d14c7f5ea3b21b51b562edae1d78a6.jpg)
慎重な面持ちで試食される山ノ内奈央さん(奈良県農林部マーケティング課)
《試食に訪れた県農林部マーケティング課の山ノ内奈央さんは「彩りが良く味付けもおいしい。地元の食材に対する関心が、働く人の間で高まることに期待したい」。取り組みを企画したバリュー開発部の今西武史部長は「銀行ではめずらしい企画。地元で地産地消を推進するきっかけづくりになれば」と話している》。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/78/be11d00191932f4eee89baf8c836bf6b.jpg)
9月の大和定食のメイン料理・ヤマトポークの和風おろしソテー(トップ写真とも)
私の同僚でも、地場産品に対する関心が薄い人が多い。「大和肉鶏」という固有の品種名(「名古屋コーチン」などと同じ)を、大和地鶏と言いかえたり、「ヤマトポーク」を大和豚などと平気で言う。ましてや「下北春まな」「結崎(ゆうざき)ネブカ」「千筋(せんすじ)みずな」などの大和野菜は、名前を聞いたことがない、という人も多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/04/b015ef84f4a3fe1436194246ebe2bcae.jpg)
ナスのホイル包み焼き(9月の大和定食から)
地産地消の日をきっかけに、従業員の家庭の食卓が、美味しくて安心・安全な奈良県産の農畜産物で満載になることを期待している。
http://www.nara-np.co.jp/20100820132824.html
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/e7/df3e8a4c52bbcc12fcd2d1c871b80591.jpg)
美味しさをアピール(8/19の記者発表会)
《食の地産地消を推進しようと、南都銀行は19日、本店(奈良市橋本町)と事務センター(同南京終町)の従業員食堂で、県認定の大和野菜など県産食材を使った定食と丼ぶりの提供を始めた。職員限定。今後は毎月16日を「地産地消の日」と決め、当日限定で定食を販売するほか、プラスチック箸を吉野産ヒノキの間伐材で作った割り箸に変える。丼ぶりは通常メニューに加える》。地産地消の日を提案したのは、バリュー開発部副部長で、観光企画室長を兼務するSくんである。これは大ヒット企画だ。
http://www.nantobank.co.jp/news/pdf/news1008101.pdf
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/b7/e21722c952b767c3cd68841548d2725c.jpg)
吉野産ヒノキの割り箸
メニューは2種類ある。1つは「大和(やまと)定食」で、これは月1回、地産地消の日のみの提供である。もう1つは「大和丼」で、これは毎日提供される(丼メニューは月替わり)。箸は、環境に優しい吉野ヒノキの割り箸だ。丸太を挽いたあとに残る端材(はざい)や間伐材を有効利用した「エコ商品」である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/02/c2f5213b40d9c1dc8ba166b1411618f7.jpg)
8月の大和定食。メインは大和肉鶏(やまとにくどり)の夏野菜あんかけ
《8月の定食は、大和肉鶏の夏野菜あんかけ▽水菜のサラダ▽黒米入りご飯▽三輪素麺のすまし▽奈良漬―の5品で700円。丼ぶりはヤマトポークのカツ丼で550円。全ての料理に県産食材を使用し、メニューは月替わり》。鶏肉はもちろん、野菜、米、すまし汁の具材、漬物まで、すべて奈良県産にこだわるという徹底ぶりだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/86/1f9e39eba508d35a2a187663ba75214c.jpg)
ヤマトポークのカツ丼(8/19~9/30まで)
《同行によると、本店と事務センターで販売されるすべての食事の平均配膳数は、それぞれ200食と230食だが「新メニューの販売数は未知数」という》。結局この日、本店食堂では用意された40食の大和定食が、午後1時頃に完売した。売れ行きは上々であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/14/68d14c7f5ea3b21b51b562edae1d78a6.jpg)
慎重な面持ちで試食される山ノ内奈央さん(奈良県農林部マーケティング課)
《試食に訪れた県農林部マーケティング課の山ノ内奈央さんは「彩りが良く味付けもおいしい。地元の食材に対する関心が、働く人の間で高まることに期待したい」。取り組みを企画したバリュー開発部の今西武史部長は「銀行ではめずらしい企画。地元で地産地消を推進するきっかけづくりになれば」と話している》。
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9月の大和定食のメイン料理・ヤマトポークの和風おろしソテー(トップ写真とも)
私の同僚でも、地場産品に対する関心が薄い人が多い。「大和肉鶏」という固有の品種名(「名古屋コーチン」などと同じ)を、大和地鶏と言いかえたり、「ヤマトポーク」を大和豚などと平気で言う。ましてや「下北春まな」「結崎(ゆうざき)ネブカ」「千筋(せんすじ)みずな」などの大和野菜は、名前を聞いたことがない、という人も多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/04/b015ef84f4a3fe1436194246ebe2bcae.jpg)
ナスのホイル包み焼き(9月の大和定食から)
地産地消の日をきっかけに、従業員の家庭の食卓が、美味しくて安心・安全な奈良県産の農畜産物で満載になることを期待している。