鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

謹賀新年 金鶏 

2011年01月01日 16時52分52秒 | 
謹啓というのは手紙の冒頭に書くけれど、同じキンケイでも画像の金鶏は豪奢な装いと鋭い目付きで、へりくだるイメージは全くない。この金鶏は中国の高地に生息するキジの仲間だそうだ。金髪のような頭に古代エジプトの頭巾を想わせる飾り羽、それに赤に青に緑に黄色の羽毛、長い尾羽のしぶい模様とどこをとってもすごい。昨年神戸の花鳥園で撮った。韓流ドラマの『チャングムの誓い』で出てきたのを思い出す。明の使者をもてなすために、珍鳥の金鶏料理を出す予定が逃がしてしまい騒動になるのだった。

卵を食べるならまだしも、こんなデラックスな鳥は眺めて楽しむべきものだろう。花鳥園ではケージに入れるのではなく放し飼いにしていた。こんな鳥を飼って、時折眺める生活をしたいなどと、つい思ってしまった。そんな生活はやってこないだろう。ウチのペットは、ボウフラ退治に求めたヒメダカ以外は川からさらってきた野生の小魚にサワガニにザリガニにクサガメ。見た目に美しいものが欲しいという気はときどき起こる。しかし我慢人生こそ我が人生。mottainai信念は貫きたいとも想う。

同音異語ネタを無理やり文章にしてしまう苦し紛れの年明けブログになった。本年もよろしくお付合い下さい。    とんび

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハヤブサがハトを襲うシーンに遭遇

2010年11月17日 23時02分13秒 | 
しばらくブログを書かなかったので文章リハビリに今日の出来事をひとつ。ハヤブサが高速道路の橋脚に巣くうことで、知る人ぞ知る有名なポイントがある。以前そこの近くで、捕らえたハトの羽を地面に降りてむしっているハヤブサを見たことがあった。今日は群れて飛ぶドバトに突っ込んでいくハヤブサを見つけた。

急ぐ用事で車を走らせていたのではなかったから、わき道に入って停まり双眼鏡で覗いてみた。ハトの群れは30羽くらいだったが、一直線にどこかに飛び去るかと思いきや、旋回しながら高く昇っていく。ハヤブサは群れに突っ込んでいくのに一羽も捕まらない。ハトの方が上手でひらりひらりと攻撃をかわす。群れから外れた一羽を追いかけるわけでもなく、突っ込み方も場当たり的で頼りない。ハトがハヤブサを小ばかにしている様子。

たぶん今年生まれで独り立ちしたばかりの未熟モノなのだ。結果ハトの群れに引き離されて、バツ悪くトンビのように旋回していた。それも翼が少し短いのでトンビほど悠然とした感じがなくて、時々パタパタと羽ばたいたりして、つい応援したくなるハヤブサだった。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする