今朝(11/19)の産経新聞奈良版に、「完全甘柿のルーツ 御所柿 今秋もたわわ」の見出しで、私が「御所柿を食ひし事」(11/14)としてブログにアップした米田弘(こめだ・ひろむ)さん宅の御所柿(ごしょがき)が、カラー写真とともに紹介された。本文を転記すると、
※写真は、すべて米田さんが栽培した御所柿。11/9に撮影

御所市三室の米田弘さん(74)方で、御所市が原産で完全甘柿のルーツといわれる「御所(ごしょ)柿」が今年もたわわに実をつけた。珍しい柿を一目見たいと見学に訪れる人もいるといい、米田さんは「喜んでくれる人がいるのでうれしい」と話している。

県によると、御所柿は1600年代に御所で生まれた柿。果実に種子が入っても入らなくても樹上で自然に甘くなる完全甘柿のルーツとされ、品質が優れているため将軍家などに献上されていた。着果が不安定なことから経済栽培されなくなっていたが現在は出荷も行われ、御所の柿産地振興の取り組みも行われている。

米田さんは果樹栽培の経験はなかったが、約10年前に転居した際、現在の自宅の庭に「本御所」と呼ばれる柿の木があったことから、知り合いなどに聞いて栽培。樹齢約40年という木は例年200個ほどの実を付け、今年は300個あまりもの実がなった。別の1本も、80個ほどの実がなっている。

米田さんは出荷はしていないがシーズンのたび、知人らに実を届けたり、自宅を訪れた人たちにプレゼントすることも。「手入れをしっかりやれば実がなる。見学に来て、喜んでもらえるとうれしい」と話している。

「珍しい柿を一目見たいと見学に訪れる人もいる」とは、私のことか。昨夜、奈良町のならどっとFMで「たまゆらα」(提供:ダイシン化工)という30分番組の「奈良の謎」コーナーの収録があったので、米田さんにいただいた御所柿を持参した。本番中に、パーソナリティの大道ランさんに食べていただいたところ「これは甘い! 江戸時代に、こんな甘い柿があったなんて…」とビックリ仰天されていた。その模様は12/5(金)10:30と12/9(火・再放送)21:00にオンエアされる。

一部報道で「今年は不作」とされていたが、米田さん宅では鈴なりに実が成っている。正岡子規が「柿食へば…」という俳句に詠み、また「くだもの」という随筆にも書いた御所市原産の御所柿。ご当地名物として、たくさん出荷していただきたいものだ。
※写真は、すべて米田さんが栽培した御所柿。11/9に撮影

御所市三室の米田弘さん(74)方で、御所市が原産で完全甘柿のルーツといわれる「御所(ごしょ)柿」が今年もたわわに実をつけた。珍しい柿を一目見たいと見学に訪れる人もいるといい、米田さんは「喜んでくれる人がいるのでうれしい」と話している。

県によると、御所柿は1600年代に御所で生まれた柿。果実に種子が入っても入らなくても樹上で自然に甘くなる完全甘柿のルーツとされ、品質が優れているため将軍家などに献上されていた。着果が不安定なことから経済栽培されなくなっていたが現在は出荷も行われ、御所の柿産地振興の取り組みも行われている。

米田さんは果樹栽培の経験はなかったが、約10年前に転居した際、現在の自宅の庭に「本御所」と呼ばれる柿の木があったことから、知り合いなどに聞いて栽培。樹齢約40年という木は例年200個ほどの実を付け、今年は300個あまりもの実がなった。別の1本も、80個ほどの実がなっている。

米田さんは出荷はしていないがシーズンのたび、知人らに実を届けたり、自宅を訪れた人たちにプレゼントすることも。「手入れをしっかりやれば実がなる。見学に来て、喜んでもらえるとうれしい」と話している。

「珍しい柿を一目見たいと見学に訪れる人もいる」とは、私のことか。昨夜、奈良町のならどっとFMで「たまゆらα」(提供:ダイシン化工)という30分番組の「奈良の謎」コーナーの収録があったので、米田さんにいただいた御所柿を持参した。本番中に、パーソナリティの大道ランさんに食べていただいたところ「これは甘い! 江戸時代に、こんな甘い柿があったなんて…」とビックリ仰天されていた。その模様は12/5(金)10:30と12/9(火・再放送)21:00にオンエアされる。

一部報道で「今年は不作」とされていたが、米田さん宅では鈴なりに実が成っている。正岡子規が「柿食へば…」という俳句に詠み、また「くだもの」という随筆にも書いた御所市原産の御所柿。ご当地名物として、たくさん出荷していただきたいものだ。