今年(2015年)、奈良県はインバウンド元年。県は2020年の東京オリンピック開催および日本書紀編纂1300年をにらみ、2015年度当初予算において、外国人観光客の増加に向け「県外国人観光交流館」(旧猿沢荘)の整備、多言語ガイドブックの制作を初めとするインバウンド強化策を打ち出した。
県の施策に沿う格好で、民間企業も頑張っている。近鉄と奈良交通はタッグを組み、外国人観光客向けのサービスを拡充した。奈良交通バス乗り放題のパス、中国語などが話せるスタッフの配置、外国語音声ガイド端末の無料貸し出しなどがそれだ。両社のニュースリリース(PDF)によると、
近畿日本鉄道株式会社(以下「近鉄」)と奈良交通株式会社(以下「奈良交通」)では、近年増加が著しいインバウンド旅客の誘致強化に向けた様々な取り組みを進めています。この一環として、インバウンド旅客の人気が高い大阪・奈良・京都エリアにおいて、以下の施策を実施し、インバウンド旅客の更なる誘致を図ってまいります。
1.インバウンド専用商品の追加(近鉄+奈良交通)
■「KINTETSU RAIL PASS 1day(大阪-奈良-京都)」(大人1,500円、小児750円)
■「KINTETSU RAIL PASS 2day(大阪-奈良-京都)」(大人2,000円、小児1,000円)
関西へのインバウンド旅客の玄関口である大阪・京都と、古都奈良を便利に周遊頂ける訪日旅行者向けパスとして、海外や空港にて平成27年3月 1 日(日)より発売します。大阪難波駅~近鉄奈良駅、京都駅~筒井駅などの近鉄線と、奈良公園・西の京・法隆寺エリアの奈良交通バスが乗り放題です。
2.外国語での案内サービスの拡充(近鉄)
・大阪難波駅、近鉄奈良駅、京都駅、大阪阿部野橋駅に「駅コンシェルジュ」として、外国語(主に中国語)が話せるスタッフを平成27年2月18日(水)より配置し、近鉄電車のご利用案内や特急券・お得なきっぷの購入補助、周辺観光案内を行います。
・外国語対応を強化するため、翻訳アプリを搭載したタブレットを平成27年1月28日(水)から主要駅に配備しています。また、平成26年10月1日(水)からは、一部の駅で、電話による通訳サービスも行っています。
3.定期観光バスに外国人観光客対応ツールを導入(奈良交通)
スマートフォン様式音声端末を利用した外国語音声案内機器の無料貸出を平成27年2月12日(木)から開始し、下車観光時に便利なルートマップも同日から配付します。
定期観光バスのルートマップはカラフルで楽しく、周辺の飲食店や土産物店まで紹介されていて、とても便利なマップである。
奈良の街を歩いていると、たくさんの外国人観光客とすれ違う。東大寺では「ここは本当に日本?」と錯覚を起こすほど、外国人拝観者が多い。中国、台湾、韓国人はもちろんだが、奈良にはフランス人、ドイツ人、スペイン人などヨーロッパやオーストラリア、アメリカからの観光客も目につく。
ぜひ、外国からのお客さまには近鉄&奈良交通のこんなサービスを利用して、奈良観光をお楽しみいただきたいものである。
県の施策に沿う格好で、民間企業も頑張っている。近鉄と奈良交通はタッグを組み、外国人観光客向けのサービスを拡充した。奈良交通バス乗り放題のパス、中国語などが話せるスタッフの配置、外国語音声ガイド端末の無料貸し出しなどがそれだ。両社のニュースリリース(PDF)によると、
インバウンド旅客の誘致強化に向けたサービスを拡充
~大阪・奈良・京都を便利に周遊できるパスの発売や、外国語案内サービスなど~
近畿日本鉄道株式会社(以下「近鉄」)と奈良交通株式会社(以下「奈良交通」)では、近年増加が著しいインバウンド旅客の誘致強化に向けた様々な取り組みを進めています。この一環として、インバウンド旅客の人気が高い大阪・奈良・京都エリアにおいて、以下の施策を実施し、インバウンド旅客の更なる誘致を図ってまいります。
1.インバウンド専用商品の追加(近鉄+奈良交通)
■「KINTETSU RAIL PASS 1day(大阪-奈良-京都)」(大人1,500円、小児750円)
■「KINTETSU RAIL PASS 2day(大阪-奈良-京都)」(大人2,000円、小児1,000円)
関西へのインバウンド旅客の玄関口である大阪・京都と、古都奈良を便利に周遊頂ける訪日旅行者向けパスとして、海外や空港にて平成27年3月 1 日(日)より発売します。大阪難波駅~近鉄奈良駅、京都駅~筒井駅などの近鉄線と、奈良公園・西の京・法隆寺エリアの奈良交通バスが乗り放題です。
2.外国語での案内サービスの拡充(近鉄)
・大阪難波駅、近鉄奈良駅、京都駅、大阪阿部野橋駅に「駅コンシェルジュ」として、外国語(主に中国語)が話せるスタッフを平成27年2月18日(水)より配置し、近鉄電車のご利用案内や特急券・お得なきっぷの購入補助、周辺観光案内を行います。
・外国語対応を強化するため、翻訳アプリを搭載したタブレットを平成27年1月28日(水)から主要駅に配備しています。また、平成26年10月1日(水)からは、一部の駅で、電話による通訳サービスも行っています。
3.定期観光バスに外国人観光客対応ツールを導入(奈良交通)
スマートフォン様式音声端末を利用した外国語音声案内機器の無料貸出を平成27年2月12日(木)から開始し、下車観光時に便利なルートマップも同日から配付します。
定期観光バスのルートマップはカラフルで楽しく、周辺の飲食店や土産物店まで紹介されていて、とても便利なマップである。
奈良の街を歩いていると、たくさんの外国人観光客とすれ違う。東大寺では「ここは本当に日本?」と錯覚を起こすほど、外国人拝観者が多い。中国、台湾、韓国人はもちろんだが、奈良にはフランス人、ドイツ人、スペイン人などヨーロッパやオーストラリア、アメリカからの観光客も目につく。
ぜひ、外国からのお客さまには近鉄&奈良交通のこんなサービスを利用して、奈良観光をお楽しみいただきたいものである。
> 最近、気付きから行動へと、会社も個人も変わって
> きました。どんどんどん良くなっている実感があります。
1/22のセミナーで、県のご関係者は「今はインバウンド夜明け前。夜明け前が一番暗い」とおっしゃっていましたが、こないだの県当初予算を見ても、そろそろ夜が明けてきたような実感があります。
> 構築資金や、管理・運営の人員配置、ネイティブスタッフの存在など
> 大変でしょうが、早期に行政主導でお願いできたらと切望いたします。
行政は行政の、民間は民間の使命があります。ウチも着々と準備していて、近日中に大々的に発表できると思います。ご期待ください。