tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

若草山焼き、1月24日(土)開催!(2015Topic)

2015年01月24日 | お知らせ


恒例の若草山焼き、最近は「1月第4週の土曜日」に行われるので、今年は今日(1/24)が開催日だ。奈良市観光協会のHPによると、

若草山焼き 平成27年1月24日(土)
毎年1月の第4土曜日に行われる若草山の山焼きは、奈良市内を見下ろす標高342mの若草山に火をつけ、山全体を燃やす早春を告げる奈良の一大行事です。これは春日大社、東大寺、興福寺の神仏が習合し、先人の鎮魂と慰霊、さらには奈良全体の防災と世界の人々との平安を祈るものです。

山焼きは約200発もの打ち上げ花火の合図の後、33ヘクタールの草地に一斉に火がつけられます。その燃え盛る炎は、奈良の冬の澄んだ夜空を赤く染め、山全体が浮かび上がる姿は壮観です。近年では、山焼き開始前に打ち上げられる奈良県最大級の奈良礼讃大花火が、日本でも珍しい冬の打ち上げ花火として、人気も高まりつつあり、山焼きの伝統行事と途と共に、必見の価値ありです。

開催日時
2015年1月24日(土)18:15~花火 18:30~山焼き点火(点火不能の場合は1月31日に延期)
開催場所
奈良公園内 若草山一帯
アクセス
JR・近鉄奈良駅から奈良交通バス市内循環外回り「大仏春日大社前」下車、山麓まで徒歩約15分。
ビューポイント
山焼きは奈良公園(新公会堂前、春日野園地、飛火野など)からもご覧いただけますが、若草山麓では迫力満点の炎を、平城宮跡あたりからもきれいにご覧いただけます。

行事の流れは、以下のとおりだ。

春日の大とんど(13時~18時)
飛火野に火炉(5m×5m、高さ3m)を設置し、正月に神社に持ち込まれた古いお札やお守り、注連縄飾りなどをお焚き上げします。当日の会場への直接の持ち込みも可能です。また、ダイオキシンが発生しないようお札・お守りなどからビニールを除去する選別作業を事前に実施し、環境にも配慮した大とんどにしています。
御神火奉戴祭(16時45分)
春日の大とんどより御神火をもらいうけます。
聖火行列出発(17時05分)
金峯山寺の山伏による法螺衆に先導され、若草山焼きに関係のあった奈良奉行所の役人を加え、総勢45名が厳粛な時代行列を行います。
〔聖火行列順〕雅楽道楽-僧兵-奈良町奉行所役人-金峯山寺法螺衆-興福寺-東大寺-春日大社
水谷神社松明点火(17時15分)
水谷神社能舞台付近に設けた松明点火場で、春日の大とんどの聖火を松明に点火します。
野上(のがみ)神社 祭典(17時45分)
聖火行列が野上神社のかがり火に点火。先ずは、春日大社の山焼き行事の無事を祈願する祭礼。続いて、その法楽として東大寺・興福寺の読経中、かがり火から松明に火を移した後、山麓中央に設けた大かがり火に点火します。
大花火打ち上げ(18時15分)
若草山焼きの花火は県内唯一の「尺玉」花火が打ち上げられます。今回も迫力のある花火は、新春の奈良の夜空を彩ります。
山焼き一斉点火(18時30分)
奈良市消防団(約300人)が、山麓中央の大かがり火から松明に火を移し、若草山の正面に火を運びます。法螺貝・ラッパ・号砲の合図で約33㌶、周囲3800mの草地に一斉点火します。

平城宮跡とか、奈良公園の浮雲園地(新公会堂のあたり)で見る人が多いが、昨年(2014年)、私は団体客を若草山麓に案内し、目の前で花火と山焼きを観覧した。やはり、ここで見ると、大迫力だ。花火の火薬の匂いや破裂音、ススキなどが燃える匂いや熱が伝わってくる。ここまで歩くのは結構大変だが(帰りが混雑する)、時間に余裕のある方にはお薦めだ。なお周辺では交通規制(PDF)が行われるし、駐車場がないので、公共交通機関でお訪ねいただきたい。

皆さん、今年も山焼きを楽しんでください!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする